冬の手軽なビタミン補給にもぴったりのみかん。
旬の時期はお値段も安いので切らさずに買い置きする事も多いですし、箱入りの大きなものを買ったりもらったりって事もありますよね。
みかんがいつでも食べられるのは嬉しいですが、あっという間にカビが生えてどんどんダメになるのが困ったところ。
特に箱入りのみかんはダメになる事も多いので注意が必要です。
箱入りみかんにカビを出すことなく最後までおいしく食べきるには、どのように保存したらいいのでしょうか?
みかんの保存方法 箱入りを長持ちさせるには?
みかんって常温保存できるだけに日持ちしそうなイメージがありますが、箱の中の一個が腐ってしまうとその後はあっという間にダメになりますよね。
みかんを長持ちさせる保存方法を見ていきましょう。
(1)みかんをチェック!
まずみかんを買ってきたらいったん箱から全部出して、腐っている物やダメになりそうなものがないかどうかチェックするのがキホン。
腐ってなかったとしても、ちょっと柔らかくなっていたり押しつぶれているものなどがあったらよけておきます。
(2)みかんを箱に戻す
みかんの入っていた段ボールの底に新聞紙を1枚敷いたら、ピンピンした元気なみかんを詰めていきます。
ヘタを下向きにし、みかんの間に空気が通りやすいよう隣との間隔をあけて入れていくのがポイントです。
1段目がいっぱいになったら新聞紙をのせて、また同じように2段目にもみかんを詰めていきます。
最後のみかんを詰め終わったら上に新聞紙をふわっとのせ、段ボールのフタはしないで涼しい場所で保存しましょう。
暖房のついた暖かい部屋ではすぐに腐ってしまいますので、直射日光が当たらず風通しの良い涼しい場所に置いておいてくださいね。
夏ならみかんを常温に置いておくと腐りやすいので冷蔵庫などで保存した方が日持ちがしますが、冬なら部屋以外の場所はかなり寒いと思いますので常温で大丈夫です。
みかんを重ねる際の注意点ですが、何段にも重ねてしまうと重みでつぶれやすくなりますのでみかんの量が多いときは浅めの段ボール2個位に分けておいた方が安全です。
重ねる段数は2~3段までにしておくのがベスト。
もしも段ボールの中で腐ったとしても、段数が少なければ見つけやすく取り出しやすいというメリットがあります。
もう一手間かけられる時間があるなら、段ボールの側面にたくさん穴を開けておくと箱の中にも空気が入りやすくなりますのでウチではいつもそうしています。
(3)よけておいたみかんは?
(1)でよけておいたみかんはどうするか?
すでに腐っているものは処分し、部分的に悪くなっているだけなら取り除きすぐに食べてしまいましょう。
腐ってはいないけど早く消費した方がいいと思われるみかんは、通気性の良い竹のカゴなどに入れて上になるほど早く食べたほうがよいみかんをおきます。
悪くなっているみかんが多い場合は、ジュースにしてしまえば比較的早く使いきることができます。
絞ったものを保存しておくとどんどん栄養成分も目減りしますので、飲むぶんだけジュースにしてくださいね。
おわりに
最後にウチのみかんの保存方法をご紹介したいと思います!
みかんが好きなので通販でまとめ買いすることが多いのですが、産地直送で新鮮なみかんが送られてくるとはいえやはり傷みは避けられません。
例えばみかんを30㎏購入した場合、半分は段ボールで保存(今日ご紹介した方法です)。
残りの半分はすぐ食べる用と加工用に使います。
すぐ食べる分は通気性の良いカゴなどに入れてどんどん消費。
加工用としてはジュース・みかんジャム・ゼリーなどのスイーツに使う・冷凍みかんなどに使います。
みかんジャムと冷凍みかんなら保存がききますので大量にあるときはおすすめです。
特にみかんジャムならきちんとした手順を踏んで作れば数ヶ月は余裕で持ちますし、冷凍みかんなら1ヶ月くらいは大丈夫です。
これなら腐るのを心配して急いで食べることもないので、自分のペースで少しづつ消費することができ便利です。
学校給食でもおなじみの冷凍みかんを作るのは一手間かかってちょっと面倒ですが、普通にみかんを冷凍するだけなら簡単。
外皮を剥いて1房ずつバラバラにしたらジップロックなどに入れて冷凍すればOK。
食べるときは半解凍してシャーベットのように食べてもいいですし、スムージーなどに加えるのにもとても便利です。
1房ずつバラバラに冷凍してあれば、必要な分をすぐに解凍できるので使い勝手も良いです。
みかんがたくさんあるときは手間のかからない方法で、新鮮なうちにどんどん処理&消費した方が栄養とおいしさの面でもメリットが大きいです。
箱入りみかんを1個も腐らせずに、最後まで消費できたときは感動ものかもしれませんね^^