焼くだけで簡単なおつまみにもなる厚揚げ。
買っておくと夕食の支度をする時間がない時にも重宝しますよね。
でも厚揚げって脂抜きをするのがちょっと面倒だな~と感じることはありませんか?
急いで食事を作らなきゃ!って時は油抜きの工程を省きたくなりますよね。
厚揚げを油抜きする意味はあるのでしょうか?
厚揚げを油抜きする意味は?
料理本などにも必ず記載されている油抜き。
きちんと下ごしらえしたほうがおいしく仕上がるとは思いますが、これが意外とめんどくさい!
厚揚げを油抜きする意味は何なのか?そのメリットをご紹介します。
■味がしみ込みやすい
煮ものなどに使う場合、厚揚げの油抜きをすることで調味料がしみ込みやすくなりますしすっきりと仕上がります。
そのまま使うと厚揚げの油がじゃまして味が中に入るまでに時間もかかりますので、ひと手間かけるとやはり違います。
■ニオイがとれる
油ものは空気に触れて時間が経つほどにどんどん酸化しますから、油抜きをせずに食べると油くささが気になったりすることがあります。
特におつとめ品などのちょっと古くなったものを購入すると、その油くささが鼻につくことがありますので古いものは必ず油抜きするようにしましょう。
油抜きしないままトースターでカリカリに焼いて、大根おろしを添えて食べてみたらやっぱり油っぽい臭いが気になったことがありました。
大根おろしで気にならなくなるかな?と思ったんですが、やはりちゃんとやった方がおいしかったです。
■カロリーオフ
油抜きをするとその分カロリーを減らすことができますので、ダイエット中の方はやった方がよいです^^
■アンチエイジングにも
酸化した油は体の活性酸素を増やして老化を促進するとされていますから、若さをキープしたいなら古い油は体に取り入れない方がマル。
安心して食べるためにも必ず油抜きしましょう!
厚揚げの油抜きの仕方は?
以上の項目で油抜きのメリットを見てきましたが、やはり面倒だと思ってもあの工程を取り入れたほうが体にも負担が少ない上においしく食べられるということがわかったと思います。
では厚揚げの油抜きの仕方はどうしたらいいのでしょうか?
■熱湯を両面にかけて油抜き
まずは自分がいつもやっている方法をご紹介しますね。
私のやり方は超ズボラです^^
用意するものは厚揚げと菜箸2本。
厚揚げの側面から菜箸2本を位置にぐぐぐーーっと刺します。
中心に2本ではなくちょっと間隔をあけて差し込むと安定します。
左手で厚揚げの刺さった菜箸を持ち、右手でお湯の入ったやかんを持ち厚揚げの表面にかけて油抜きします。
くるっとひっくり返して裏面にも同じようにお湯をかけてください。
その後キッチンペーパーで水分と余分な油をおさえればいい感じで油抜きができます。
キッチンの流しに直接油抜きのお湯を流すので汚すのは菜ばし2本だけで済みますし、差し込むのは豆腐の部分なのでそれほど油でベタベタしません。
ざるに乗せてお湯をかけ油抜きをする方法もありますが、ざるが油まみれになり洗うのが大変なので私はいつもこの方法です。
菜ばしに刺すだけの簡単油抜きをお試しくださいね^^
■鍋を使った方法
鍋に水を入れて沸騰させたら厚揚げを入れてそのまま2~3分茹でてから引き上げ水を切ります。
とにかくしっかり油抜きしたい!という場合はお鍋で煮ています。
やはりお湯をかけるだけよりも油が取れています。
■電子レンジで
水で濡らしたキッチンペーパーで厚揚げを包んでお皿に乗せたら電子レンジで30秒~1分程度チンします。
少し熱が冷めるまでそのまま放置しておくとペーパーに油がしみ込み油抜き完了です。
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以上3つの方法をご紹介しました。
ウチでは普段の油抜きはサイバシを使った方法で、今日は時間がない!って時は電子レンジで、今日はしっかり油抜きしたいという時はお鍋を使うというふうにしています。
ウチの近所にはお豆腐屋さんがあるのですが、そこで買うものは作りたてなので油抜きせずにそのまま使ってしまうかキッチンペーパーで軽く押さえる程度にしています。
油抜きをすることは料理する上で大事ですがそれよりもなるべく新鮮なもので安心な材料で作られたものを選ぶもの大切だなと思います。
スーパーで厚揚げを買う時も裏面の原料表示を必ず確認して、どんな油が使われているのかはもちろん賞味期限などもチェックして日付の新しいものを買うようにしましょう。
おわりに
厚揚げは大好きなので結構頻繁に食べていますが、一番好きな食べ方は厚揚げのマーボ豆腐です。
お豆腐を厚揚げに変えるだけなのですがそれだけでボリュームアップしますし、お豆腐が崩れにくいのでとても切れに仕上がるのが気に入っています。
ひき肉の量もいつもよりちょっと多めに入れてちょっと辛めにすると、より食欲そそるおかずになります^^