キッチンで保存しているお米。
いつも通り使おうとしたら・・・うごめく何かを発見!
梅雨時期あたりから暑い夏の間は、米にわいた大量の虫に悲鳴を上げる人も少なくありません。
お米に虫がわかないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?
このページでは米の虫除けにおすすめの方法やもしも虫が発生したときの駆除方法をご紹介します。
米の虫除けにおすすめの方法は?
米に虫がわくとご飯の味自体もガクンと落ちますし、それに食べる気が失せますよね。
米の虫除けに効果的な方法を5つご紹介します。
■冷蔵保存
お米にわく虫は20度を超えると活動が始まり、25度以上で動きも活発化します。
夏の暑いときに米を常温保存するのは、虫が増えるのをみすみす見逃しているようなものです。
虫は15度以下になると活動もおさまりますので、冷蔵庫に少しでも余裕があるならお米の保存は冷蔵をおすすめします!
お米をタッパーやペットボトル・ビンなど保存しやすい容器に入れて小分けし、野菜室か冷蔵室で保存してください。
容器の口いっぱいまでお米を入れてしっかりふたをすれば、冷蔵庫のニオイ移りも気になりませんし空気も入りにくいのでお米の酸化を防ぐ事もできます。
冷蔵庫はいっぱいで入らない!という場合は冷蔵米びつを使う方法もあります。
一定温度で米の保管が出来ますので、虫の心配も米の劣化も気にしないで済みます。
■唐辛子を使う
唐辛子を出汁パックなどの袋に入れて米の上にポンと置いておくだけの簡単な方法です。
お米10キロに対し唐辛子は5~6本でOK。
唐辛子と同じようにわさびやニンニクが使われることもありますが、ちょっと管理が面倒なのとにおいの問題もありますので唐辛子のほうがラクです。
入れるタイミングは虫が発生する前です。
虫がわいてからでは効果がないので、お米を買ってきたらすぐに入れてくださいね。
■防虫剤を使う
先ほどの唐辛子と同じ原理ですが、これを使えば手間が省けますね。
市販されているお米専用の防虫剤を米びつや米袋の中にポンと入れておくだけの一番お手軽な方法です。
お米が袋に入っている段階ですでに虫がいる場合はダメですが、外から虫が入ってこないように虫除けとしては効果が期待できます。
■こまめに買う
お米をスーパーなどで購入している場合は、重いので休日にまとめ買いをすることも多いと思います。
日持ちするとはいえお米はどんどん劣化していきますので、1ヶ月分以上のお米は買わないようにした方が良いです。
めんどくさくてもその都度買っていれば、いつも新しいお米が食べられますし虫がわく心配もかなり減らすことが出来ます。
■米びつは清潔に
お米をストックしておく米びつやストッカーはいつも清潔にしていますか?
容器は思っている以上に汚れています。
お米を全部使い終わったら必ず容器は洗って完全に乾かして、新しいお米を入れるようにしましょう。
くれぐれも古いお米が残っている状態で、上から新しいお米を入れるなんて事はしないでくださいね。
お米に虫がわいたときの駆除方法は?
お米をきちんと管理していても隙間から虫が入り込んだり、夏の気温で虫が大発生してしまうこともあります。
そんな時はどうやって駆除すればいいのでしょうか?
虫が出た米なんてキモチワルイ!と捨ててしまいたくなるかもしれませんが、大丈夫よい方法があります。
ベランダに新聞紙を敷き、お米を広げて太陽にあてると虫が勝手に逃げていきます。
1~2時間やってみて虫がいなくなったらすぐに回収しましょう。
これで虫の駆除が出来たのでいつも通りゴハンを炊くことができます。
もしもお米に虫が残っていたとしても、米をとぐときに浮いてきますので取り除けばOKです。
おわりに
ウチの実家は食べる量が少ないのにもかかわらず、ちょこちょこ買うのがメンドクサイからとお米をまとめ買いしてたので暑い時期は毎回虫がわいていました。
でも母は全く虫が気にならないらしく(目が悪いから見えないのかも?)虫がわいたよって教えても「あらそ~お?」って言うだけで全く取り合わず、普通にそのゴハンを食べさせられていました。
いまだに思い出すだけでゾーーッとしますが、今は自分で何でも管理できるのである意味安心。
どんなに良いお米を買ったとしても、虫がわいてしまえばお米の味も落ちてしまいますしね。
うちはお米を玄米の状態で買い使う分だけ自宅で精米しているのですが、白米を買ってきて保存しておくよりも玄米の状態で保存しているお米のほうが虫がわきにくいような気がします。
お米に虫がわかないように保存に注意して、夏もおいしいご飯を食べられるようにしましょう^^