体に優しくてヘルシーな豆乳は毎日飲んでいるという方も多いと思います。
最近は豆乳を使ったドリンクをメニューに加えているカフェもよくありますので人気のほどがうかがえますね♪
自宅で豆乳ドリンクを作ったり料理に使う場合は、市販の豆乳を購入していると思いますがこの時迷うのは無調整豆乳にするか?それとも調製豆乳がいいのか?です。
イマイチ大きな違いが見当たらなくて、スーパーの店頭で成分表示を眺めながらう~ん・・・と悩んでしまうのではないでしょうか。
このページでは2つの違いは一体何なのか?体のことを考えて飲むならどっちがいいのかについてご紹介します。
無調整豆乳と調整豆乳の違いは?
各メーカーから色々な豆乳が販売されていますが、パッケージには無調整豆乳と調整豆乳の違いについて書いてあるわけではないですしお値段もほぼ変わらないですから困ったものです。
2つの違いを細かくチェックしていきましょう!
■JAS規格による違い
JAS規格によりその豆乳が「無調整豆乳」なのか「調整豆乳」なのかが決められています。
大豆固形分が8%以上で大豆タンパク質が3.8%以上のものが無調整豆乳とされます。
それに対し大豆固形分が6%以上で大豆タンパク質が3.0%以上のものが調整豆乳とされます
その成分量によって分けられているので、この2つを比べると無調整豆乳の方が調整豆乳よりも「濃い」ということがわかりますね。
■大豆だけか?混ぜモノありか?
無調整豆乳と調整豆乳の大きな違いは材料に大豆だけを使っているか、それとも大豆以外のものも使っているかというのが大きな特徴です。
無調整豆乳はその名の通り無調整=調整していないということですから、豆乳の原料である大豆のみを絞っただけで添加物も加えていません。
にがりを入れて豆腐を固める前の大豆のしぼり汁ってことですね。
それに対し調製豆乳=調製している豆乳ということですから、飲みやすくするため豆乳に砂糖や乳化剤・香料などを入れています。
原料には大豆のほか脱脂大豆も使っている場合があります。
なので純粋に大豆の成分を体に取り入れたいなら無調整豆乳がおすすめです。
■栄養成分の違いは?
ウチで飲んでいるキッコーマ○の豆乳の成分表示を見てみますと、無調整豆乳と調整豆乳はカロリーに差はないもののたんぱく質やレシチン・大豆サポニン・イソフラボンなどの含有量に違いがあります。
特に豆乳摂取の際気になるのが女性ホルモンのサポートをすると言われているイソフラボン。
これは200ml当たりですと無調整豆乳が60mgなのに対し調整豆乳は44mgと含有量が無調整豆乳の方が多めです。
健康を意識するなら添加物を加えていない&栄養成分などの結果から無調整豆乳がおすすめです。
■味の違いは?
両方を飲み比べてみると味はどうなのか?
無調整豆乳は豆腐ドリンク?を飲んでいるような感じでクセはないものの美味しいとは感じません。
調整豆乳は適度な甘みがありさらりとして飲みやすい感じです。
そのまま飲むなら調整豆乳の方が牛乳のようにそのまま飲んでもあまり違和感がないかもしれません。
ただ、料理に使うとなると逆にその味が邪魔になりますので使いにくいです。
そのままでおいしく飲みたいなら調整豆乳、料理にも使うなら無調整豆乳を選ぶなど用途に合わせて選ぶとよいですね。
■健康に良いのはどっち?
見た目もお値段も似ている無調整豆乳と調製豆乳ですが、せっかく健康のために飲むならより栄養成分が豊富な無調整豆乳がおすすめです。
個人的には調製豆乳の添加物が気になることと、無調整豆乳の方が味がついていない分お菓子や料理など何でも使えるためアレンジがきくというのがその理由です。
確かに調製豆乳は飲むことを意識して作られているのでさらりと飲みやすいですが、無調整豆乳にリンゴジュースやレモン汁などを適度に加えれば同じようにおいしいジュースにすることもできます。
これなら添加物も気にしないでいいですし、余計な砂糖をとらないで済むので安心ですしね。
・・・というわけで健康のために選ぶなら栄養成分から見ても無調整豆乳が良いです♪
おわりに
豆乳って数日のうちに飲みきるのがちょっと大変だなあって時ありませんか?
牛乳ならゴクゴク飲みやすいですが豆乳はそのままではどうもまずくて無理なので、豆乳を買い始めた最初の頃は最後はもう無理・・・と断念して処分することもありました。
でもせっかく買ったのにもったいないな~と思い、ちゃんと買う前に何を作るか計画を立ててから料理やデザートに使うようになってからは2~3日なくなるようになりました。
まず開封したてはスムージーや豆乳ドリンクを飲んだりゼラチンで固める豆乳プリンを作リ、次の日はや豆乳ホットケーキを焼いたり豆乳シチューや手作りごま豆腐・とんこつ風にした豆乳ラーメンなどを楽しんでいるうちにほぼなくなります。
最近お気に入りなのは豆乳のフレンチトーストです。
言わなければ豆乳を使っているとは全然わからないのでとってもおいしく食べられます♪
よかったら試してみてくださいね。