炊飯器の音が鳴ってふたを開けたらいつもと違う・・・
水加減間違えた~!とか、浸水時間が短かった・お米を買えた・古米を使ったなど色々な理由でいつものおいしいご飯にならない事もあります。
すでにおかずは出来ている状態でご飯が炊けたらすぐに食べるはずだったのに、主食がないなんて困ってしまいますよね。
ご飯が固い時はどのようにすれば、ふっくらとしたご飯にすることができるのでしょうか?
このページでは炊き直しの方法や、固いご飯をアレンジして使う方法をご紹介します。
ご飯が固い時の炊き直し方法は?
ご飯の硬さが好みでないときにかぎって、いつもより多めのご飯を炊いていたりしますよねww
まさか捨てるわけにもいかないし、もう一度お米を研いで・・・ってとこから始める時間もないなら今あるご飯をナントカするしかありません。
芯の残ったご飯をどうしたら元通りにすることが出来るのか?
3つの対処法を見ていきましょう。
■日本酒を加える
炊きあがったご飯に日本酒を加えて蒸らせば、芯のあるご飯がかなり回復します。
実は日本酒には素材を柔らかくする作用があるんです。
お米2合に対し日本酒大さじ1の割合で加え混ぜたら、炊飯器のふたを閉めてそのまま10分置いてください。
炊きたてのご飯ならこの方法でOK。
炊き上がりのブザーからすでに時間が経っている場合は、同じように酒を加えたら再炊飯スイッチを入れて2度炊きしましょう。
通常なら10分程度でスイッチが切れますがもしもそのまま炊飯状態が続くようなら強制解除してスイッチをオフしてください。
■電子レンジを使う
耐熱皿に1人分のご飯をのせて平らにし、水を全体にふりかけてふんわりラップをしたら電子レンジにかけます。
加熱後もしばらくラップをしたまま放置して蒸らしたら完了。
全体を混ぜてご飯の芯がなくなっていればOKです。
電子レンジ加熱による方法はご飯の風味は薄れてしまいますが手軽にできるのがメリット。
ご飯は1人ぶんずつやった方がうまく加熱できます。
■蒸し器を使う
蒸し器に蒸し布を敷いて固いご飯を入れ中火で10~20分ほど蒸してください。
お赤飯を作るようなイメージですね。
途中でご飯を試しに食べてみて芯がなくなってふっくらしたらOKです。
ちょっと手間はかかりますが、蒸気でご飯全体がムラなく柔らかくなるおすすめの方法です。
ご飯が固い アレンジして使う方法は?
固く炊きあがってしまったご飯は、再炊飯よりもアレンジして別のものにして食べたいという場合はどうしたらよいのでしょうか?
ここではおすすめの使い方を4つご紹介します。
■チャーハン
固いご飯のアレンジメニューでもあるチャーハンは、パラパラ系の本格的なチャーハンを作るのにはぴったりなんです。
固いご飯が失敗どころが逆にこれが良い方向に働きますので、チャーハンを作ってしまえば誰もご飯の失敗に気がつきません^^
■カレードリア
ご飯がめっちゃ固いときには、レトルトカレーを使ってご飯を復活させましょう。
レトルトカレーの中身をフライパンに出したら1人分のご飯を入れて弱火で加熱。
水分が足りないようなら、途中で何度か差し水をして軽く煮込みます。
グラタン皿にカレーご飯をのせたら、お好みでホワイトソースやチーズをたっぷりのせてトースターで10分ほど焼いたら完成です。
ご飯の固さはカレーと一緒に煮込むことで消えます。
それほど芯が気にならない程度のゴハンなら、カレーをかけて焼き込むだけでもOKです。
その時の状態に応じてアレンジしてください。
■キムチ雑炊
豚肉とキムチをたっぷり入れた雑炊なら、ご飯の固さなんて全く気にならないおいしい主食が出来上がります。
作るのも簡単なので固いご飯はストックして冷凍庫にしまっておき、ちょこちょこ使えばすぐになくなります。
雑炊はサラサラっと食べられるので、簡単ランチにもちょうどいいです。
■ご飯ピザ
固いご飯もチーズとおいしい具がたっぷり乗っていればバレずにおいしく食べることができます。
固いご飯に水をふりかけて全体に混ぜたら、油を敷いたフライパンに丸く伸ばしてフタをして両面焼きます。
蒸し焼き状態にしてご飯を加熱すればふっくらとして芯がなくなります。
このあとはピザソースや予め加熱調理しておいたシメジや玉ねぎ・ウインナーなどの具材をたっぷり乗せてチーズを散らし、さらに蒸し焼きしてチーズが溶けたら完成です。
これが固いご飯だったなんてわからないくらいおいしいピザに生まれ変わります。
おわりに
ご飯が「何コレ!?」って状態で炊きあがると、血の気が引きますよね~
食卓にはみんなが勢揃いしてたりするとめっちゃ焦ります。
ご飯の固さによって、再炊飯したり別メニューを作ったりと臨機応変でアレンジしてくださいね。
大丈夫、何とかなります^^