トマトがすごく安かった!お隣さんからたくさんもらった!なんて時は、嬉しい反面どうやって消費しようかな~という悩みもありますよね。
トマトは水分が多いですからそれほど日持ちしません。
腐らないうちに美味しく食べきってしまいたいけれど、一度にたくさん使うのは難しい・・・そんな時は思い切ってドライトマトを作りましょう!
このページではドライトマトの作り方や保存についてご紹介していきます。
ドライトマトの作り方
ちょっとおしゃれなイメージのあるドライトマト。
自宅で手作りして食卓に出したら「おっ!?」ってなりますよね^^
うまみがギュッと詰まったドライトマトは、見た目だけでなく味も良いのでトマトの新しいおいしさを発見できるかもしれません^^
ドライトマトを作るなんて難しそう!と思われるかもですが、実はとっても簡単なので大丈夫。
普通の大きなトマトですと乾燥するまでに時間がかかりますので、初めてならミニトマトの方が作りやすいです。
さっそくドライトマトの作り方を見ていきましょう。
ここではトースター・電子レンジ・天日干し3つの方法をご紹介します。
■トースター
オーブントースターのバットにクッキングシートを敷き、半分にカットしたミニトマトを切り口が上になるように並べ軽く塩を振ります。
庫内にバットを入れたらトースターを120度にセットし、まずは1時間くらい乾燥焼きさせます。
もしも部分的に焦げそうなら温度を100度に下げましょう。
30分くらい経ったら一度出して、流れ出た水分をキッチンペーパーで吸い取っておくとよいです。
2時間くらい焼くとセミドライくらいの乾燥具合になります。
温度を80度に下げてあと30分~1時間程度長く焼くとよりしっかりと乾燥したドライトマトになりますので、お好みの状態になるまで乾燥焼きをしたらできあがり。
普通のオーブンでも同じようにドライトマトを作る事ができます。
■電子レンジ
耐熱皿にオーブンシートを敷き、半分にカットしたミニトマトを切り口が上になるように並べ軽く塩を振ります。
ラップなしで電子レンジにかけ、まずは5分加熱。
電子レンジの扉を開けてトマトから出た水蒸気を出したら、また同じように5分加熱。
あとは様子を見ながら、トマトの水分がほぼなくなるまで電子レンジ加熱してください。
量にもよりますが、だいたい15~20分程度で乾燥すると思います。
出来上がったら取り出して、そのまま冷めるまで放置し残りの水分を飛ばします。
■天日干し
ミニトマトを半分にカットして切り口を上にし、ざるに並べ軽く塩を振ったら天日干ししましょう。
夕方になったら室内に取り込み、また次の日外に出して干します(雨の日は外に出さないでくださいね)
たまに裏表をひっくり返すと全体がムラなく乾きやすくなります。
天気や湿度によっても違いますが、3~4日程度で大体乾くと思います。
天日干しの場合ちょっと心配なのは虫。
ざるのまま干してもいいのですが、やはり虫もくっつきますので小まめにチェックする必要があります。
とりあえず虫がたかるのは防ぎたいですから、天日干し用のネットを使うのがおすすめ。
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たくさん干せますし、ネットの中なのでハエなどはさすがに入ってこれないですから安心です。
このネットがあれば干し野菜やドライフルーツも作れますので、1つそろえておくと何かと重宝します。
ウチでも使っていますが、特に柿やりんごなどの時期は大活躍しています。
最初から最後まで天日干しでなく、電子レンジやトースターで8割程度乾かした後に天日干しをするというやり方もおすすめです。
別の方法を組み合わせることで乾燥するまでの時間を短縮出来ますし、最後に天日干しすることでさらにうまみも凝縮します。
ドライトマトの保存方法は?
ドライトマトが出来上がったら、その後どうやって保存すればいいのでしょうか?
しっかり乾燥させたドライトマトは、冷蔵・冷凍のほかオリーブオイル漬けなどで保存することができます。
ジップロックに入れて空気を抜き冷蔵庫で保存すれば2~3週間は大丈夫。
同じようにジップロックにいれ冷凍すれば1~2ヶ月はおいしさを保つことができます。
オリーブオイル漬けにするなら、まずは保存瓶を熱湯消毒してしっかり乾かし、ドライトマトと浸かるだけのオリーブオイルを入れて冷蔵庫で保存します。
好みでローレルやニンニク・バジルなどで風味をつけてもマル。
瓶の水気が完全に乾いていないと、カビの元になりますので注意してください。
おわりに
ワタシは生のトマトは食べられないのですが、ドライトマトはなぜか大丈夫。
乾燥させるとトマト独特の青臭さが抜けてうまみが凝縮し、トマト嫌いなのに美味しいなあと感じます。
最近はミニトマトの品種も増えていますので、色々な種類で作って食べ比べてみるのも良いですね。
安売りの時を狙ってせっせと作りストックしておきましょう^^