ストッキングは引っかけたりなどして、いつの間にか伝線してしまうって事がよくあります。
出かけ先でこれが起こるとホントに困りますよね。
その日に限って替えを持っていなかったり、持っているのに履き替える場所がなかったりとストッキングの伝線は何かとやっかいなものです。
ストッキングの伝線を防止するには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
ストッキングの伝線防止方法は?
ストッキングを伝線させずに1日過ごすためには、小さなことを気をつけるだけでグーンとその回数を減らすことができます。
■爪やかかとのケア
ストッキングの伝線は自分の爪やかかとが原因になっていることもあります。
特に親指の爪が伸びているとストッキングがそこから伝染しやすいですし、爪の伸びすぎや切り口が鋭利になっているとストッキングを傷つけやすくなりますのでやすりをかけるようにしましょうう。
また、かかとの角質がガサガサだとストッキングが引っかかって伝線しやすいです。
かかと用のやすりでなめらかにし、クリームで保湿するとよくなります。
■手のガサガサも注意
手が荒れてガサガサだったりささくれなどがあると、ストッキングが引っかかり履いてもいないウチから伝線してしまうことも多いです。
普段からハンドクリームをこまめに塗って、まずは手荒れしないようにしましょう。
■マニキュアで補強
つま先など破れやすい部分には、透明のマニキュア(トップコート)を塗って補強しておくとよいです。
ストッキングを裏返してにしてから、マニキュアを塗りしっかり乾かしておきましょう。
私は親指の爪部分がいつも破れてしまうので、必ず塗るようにしています。
■洗濯ネットに入れる
ストッキングを洗濯機にそのまま入れて洗ってしまうと、他の衣類に引っかかって伝線しやすいです。
洗うときは必ず網目の細かい洗濯ネットに入れるようにしてください。
洗濯機ではなくお風呂に入ったときなどにささっと手洗いしてもOK。
このほうが繊維を傷めず優しく洗う事ができますので、時間のあるときは手洗いにしましょう。
■陰干しする
ストッキングに使われているポリウレタンは熱に弱いという特徴があります。
干すときは直射日光に当たらない、風通しの良いところで陰干しするのが繊維を傷めないコツです。
■くるっと丸めて
洗濯したストッキングをタンスに入れて保管する際、気をつけないとひっかかって伝線してしまいます。
ストッキングは両足を重ねてつま先からクルクル丸めておくと足部分が守られるので、おすすめのたたみ方です。
■サイズの合うもの
そもそも自分とストッキングのサイズが合っていないと、伝線しやすくなります。
LサイズがぴったりなのにちょっときつめのMサイズを着用したりすると、破けやすくなるだけでなく足の圧迫感も強くなり体への負担も大きいです。
必ずジャストサイズのストッキングを選ぶようにしてくださいね。
■伝線しにくいものを選ぶ
そもそも・・・の話ですが、買うときに伝線しにくい商品を選ぶのも大事。
「ノンラン」と書かれているものは、もし穴があいてしまっても伝線しにくく目立ちにくい素材のでおすすめ。
普通のストッキングなら小さい穴から始まりピーーーーっと伝線してしまいますが、ノンランなら網目の1カ所が穴あきになっても大きくならずとどまってくれます。
福助の「満足」やGUNZEのサブリナは個人的にも愛用していますが、とても丈夫で長持ちします。
伝線が頻発して困る・・・という場合は、試してみるといいかもです^^
ストッキングが伝線しない履き方は?
ストッキングが伝線するのは、履き方に問題があることがとても多いです。
朝出かける前は支度でとっても忙しいので、ストッキングの履き方も雑になりがち。
ストッキングにはそのままむりやり足を入れたりせず、必ずストッキングの股下部分からつま先までをたくし上げて片足ずつ履いてください。
お尻の部分にさしかかったら、片手を差し入れて手の甲側でストッキングを上に上げて沿わせるようにするときれいに履くことができます。
もう一つ気をつけることは汗をかいているときはストッキングが引っかかりやすいので、夏はクーラーの効いた涼しい部屋のほうがスルッとうまく履きやすいぶん伝線しにくくなります。
おわりに
ストッキングはいくら気をつけていても、ちょっとしたことで伝線してしまうことが多いです。
出かける際は必ず替えの1足を持ち歩くようにすればかなり安心。
デパートのトイレなどでしたら着替えができるスペースがありますので、そこで履き替えたりも可能です。
慌ててコンビニでストッキングを買うよりもずっとスマートです^^