部屋の模様替えや引っ越しなどで寝る位置や場所が変わると、どっち向きで寝ようかな?と迷ったりすることがありますよね。
枕をどこに向けても寝ることには変わりないので関係ないのでは?なんて思うかもしれませんが、不思議なことに実際に横になってみると違和感を感じる方角・ココだ!と思える向きなどがあるんですよね。
このページでは枕の向きはどの方角が良いのか?をはじめ、縁起が悪いとされる北枕はホントによくないのか?についてみていきたいと思います。
枕の向き 良い方角は?
家具の配置や間取りによっては寝るときの頭の方向が変わってきます。
運気アップしたい!とか体の疲れを取りたいなど、何か目的がある場合は枕をどの方角にするか悩みますよね。
方角によって意味合いも違ってきますので、まずはそれぞれをチェックしていきましょう。
■東枕
太陽が昇る東はエネルギーがあふれている方角だとされ、仕事運の上昇や運気アップ・若さを保つなどの意味を持つとされています。
やる気を起こすにもよいので仕事や勉強などで成果を上げたいという場合は、東のパワーをもらって運を向上させるのにもいいですね。
朝は苦手・だるいという人も枕を東向きにしてみるといいかもしれません。
東向きは早起きするのにもいいんです(仕事の都合で朝4時起きをしていたときはずっと東枕にしていましたが、そのせいか遅刻もナシでした)
また東枕は恋愛運をアップするとも言われていますので、女性の方にもおすすめです。
■西枕
太陽が沈む方角である西は、東とは真逆の性質を持っています。
「安定」や「落ち着き」を求める中高年ならいいのですが、若い人が西枕にしてしまうと落ち着きを通り越してやる気がないという状態になってしまうので要注意。
運気アップや物事の成長を目指す人には西枕は向いていないです。
心を落ち着かせ体を休めたい・ぐっすり眠りたい人や金運や健康運の安定を求めている人にはぴったりです。
ただし西枕は「老けやすい」とされていますので、女性や若さを保ちたい人は西枕を避けた方が良さそうです。
■南枕
風水的にはイマイチ・・・という声が多い南枕。
エネルギーがいっぱいの火の気がある南枕ですと熟睡はできませんし、金運や健康運アップにも向きません。
でも直感力や発想力・ひらめきなどが欲しい人にはぴったりの方角ですので、クリエイティブなお仕事や人気商売の方にぴったりです。
■北枕
風水では北から南に「気」が流れますので、北枕は寝ている間に気を整えることができ疲れが取れて目覚めがよいとされています。
熟睡するのに北がいいと言われるのもそういうわけなのです。
北は貯蓄や信頼関係・愛などの意味を持っていることから、仕事も順調でお金が貯まりやすく人間関係もスムーズにいく方角とされています。
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ここまでで東西南北の枕の向きが持つ意味についてみてきましたが、寝ている間に体を元気にして生活面でもパワフルに過ごすなら東枕がおすすめです。
北枕も体調を整え万事スムーズな事運びが期待できますのでよいと思います。
西と南枕は個性の強い方角なので、自分の目指す方向と合っているかを見極めて決めるのがよいです。
眠るときは今日1日にあった楽しかったことや嬉しい出来事などを頭に思い浮かべると、よい睡眠がとれると言われています。
ほんのちょっとした違いが、眠りと心の修復にも大きく働きかけてくれるんですね^^
北枕はよくない理由は?
上記でもご紹介したとおり北枕はそれほど悪いと思える材料がないでのすが、北枕はよくないと言われることがあるのでちょっと心配になってしまうかもしれませんね。
北枕が嫌われる理由は色々ありますが、一番の原因は「死」に関係しているからだと思います。
例えばお釈迦さまがなくなったときは頭を北向きに向けていたとされていますし、人が亡くなったときも北枕ですからね。
やはりそんなイメージがあるので、北枕はよくないと思われてしまうようです。
枕の方角としては悪くないですが気になりつつも枕の位置を変えるというのはよくないので、別の向きで試してみてそれでもしっくりこなかったら北枕にトライしてみましょう。
おわりに
枕の向きってワタシはすご~く気になります。
ちなみに頭の向きは東にしていますが、どの方角で寝るかを決めるまで東西南北全方向で試してみたんです。
そんなの寝るだけなんだしどっちだって同じでしょ?って思っていたんですが、実際に布団に横になってみるとその違いを何となく感じるんです。
試してみてしっくりきたのが東と北だったのですが、北枕にするとちょうど仕切りの引き戸から冷たい風が部屋に入ってくる位置だったので今は東枕にして寝ています。
部屋の模様替えの時は思い切って枕の方角を変えるチャンスでもありますので、自分にとって最適な枕の向きを探してみてくださいね。