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米のとぎ汁利用方法 掃除やお風呂 美容に活用するには?

生活

毎日食べているご飯。
無洗米でないなら米を研ぐ時に必ずとぎ汁が出ますよね。

実はこのとぎ汁には良い成分がたくさん含まれているので、そのまま排水に流してしまうのはとってももったいないんです!

それにお米を研ぐ時にはかなりの量の水を使っているので、水道代を少しでも節約するならとぎ汁までしっかり使い無駄を省くことができたら嬉しいですね。

このページでは米のとぎ汁を家庭で賢く使うための利用方法についてご紹介します!

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米のとぎ汁利用方法は?

お米を洗った後の濁った汁なんて汚れいっぱいなんでしょ~?なんて思っていたら大間違い^^
捨てちゃうにはもったいないくらいのスバラシイ液体なのです♪

でも一体どうやって使ったらよいのか?
家庭で手間なく効果的に使える方法を6つご紹介します。

■床の拭き掃除に

米のとぎ汁にフキンをじゃぼんとつけてしっかり絞り、フローリングの拭き掃除をすればワックスがわりになります。

お米のとぎ汁には油分も含まれているため、床がつやっとする効果が期待できるんですね。

いちいちワックスをかけるのか~と思うと気が重いですが、お米を研いだついでにささっと拭き掃除すればいつでもピカピカに保てます。

■お風呂に入れて入浴剤に

米のとぎ汁を湯船の中に入れて天然のにごり湯にしちゃいましょう!

実はコレ、ウチでも実践しているのですがホントにおすすめです。

とぎ汁を入れたお湯に入ると体がつるっとしますし、気のせいか体の芯から温まる感じがします(同じことを家族も言っていました)

とぎ汁はボールにためて、どんどんお風呂の浴槽に入れていきます。
こちらは一番最初のとぎ汁なので結構濃い目です。
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精米した時に出た米ぬかも袋に入れてお風呂に浮かべるとさらにマル!

ダシパック用の目の細かい袋に糠を入れて口をゴムで縛っておけば、中身が出ることもありませんので安心です。
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これをやってからは、市販のニオイの強い入浴剤は使えなくなりました!

無農薬のお米を使っているので安心してお風呂にも入れることができます。

■あく抜き

米のとぎ汁は食材のあく抜きに使うことができます。

よく使われるのは大根やたけのこ。
米ぬかであく抜きするのが主流ですが米のとぎ汁でも大丈夫です。

たけのこのあく抜きに使うのは旬の時期だけですが、大根は1年じゅう食べる機会の多い食材なのでぜひ試してみてください。
大根独特のえぐみがなくなりますしとぎ汁効果で白く仕上がります。

また、とぎ汁は臭みを抜く作用もありますので肉に使うのもおすすめです。

ウチでよくやるのが豚のかたまり肉を使った角煮なんですが、これを作る時にとぎ汁でいったんゆでこぼすと臭いや汚れ・余計な脂も適度に落とすことができますので下処理する時には必須です。

味もしみ込みやすくなりますしさっぱりおいしく仕上がります。

■土鍋の目止めに

土鍋の使い始めには「目止め」と呼ばれる下準備をしてから使いますが、米のとぎ汁でもすることができます。

主流の方法はお粥を炊くなどですがちょっと面倒なのでとぎ汁の方が簡単なのでおすすめです。
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■食器洗いに

大きめのボールなどに米のとぎ汁をためておき、使い終わった食器を入れて浸け置きにする方法もあります。

とぎ汁にはニオイや汚れを落とす作用もありますので、ため水に付けるより汚れが落ちやすいのです。

とぎ汁は流して捨ててしまわず、食器洗いに活用してから排水すれば節水にもなりますね。

また、魚焼のグリルを使ったあとはとぎ汁につけておくと魚臭さも取れやすくなりますのでぜひお試しください。

■洗顔に

とぎ汁にはビタミンB1やB2、ビタミンEやミネラルなども含まれていますので洗顔の時に使うとしっとり洗い上がります。

洗顔料は使わず、とぎ汁ですすぎ洗いし最後にぬるま湯で軽く洗い流すだけでOK。
いつもの洗顔とは全然違うすべすべ感を感じると思います。

特に乾燥肌の方にはおすすめの方法です

■植物には・・・おすすめしません!

とぎ汁を植物の水やりに使う方法は一般的にも知られていますが、個人的にあまりおすすめしません。

・・・というのは、せっかくの植物をダメにしてしまうことも多いからです。
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とぎ汁を毎日植物に水やりの代わりにしていると虫が発生したり、ニオイが出る、土が固くなリ植物を弱らせてしまうなどのデメリットがあります。

最初の1~2回は植物も元気になったような気もするんですけれどね。

とぎ汁には糠やお米のカスなども混じっていることが多いので毎日の水やりに使っていると、それが土の中で詰まって通気性や水はけが悪くなったりするため根っこも伸びにくくなり成長を妨げることにもなりかねないんです。

もしどうしても植物にとぎ汁を!という場合は2週間に1回とか1か月に1回くらいのペースにしておきましょう。

そしてとぎ汁の濃度も倍量くらいに薄めたものを使うのがポイントです。

おわりに

米のとぎ汁を使う時に気になるのは、安全なのか?ってことだと思います。

お米を作る時には農薬を使いますから、その成分が体に影響がないかちょっと心配ですよね。

そんな時は米のとぎ汁の2回目以降のものを使いましょう!
汚れなどもたくさんついている一番最初のとぎ汁を捨ててしまえば大丈夫です。

ウチでは半年ほど前から無農薬のお米に切り替えたのであまり心配なく最初のとぎ汁から使っています^^
(それまでは2回目以降のとぎ汁を使っていました)

それでもお米の汚れなどは付いているとは思いますが、お風呂や洗顔に使ったとしても後で洗い流すからまあいいか♪とあまり気にしていません。

この機会に毎日食べるお米を無農薬に変えるというのも一つの手です。
お米はもちろん、糠もとぎ汁も気にせず使えるのはとてもいいです♪