ピーマンを使った人気メニューの一つでもあるピーマンの肉詰め。
それほど難しい料理でもないですが、意外と失敗しやすかったりしますよね。
ピーマンと中の肉ダネが焼いているうちにはがれてしまったり、生焼けだったりなどのお悩みは結構多いです。
ピーマンの肉詰めがはがれないよう、うまく焼くにはどうしたらよいのでしょうか?
ピーマンの肉詰めがはがれない方法
せっかく作ったピーマンの肉詰めなのに、中身だけがごろっと取れてしまったりするとガッカリですよね。
ピーマンと肉がはがれる原因として考えられるのは、肉をギュッと押し込んでいなかったり焼くときに肉が縮むどの理由が考えられます。
ここでははがれないようにする方法を6つご紹介します。
■粉をふる
ピーマンの内側に片栗粉または小麦粉を茶こしでふってから、肉ダネをギューーッと詰めてください。
ピーマンの内側全体に粉が付くようにするのがポイントです。
1コずつやるのはめんどくさい!という場合は、ポリ袋にピーマンと粉を入れてシャカシャカ振ると一気に下ごしらえが完了します。
■中身はギュッと詰める
ピーマンの中に肉ダネをふわっと入れると剥がれやすいので、隙間なく押し込めるような感じでギュギュっと詰めてください。
■タネはそのまま
ピーマンを半分にカットしたら、中の種は取らずそのまま肉ダネを詰めると剥がれにくくなります。
白い筋やタネが肉にからみつくので、ピーマンの内側に粉を振らなくても大丈夫。
気になるお味ですが、タネを感じることなく普通に食べることができますよ^^
種にも栄養がありますし、手間も省けて肉も剥がれないという何ともお得な方法です。
■輪切りにする
ピーマンの肉詰めといえばピーマンを縦カットするのが普通ですが、横に輪切りにするという方法もありです。
小さいピーマンなら2等分・大きいピーマンなら3等分に輪切りしたところに肉ダネを詰めます。
薄いので焼けるのも早いですし、一口サイズで食べやすいというメリットもあります。
■チーズ
ピーマンにとろけるチーズを入れてから肉ダネを詰めて焼けば、焼き縮んで隙間が出てもそことチーズが埋めてくれるので剥がれにくくなります。
味もまろやかになりますので、とても美味しいです^^
■丸ごとのまま
半分にカットしたピーマンに肉を詰めるから、焼いたときにコロンと出てしまう・・・
それならばピーマンを丸ごと使う方法もあります。
ピーマンのヘタギリギリに上部をカットしたら、中に肉ダネをギュッと詰めます。
底に空間ができないように詰めるのがコツ。
それをフライパンで転がすようにしながらじっくりと焼きましょう。
途中で水少々を入れて蒸し焼きにすると、中までしっかりと火が通ります。
肉汁も中に閉じ込めることができるのでジューシーに仕上がりますし、食べ応えもあります。
丸ごとピーマンを使うなら、トマトソースで煮込むとより美味しいです。
焼くだけよりもじっくり煮込むことで、生焼けの心配もなくなります。
ピーマンの肉詰めの上手な焼き方は?
ピーマンから肉が剥がれない下準備が終わったら、大事なのは焼き方。
詰め方が良くても、焼き方がダメなら結局ははがれてしまう可能性大。
剥がれず美味しく焼くにはどうしたらよいのでしょうか?
ここではフライパンとオーブンで焼く方法をご紹介します。
■フライパンで
フライパンに油を入れて温めたところに、肉側を下にして焼きます。
焦げ目が付いたらひっくり返し、ピーマン側も焼いたら出来上がり。
剥がれないように下ごしらえしてあれば、肉とピーマンが分離することはないと思います。
でもちょっと心配だな~という時は、肉側片面だけ焼くのもアリです。
先ほどと同じようにフライパンで焼き色を付けたら、少量の水を加えてフタをし蒸し焼きにします。
これならひっくり返さなくても、全体に火が通りやすくなるので、片面焼きでも大丈夫。
■オーブンで
オーブンで焼くメリットはジューシーに焼き上がるところ。
天板に並べたピーマンの肉詰めを、予熱したオーブンに入れてじっくり焼きましょう。
全面からオーブンの熱が加わるので、ひっくり返す必要がないのでラクチン。
ひっくり返して焼くと剥がれそうでコワイ!とか、生焼けが心配という方は、オーブンのほうが安心して作れます。
天板にオーブンシートを敷いておけばくっつきを防げますし、片付けもしやすいです。
焼いている間は手が空くので、その間にソース作りをすれば時間短縮になりますね。
おわりに
ウチでピーマンの肉詰めを作るときはピーマンを輪切りにすることが多いです。
縦カットすると一口で食べられないですし、歯でかみ切りにくいということもあり輪切り派です。
ぱくっと食べやすいのでついいつもよりも食べ過ぎてしまうのがデメリットです^^