夏から秋にかけてスーパーなどの店頭には、美味しそうなかぼちゃが並びますよね。
輸入品のおかげでかぼちゃは1年中売られていますが、やはり国産の旬のかぼちゃは特別^^
かぼちゃの定番料理といえば煮物ですが、作りはするものの実際のところそんなに箸が進むおかずではなかったりもします。
女性はかぼちゃやさつまいもの甘い系のイモ類は好きですが、男性は苦手ですし・・・。
かぼちゃの煮物をたくさん作っても結局は残ってしまいこの後どうしよう・・・なんて事になったときは、リメイクして再度食卓にのぼらせるのが一番いい方法です。
このページでは、かぼちゃの煮物を美味しくリメイクするオススメ料理をご紹介します。
かぼちゃ煮物の余りは美味しくリメイクしちゃおう
残り物のおかずをそのまま何度も出すのって、たとえ家族でも気が引けますよね。
イマイチ人気のないかぼちゃの煮物も、違う食材と組み合わたり料理方法を変えるだけでぐーんと食べやすくなります。
かぼちゃの煮物が苦手な人に聞いてみると、好きじゃないポイントは「甘さ」。
甘いおかずとご飯ではどうも箸が進まないようですので、それならしょっぱい系の味にすれば問題解決!
逆に甘さを活かした使い方もできます。
ここではウチでも人気のリメイク料理を5品見ていきたいと思います。
■かぼちゃ&チーズの春巻き
かぼちゃの煮物をフォークなどで荒くつぶし、春巻きの皮にピザ用チーズ・カットしたベーコンと一緒にくるくる巻いて油で揚げるまたは揚げ焼きしましょう。
春巻きの皮は半分にカットして細長いスティック状のにすると、食べやすい分ついつい手が出ます^^
チーズとベーコンのおかげで、スナック感覚のおつまみっぽくなりますのでビールに合います。
■かぼちゃのデリ風サラダ
残ったかぼちゃの煮物がおしゃれに変身しちゃうデリ風サラダにリメイクすれば、パンにも合う朝食おかずにぴったり。
作り方はとっても簡単。
かぼちゃの煮物をフォークで荒くつぶしたら、クリームチーズの角切り・レーズン・くるみ・玉ねぎスライス・マヨネーズ・塩コショウで味付けしたら完成。
■かぼちゃのスコーン
手作りでスコーンを作るときに、かぼちゃの角切りを混ぜ込んで焼けばヘルシーなおやつや朝食になります。
もちろんかぼちゃの煮物をつぶして生地に加えてもOK。
スコーンは材料もシンプルで失敗なく作れるおやつなので、初心者さんでも大丈夫。
自信がなければホットケーキミックスを使えば簡単に作れます。
かぼちゃと一緒にクルミ等のナッツやレーズンなども入れれば、食感もアップしうま味も増します^^
■かぼちゃの食パン
ホームベーカリーでパンを作るときにつぶしたかぼちゃも一緒に練り込めば、ほんのりオレンジ色のきれいな食パンが焼けます。
その際加える水の量はほんのちょっと減らし、ドライイーストはちょい多めにするのがコツ。
かぼちゃの水分がありますしパン生地が若干重たくなるぶん、微調整した方がふんわりとしたパンに仕上がりやすくなります。
かぼちゃ入りのパンは、色的にも食欲そそる健康的なパンなのでオススメです。
■かぼちゃのオムレツ
かぼちゃの煮物を小さめの角切りにして、卵と一緒に混ぜてオムレツを作っちゃいましょう。
お皿に盛り付けてケチャップをかけると、かぼちゃの甘み・卵のまろやかさ・ケチャップの甘酸っぱさが一体になって美味しく仕上がります。
朝食にもぴったりなので、パンとコーヒー&サラダにかぼちゃのオムレツをプラスすればボリュームアップ^^
■天ぷら・かき揚げ
かぼちゃの煮物に天ぷらの衣を付け、油で揚げて天ぷらにしちゃいましょう。
かぼちゃに味が付いているので、食べるときもそのままでOK。
加熱してあるので衣に火が通ればまだ生焼けだった・・・なんて事もナシ^^
小さめにカットしたかぼちゃと長ネギや玉ねぎを組み合わせてかき揚げにすれば、かぼちゃの甘みがより緩和され食べやすくなります。
■かぼちゃのグラタン
ホワイトソースの缶詰を利用して、簡単にかぼちゃのグラタンを。
茹でたマカロニや炒めたしめじや玉ねぎもプラスし、とろけるチーズをトッピングしてトースターで焼けばグラタンの出来上がり。
市販品を使えばあっという間にできちゃいます。
■かぼちゃのシチュー
かぼちゃの煮物を入れたシチューは、何の違和感もなくフツーに食べられる1品。
シチューの優しい味わいと、ほっこり甘いかぼちゃがよく合うんです。
シチューの白とかぼちゃのオレンジ色で、見た目的にもいいですしね。
ジャガイモの代わりにかぼちゃの煮物を使い、その他に入れる野菜はいつも通り好きなものでOK。
ブロッコリーやインゲンなど緑の野菜が入ると、オレンジ色が引き立つのでオススメです。
シチューだけでなく、スパイシーなカレーにかぼちゃを入れてもまた美味。
是非両方試してみてください。
おわりに
かぼちゃの煮物ってせっかく作っても残るという声が多いですが、そもそもどうして残るのかというと原因はその味付けにあるような気がするんです。
某大手レシピサイトでかぼちゃの煮物のレシピをチェックしてみると、砂糖の量がとても多いことに驚きます。
以前人気レシピとされている分量で作ってみたら、お菓子みたいに甘ったるくてかぼちゃの本来の味わいがかき消されていました。
かぼちゃの煮物ってホントにこんなん・・・?
なのでうちでかぼちゃの煮物を作る時は、砂糖なんてほんの少し。
かぼちゃ自体が美味しければ、そんなに濃い味にする事ないんです。
たぶんご飯のおかずになるように濃いめの味付けになっているんだと思いますが、かぼちゃ本来の優しさなんて砂糖と醤油で消えちゃってるとしたら本末転倒のような気がするんですよね。
最近は美味しいかぼちゃが手に入るとかぼちゃの煮物ではなく、カットしたかぼちゃにパラッと塩をふって蒸し焼きにすることの方が多いです。
この方法で加熱しておけばあとはどんな料理にも使えますので、わざわざ濃い味のかぼちゃの煮物をリメイクするよりもずっと作りやすいです。
是非かぼちゃ本来の美味しさを活かした味付けも試してみてくださいね^^