サンマを買ってきて下処理する時に迷うのは、さんまの内臓を食べるか?ってところかと思います。
魚好きなら内臓も食べる人が多いですが、実際に自分が食べるとなるとどうしよう?!ってなりますよね^^
このページでは、さんまのはらわたは食べるべきなのか?栄養や気になる寄生虫についてもご紹介していきます。
内臓を食べようか迷っている!という方は、こちらの記事を参考にしてください^^
サンマの内臓は食べられる?
サンマの内臓は食べられるか?の結論を先にお伝えしますと、「食べられます」です。
その理由は・・・?
さんまは胃がなく腸が短いという特徴があります。
そのため排泄物がたまらないので内臓が傷みにくいことから、内臓を食べても問題ナシとされています。
ただ内臓にはプリン体が多く含まれていますので、痛風など気になる病気がある場合は控えたほうがいいです。

心配な方は病院の先生に相談なさってみてくださいね^^
サンマの内臓には栄養があるの?
サンマの内臓には栄養がありますので、苦手でなければ食べるのがおすすめです^^
主な栄養成分としては、ビタミンAやレチノール・カルシウムや鉄分・ビタミンB12など。
肌の再生を促す・肌の乾燥やしわを防ぐなど、女性に嬉しいアンチエイジング効果が期待できるので実ははらわたを捨てるのはもったいないんです^^
苦手ならムリに食べる必要はありませんが、まだ食べたことがないという場合は一度試してみてください。
内臓のぐにゃっとした食感や苦味が心配でも、大根おろし&カボスなど柑橘系のさっぱりした味と一緒に食べれば気にならないかもしれません。

実際に食べてみないと好きかどうかわからないので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか^^
サンマの内臓に寄生虫はいる?アニサキスは大丈夫?
サンマの内臓を食べるかどうかは、味だけでなく寄生虫を心配している方が多いのではないでしょうか。
サンマの内臓や表面などに、赤・白・黒いひも状の異物がくっついていることがあります。
それは食べても大丈夫かどうか?を見ていきましょう。
白いひもは?
白いひもなら「アニサキス」という寄生虫で、これは注意が必要です。
アニサキスを生食もしくは生焼けの状態で食べてしまうと、激しい腹痛や嘔吐などの症状が起こります。
アニサキスは熱に弱く70度以上なら死滅しますので、サンマの塩焼きなど加熱して食べるなら大丈夫です。

ただし生焼けですとアニサキスがまだ生きている可能性もありますので、しっかり焼いてください。
赤いひもは?
サンマの内臓や肛門に「赤もしくはオレンジ色のひも」のようなものがあったら、「ラジノリンクス」という寄生虫です。

サンマの塩焼きを食べていると一番見かけるのが、内臓に寄生するラジノリンクスです
サンマの腸管内に寄生する虫で、人には寄生しません。
加熱すれば害はありませんので食べても大丈夫です。
黒いひもは?
サンマに黒いひもを見かけたら、「サンマヒジキムシ」という寄生虫です。
まるで細い長ひじきのような見た目なのでわかりやすいです。
人には寄生しないので害はないですが、見つけたら取り除いてしっかり加熱して食べたほうがいいです。
丸い穴
サンマの表面に丸い穴のようなものがあったら、「サンマウオジラミ」という寄生虫のしわざです。
サンマの表面にくっついて血や粘液を吸うので、そこが傷跡のように穴として残ります。

人には害はないので大丈夫です。
スーパーで穴がいっぱいあいたサンマがいたら、アレにやられたんだな!とわかりますね^^
おわりに
サンマの内臓を食べられるか?について見てきましたが、いかがでしたか?
ムリして食べる必要はありませんが、気になるならちょっとだけ食べてみてもいいかもしれません。
もしかしたら絶妙な食感がやみつきになって、苦味にうまみを感じてしまうかも・・・(笑)
注意点としては、新鮮なサンマを購入する事・しっかり加熱することです。
寄生虫はよーーくよーーく見ないといるかどうかはわからないので、万が一のアニサキスに備えてきちんと焼いて食べてくださいね。