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エビの背わたとは?食べても大丈夫?簡単な取り方もご紹介

2食材

エビの背中部分にある、黒っぽい筋のような背ワタ。

何となく取り除いたほうがいいのかな?と、下ごしらえをしている方も多いと思います。

そこでこのページではそもそもあの背わたは何なのか?をはじめ、食べても大丈夫なのか?など下処理の際に気になる疑問をサクッと解決します^^

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エビの背わたとは?


エビの背中に沿って入っている黒いスジ。

背わたの正体は何かというと、エビの消化管・・・腸です。

 

海底の砂に潜る習性があるエビは、のみこんだ砂やエサとなるプランクトンなどが腸にたまっています。

なので食べても毒ではないですが、取り除いたほうが見た目もきれいで美味しく仕上がります。

 

また黒い背わた以外に、黄色っぽいもの・緑のものがあります。

もしかしたら背ワタだと勘違いして取り除いていたかもしれませんんが、これは「卵」なので取らなくてもOK。

取ってしまうと空間が空いて食感も悪くなりますから、そのまま調理して大丈夫です。

まさき
まさき

加熱すると緑や黄色だったものが、きれいなオレンジ色にかわりますよ^^

ちなみに黒い背ワタは、加熱しても黒色のままです。

エビの背わたを食べても大丈夫?

エビの背わたを取るのがめんどくさい!

これって食べたらどうなるの?と思っている方がいらっしゃるかもしれません。

エビの背わたを取らずに料理しても普通に食べることができますし、体に害はないので心配いりません。

 

ただ背わた付きのまま調理するデメリットもあるんです。

・黒い筋がそのまま残っていますので、見た目的によくない
・苦味や生臭さを感じる
・食べたときに砂がジャリッとする

特に砂がジャリっとする食感は気になります。

エビは安いものではないのでせっかくなら背ワタは取り除いて、よりおいしくなるよう下処理をするのがおすすめです^^

エビの背わたの簡単な取り方は?

エビの背わたって、実際にやってみると途中で切れたり全部取り切れなかったりで難しいです。

効率よく確実に背ワタを取るにはどうしたらいいのか?

 

わかりやすい動画がありましたので、こちらをチェックしてみてください♪

エビの頭の方から2~3節目の殻の間に竹串を通し、背わたを引っかけ持ち上げるようにして取り除きます。

エビの背中を曲げると背わたが透けて見えるので、竹串を差し込む場所もわかりやすいです。

まさき
まさき

慣れると面白いようにスルッと抜けますので、ぜひお試しください^^

おわりに

背わたについてご紹介しましたがいかがでしたか?

下処理はちょっとめんどくさいですが、慣れてしまえば逆に取るのが面白くなるかもしれません^^

 

そういえば実は背ワタなしの海老もあるって知っていますか?

天然のエビなら加工するときに背わたをピン抜きしたり、養殖エビなら水揚げ前の約1週間前から餌をやらず絶食させることで腸に食物が残らないため背わたが目立たないという工夫がされています。

 

絶食させたエビは背わた処理の必要がないためラクではありますが、身が痩せたり栄養も落ちるとされています。

たぶん食べ比べしなければわからない程度なのでしょうが、ちょっとびっくりな事実ですよね。

 

消費者の手間を省くためだとはいえ、そんなことまでしなくていいのになぁ~なんて思ってしまいます^^