みかんを食べるときに気になるのは、薄皮と白い筋。
栄養があるのかもしれないけど口の中に残って邪魔に感じるし、かといっていちいち剥くのも面倒・・・。
缶詰めみかんのように、表面の皮がつるっと剥けたらラクチンですよね^^
こちらのページでは、みかんの薄皮を溶かして缶詰みかんみたいにしちゃう方法や、お湯だけで剥く方法など便利なやり方をご紹介します^^
みかん薄皮の剥き方 クエン酸や重曹で溶かす裏ワザやお湯で白い筋を取る簡単な方法!
みかんの薄皮を簡単・きれいに剥く方法として、クエン酸・重曹・お湯を使った3つの方法をご紹介します。
缶詰みかんみたいに薄皮や白い筋を一気に取りたいなら重曹やクエン酸で皮を溶かす方法が一番きれいに仕上がります。
白い筋だけ取れればいいという場合は、お湯を使った方法がおすすめです。
それぞれメリットデメリットもありますので、目的ややりやすさで選んでくださいね^^
クエン酸でみかんの皮を溶かす方法
掃除などにも使われるクエン酸で、みかんの薄皮や白い筋を溶かして剥くことができます。
用意するものは、クエン酸・水・みかんの3つ。
(1)まずはみかんの皮を剥いて、房をバラバラにしておきます。
(2)水1リットルにクエン酸10gを加えて火にかけ、60度くらいになったら(1)のみかんを入れます。

クエン酸の量は水の1%です
(3)お湯の温度が下がらないよう、50~60度にキープしましょう。
温度が高すぎると実がボロボロになりやすいので、ガス火を調整して温度を保つのがポイントです。

温度計で計りながらやると失敗なくできます
(3)温度を保ちながら10~15分ほど放置しておくと、薄皮がだんだん溶けてきます。
大体きれいになったところで、ざるに上げて水で洗います。
実が崩れないように水の中でそっと洗い、皮やすじを取り除いてくださいね。

この後ご紹介する重曹を使ったやり方のほうが、より簡単・きれいに皮を剥くことができるのでおすすめです
重曹でみかんの薄皮を溶かす方法
アルカリ性である重曹を入れたお湯にみかんを入れると、ミカン薄皮のペクチンが分解されますのできれいに溶けて薄皮が剥けます。
クエン酸は皮が剥けるまで時間がかかりますが、重曹のほうが皮が溶けやすいので簡単できれいにできます^^
とてもわかりやすい動画があるので、まずはコチラで大まかなやり方をチェックしてみてください。
用意するものは、水1リットル・重曹小さじ2・みかん。
(1)みかんの外皮を剥いて実を1個ずつバラす、もしくは皮を剥いた丸ごとみかんを用意します。
(2)鍋に水と重曹を入れて火にかけ、お湯が沸いてきたらみかんをドボン。

この量ならみかん4~5個分くらいは一度にできます。
重曹液にみかんを入れて、1~2分様子を見ながらごく弱火で煮ます。
薄皮が剥がれて白い繊維が残っているくらいになったらざるに上げて水でよく洗いながら皮や筋を取り除きます。
キッチンペーパーで水気をしっかり吸い取ったら完成!
使用する重曹は、食品グレードを購入しておけば掃除にも食用にも使えますので便利です^^
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お湯でみかんの白い筋を取る方法
重曹やクエン酸なしで白い筋を取るなら、お湯を使った方法を試してみてください^^

やり方は簡単。
(1)みかんの皮を剥いて、丸ごとの状態にしておきます。
(2)鍋に水を入れて沸騰直前になったら(1)のみかんを入れて、再度ふつふつしてきたら火を止めます。
蓋をしてそのまま10分放置。
手を入れられるくらいの温度になったら、お湯の中でみかんの筋を手でこすって取ります。
わかりやすい動画もありますので、こちらで手順をチェックしてみてください^^
最初の2分くらいが皮むきのやり方になっています♪
おわりに
みかんの薄皮の剥き方についてご紹介しましたが、実は薄皮や白い筋などにも栄養があります。
みかんの皮に含まれているペクチンは腸内で余分なものを吸着して便として排出したり、善玉菌を増やす働きがあり腸内環境を整えてくれるんですね^^
デザート用に使用する時だけ、便利な方法で皮むきをするといいかもです。
みかんの皮や筋を剥くのはめんどうですが、みかんアートの楽しみもありますのでたまにはこんな楽しみ方もおすすめです。