ほうれん草を炒める時、下茹でするアク抜きはめんどくさいなーーと感じもの。
とはいえほうれん草はシュウ酸の心配もあるので、そのまま使うのも不安ですよね。
そこでこのページでは、ほうれん草のアク抜きなしで炒めてもいいのか?を徹底検証!
アク抜きしないとどうなるのか?の疑問を解決します。
また「水にさらすだけでアク抜きできる」のは本当か?も、実際に試してみましたのでその感想もお伝えしていきます^^
ほうれん草のアク抜きしないで炒めていい?
料理は、ほんのひと手間が意外と面倒なもの。
ほうれん草をそのまま炒めものに使えればとてもラクですが、アク抜きは本当に必要なのでしょうか?
結論から先にお伝えしますとアク抜きなしで炒めても食べられますが、やったほうがキシキシ感がなくなり美味しく食べられます。
そもそもなぜあく抜きが必要なのか?
その理由はほうれん草に含まれるシュウ酸という成分が、結石の原因になるとされているからです。
ただ、ほうれん草をおかずとして少量食べるくらいなら結石を気にする事もありません。
それよりも問題なのは「味」です。
アク抜きをしていないほうれん草を食べると、シュウ酸で歯の表面や口の中がキシキシします。
せっかくのほうれん草も、あく抜きをしないばっかりに美味しく食べられないのはもったいないですよね。
なのでほうれん草のアク抜きをやらないと食べられなくはないけれど、特別な理由がないならやったほうがいいのはそういう理由なのです。

どうしても生で使いたい場合は、アクの少ないサラダ用ほうれん草を使うのも一つの方法です^^
ほうれん草のアク抜き 水にさらすだけでシュウ酸抜ける?
ネット検索すると「ほうれん草のアク抜きは水にさらすだけでもいい」と書かれていますが、本当のところどうなのか?
実際にやってみたので、個人的な感想をご紹介します。
ほうれん草を水に浸けてアク抜きしてみた!感想は・・・?
先に結論からお伝えしますと、ほうれん草を水に浸けただけではアクは抜けていないと感じました!
まずは水に浸すアク抜きを、どんなふうにやったのか?をご紹介しますと・・・。
ほうれん草の根っこをカット・汚れを洗い流し、葉っぱと茎部分で2分割にした状態で10分水に浸けておきました。
そのあと炒め物に使いましたが、キシキシ感は残っていました。
ただシュウ酸は水溶性なので、水に浸けることで多少なりともアク抜きできているはず。
・・・ですが完全には取り切れないので、味に影響は残るという感じです。

アク抜きを全くしないよりはいいのかも?
ほうれん草 アク抜きのやり方
ほうれん草アク抜きのやり方を2つご紹介します。
お湯でゆでこぼす方法
(1)根っこの部分にたまっている汚れに注意しつつ、ほうれん草を水につけてざっと洗います。
(2)お湯を沸かし塩一つまみ入れたところに、ほうれん草の根っこから茎部分だけ浸して加熱。
(3)葉っぱ部分も鍋に入れて茹でたら引き上げ、冷水にとる。

茹でたお湯にはシュウ酸が溶け出ていますので、ゆで汁は使わないでくださいね
茹で方のコツが細かく説明されているので、こちらの動画もチェックしてみてください^^
電子レンジでアク抜きする方法
ほうれん草のアク抜きは、電子レンジでもできます。
(1)洗ったほうれん草をラップにピッチリ包みます(長いままでOK)
(2)電子レンジでまずは1分加熱・ひっくり返してさらに1分。
(3)ラップを外して水にさらしアクを抜きます。
下記の動画でスタートから45秒くらいまでが、電子レンジでのアク抜きのやり方になっていますのでチェックしてみてください。
おわりに
ほうれん草のアク抜きについてご紹介しましたがいかがでしたか?
きちんと茹でてもほうれん草のえぐみが気になる!という方は、「ちぢみほうれん草」を試してみてください^^
冬に出回るちぢみほうれん草は、普通のほうれん草よりもアクが少なく食べやすいです。
肉厚で甘みもありとても美味しいです^^