芋掘りでい~っぱい収穫したさつまいも。
土に触って一生懸命引っこ抜いた堀りたてのお芋は、特別美味しそうに感じますよね^^
さて楽しい収穫も終わってやれやれ・・・と思ったのもつかの間、掘ったさつまいもってどうやって保存すればいいの?!ってなりますよね。
普段スーパーで買っているならさつまいもはきれいな状態ですから、手元にある泥だらけのさつまいもとは勝手が違います。
収穫したあとはどうやって保存すればいいのか?その方法やおいしく食べる方法についてご紹介します。
掘りたてさつまいもの保存 収穫後は?
たっくさん収穫したさつまいも。
とりあえずどうしよ?ーーって状態ですね^^
保存の手順を見ていきましょう!
(1)袋から出す
まずはビニール袋に入れて持って帰ってきたさつまいもを出してください。
メンドクサイから明日・・・となりがちですが、ビニールに入れっぱなしですとさつまいもが蒸れて腐りやすくなります。
(2)干す
ベランダなどに新聞紙を広げ、土が付いたままのさつまいもを並べて1~2日乾かしましょう。
芋掘りから帰ってきたのが夕方なら、当日から翌日いっぱい外に干しておけば乾くと思います。
雨の当たらない風通しの良い場所を選んでくださいね。
乾いたらさつまいもの表面に付いた土を払い落とします。
軍手をはめてさつまいもをなでるようにすると乾いた土が簡単に落とせます。
土が気になって水で泥を洗い流してしまいたくなりますが、さつまいもの水気が苦手。
洗ってから保存すると腐りやすくなってしまいますので、洗わずに乾燥させましょう。
(3)段ボールで保存
さつまいもを新聞紙で1本ずつふんわりと包みます。
段ボールを用意し中に広げた新聞紙を敷き込んだら、先ほどのさつまいもを入れます。
新聞紙を使うことで余分な湿気を吸うと同時に、保温の役目を果たしてくれるんですね。
段ボールの上部に隙間があれば、丸めた新聞紙を入れてフタをしましょう。
小さいものや傷が付いたさつまいもは傷みが早いので、先に食べるようにしてください。
段ボールに入れて保存するときに大きいものは下に、小さいもの・傷物は上に入れておけば順番に取り出しやすいです。
さつまいもの保存場所や期間は?
さつまいもは寒さに弱いので、13~15度程度で湿度の日の当たらない場所を選んで常温保存してください。
暖房の付いた部屋や18度以上ある温かい場所で保存してしまうと、さつまいもから芽が出てしまう可能性大ですので温度管理には注意しましょう。
この状態で保存期間は1ヶ月くらいが目安ですが、保存状態が良ければ3ヶ月くらい持ちますのでしっかり管理してください^^
さつまいも収穫後はいつ食べる?
さつまいもがいっぱいあると、腐らせたら大変!と、掘ってきたその日から毎日さつまいもを消費していきたくなりますね。
でもちょっと待ってください。
掘りたてのさつまいもはまだ甘くないので、すぐに食べたらダメなんです。
先ほどご紹介した方法で2~3週間保存し、追熟させてから食べた方が甘みがのって美味しくなります。
さつまいものでんぷんが甘みに変わりますので、掘ってきたら蒸かしたり天ぷらにして食べたいのをグッとこらえてしばらく保存しておきましょう。
おわりに
さつまいも掘りって面白くてどんどん掘っているうちに思っていた以上に収穫してしまうことありますよね。
いくら保存が利くとはいえ、さつまいもが大量にあるとどうやって食べきろうかと悩みます。
さつまいもは焼き芋やふかし芋などおやつにはいいですが、ご飯のおかずにはなりにくいですしね。
ウチではそんなとき、干し芋を作って保存しておくことが多いです。
作り方はとっても簡単。
さつまいもを1センチ厚に輪切りして水にさらした後、蒸し器で柔らかくなるまで加熱します。
蒸し上がったら干し網などを使って天日干しして乾燥させます。
ざるに並べて干してもいいのですが虫がたかったり鳥にに持って行かれる可能性大なので、網の方が安心です。
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時々裏返しながら全体をムラなく乾燥させます。
夜や雨の日は室内に取り込みましょう。
天気の悪い日が続くとカビが生えやすくなりますので、天気予報を見て晴天が続きそうな時を狙ってやってくださいね。
乾燥させる度合いはお好みですが4~5日乾燥させたらできあがり。
ジップロックにいれるかラップで小分けしたら、すぐに食べる分は冷蔵庫に・長期保存したいなら冷凍庫で保存してください。
食べるときはオーブントースターで焼いてから食べると美味しさがアップします^^
こうやって保存食にしておやつに食べれば、さつまいもが大量にあってもすぐになくなってしまいます♪
せっかく掘った大事なお芋は最後までおいしく食べましょう!