蛇口をひねればジャーッと出てくる水道水。
日本では当たり前のことですが、これってめちゃくちゃありがたいことですよね^^
世界各国水はあれど、飲料水として使える日本の水道水はかなり優秀です。
でも毎日生活していると水のありがたさはさておき、飲んでも大丈夫なのかな?という安全性が気になったりもしますよね。
このページでは水道水はホントにそのまま飲んでも大丈夫なのかをはじめ、より安全に飲むための方法についてご紹介します。
水道水は飲んでも大丈夫?
水道水を飲むとキモチワルイ!お腹壊す!なんていう人もいれば、毎日普通に飲んでる!という家庭もありますので水に関する意見は色々です。
水道水は飲んでも大丈夫なのかな~?と思いながら飲んでるならとっても気になりますよね。
結論から先に言ってしまいますと・・・水道水は飲める基準に達しているので問題はないけれど、自分の家の蛇口から出てくる水となるとまた話は別ってこともあるんです。
例えば東京の水道水。
一昔前なら東京の水はまずい!なんてことがよく言われていましたが、東京都は美味しい水道水にするべく改善され今ではペットボトルにして売られるほどになりました。
その水を飲んでみると、水道水とは思えないくらいホントに普通のミネラルウォーターと変わらず美味しく飲めるんです。
水道局では常に水道水の水質を良好に保つよう浄水処理が行われていますので、飲んでお腹を壊すようなことはありません。
でもそれが各家庭の水道管を通ってくると、最初は美味くて安全だったはずの東京の水も味や質を変えて蛇口から出てくることがあります。
その原因はアパートやマンションにある貯水タンク。
浄水場で作られた水はお住まいの敷地入り口までは水道局の管轄となっていますが、そこから先の貯水タンクになるとその建物の持ち主になります。
集合住宅の貯水タンクや水道管が錆びたり劣化している・掃除をしていないなどですと、その影響で美味しい水も結局はまずくて危険なものになっているということもあるんですね。
こういった理由から、水道水は安全に飲める水だったとしてもコップに注いだときにはその質はどちらなのかわからないというわけ。
古いタイプのアパートやマンション・団地などでは貯水タンクを使っているところが多いですが、最近の新しいマンションなどでは水道直結方式になっていますので少しでも美味しい水を使いたい・飲みたいなら貯水タンクを使っていない住宅を選ぶというのも一つの手です。
水道水を安全に飲むには?
世界的に見ても安全と思われる日本の水道水ですが、やはり残留塩素などをはじめ長期的に水道水を飲むことによって体への影響があるのではないか?って事が気になります。
どうしたら水道水を美味しく安全に飲めるのでしょうか?ここではその方法をご紹介します。
■沸騰させる
水をやかんに入れてフタをしない状態で火にかけ15分沸騰させれば蒸気と一緒に塩素が抜けます。
沸騰させた水は塩素による消毒作用がなくなり雑菌繁殖しやすいため、早めに飲みきるようにしましょう。
■炭を入れる
麦茶ポットなどのピッチャーに水道水と飲料用の炭を入れておくと、味もまろやかで美味しくなります。
炭の量が少なすぎると効果がないので、購入した際に書かれている量を守って使ってくださいね。
■くみ置きしておく
水道水をコップや口の広い鍋に入れて数時間から一晩置いておくと塩素が抜けます。
先ほどご紹介した炭を一緒に入れておくとよいです。
■冷蔵庫で冷やす
先ほどと同じ方法ですが、水を入れて冷蔵庫にくみ置きしても塩素が抜けます。
冷蔵庫に入れて冷やした方がより塩素の臭いを感じにくくなりますし、冷たいぶん美味しく感じます。
麦茶などに使うピッチャーに水を入れて冷やしておくと使う時に便利です。
■麦飯石を使う
ペットボトルなどに水道水と麦飯石を入れて10時間程度置いておくと、カルキや有害物質を吸着・分解し美味しい水になります。
2リットルのペットボトルなら麦飯石500グラム程度が目安。
麦飯石に含まれているミネラルが水の中にとけ出るのでミネラルを補給する意味でもおすすめです。
■レモン汁を入れる
コップに水道水を入れてレモン汁を2~3滴たらすと塩素がなくなります。
このとき使うのは本物のレモン汁。
瓶爪などで売られているポッ○レモンなどでは効果はありませんので、必ず生を使いましょう(レモンによるすっきり感で水のまずさは和らぐかもしれませんが)
おわりに
ウチでは1年中水道水を普通に使っていますが、沸騰させている事もあり特にまずいと感じたことはありません(水道管がキレイなのかな?)
最初の頃はミネラルウォーターを買っていたのですが、何だかその水がどうも美味しくなくてそれ以来水道水にしてしまいました。
飲んでみたら思っていたより変な味もしないので、今は気にせず使っています。
最近は炭や麦飯石を使って味の変化を試してみたり、レモンの輪切りを入れて見た目とさわやかさを楽しんでいます。