家庭で作る人気のおかずでもある揚げ物。
食べ盛りの子供や男性が家族にいると、揚げ物率も高まったりしますよね。
その際に気になるのは揚げ油のこと。
何となく安いし・・・とサラダ油を使っている方も多いと思いますが、揚げ物をつくるのに適しているのはどんな油なのかな?という疑問を感じていたりしませんか?
せっかく食べるなら、美味しくて健康にもよくて安全な油がいいですし。
揚げ物の油の種類は何を使うのがいいんでしょうか?
揚げ物の油の種類は何がいい?
揚げ物をするときは鍋にたくさんの油を入れますので、コスト面重視で油選びをしているんじゃないかと思います。
一般的に使われる事が多いのは、やっぱり安さがウリのサラダ油ですよね。
その他にキャノーラ油や菜種油・コーン油や紅花油など色々な種類が売られていますが、色々な事を考慮して油選びをするとなるとスーパーの油売場でかなり迷います^^
・・・というわけで、この項目では健康を気遣うならコレ!というおすすめの油を2種類ご紹介します。
■米油
コスパに優れていて栄養面・健康面・使いやすさの点でもオススメなのが米油。
油を高温で加熱するとどんどん劣化しますが、米油は高温に強いので他の油に比べると傷むスピードも緩やかという特徴があります。
どうして米油は酸化しにくいかというと、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含んでいるから。
ビタミンEといえばアンチエイジングでもおなじみですよね^^
この成分が地味~に効いて油の劣化を遅らせてくれるんです。
美容と健康に良いだけでなく味の面でも優秀で、揚げ物がカラッと軽く仕上がり油ものを食べたときによくある胃もたれのような重さもないという嬉しい油です。
もちろん揚げ物だけでなく、クセのない味を活かしサラダなどにも使用できます。
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂取すると効果的なので、野菜と一緒に食べるのは理にかなっていますしね。
美味しい野菜なら米油と塩をパラッと振るだけでも美味しいです。
いつもサラダ油を使っているなら、一度試してみる価値アリ^^
お値段的にもほどほどで使いやすいです。
■太白ごま油
一般的にごま油というと茶色い色をした香りの良い油をさすことが多いですが、揚げ物にオススメしたいのが太白ごま油という白いごま油です。
焙煎していないので色も透明で強い香りがないぶんクセがなく、揚げもの・サラダ・炒め物など何にでも使える万能油なんです。
ゴマを原料としているので、ビタミンE等をはじめ栄養的にもばっちりという優秀さも嬉しいところ。
米油と同様に高温になる揚げ物につかっても、ゴマの抗酸化力のおかげで劣化しにくいというメリットがあります。
お値段も手が届く範囲ですから、普段使いの油として常備しておいてもいいですね^^
ちなみに太白ごま油は家庭でお菓子作りをする際に、バターのかわりとして使う事もできます。
風味や食感は違いますが、あっさりめのお味が好きならクッキーやスコーンなどを焼くときに使ってみるといいです。
最近は冬になるとバター不足が起こりやすいので、その代用として太白ごま油があれば不測の事態にも悠々としていられます^^
おわりに
サラダ油を使った揚げ物を食べるとあとで胸焼けが起こりやすい体質なので、自然と揚げ物を食べなくなりました。
実家にいるときは母がサラダ油を使っていた&古い油を何度も使い回すことが原因だったのだと思います。
家を離れ食材を自分で選ぶようになって、サラダ油ではなく別の油に切り替えたら胸焼けしないのでちょっと感動しました。
健康を考えると揚げ物を食べる頻度もそう多くはありませんが、たまにつくるコロッケや唐揚げ・天ぷらなどの揚げ物がとても美味しく仕上がります。
揚げ物に使う油は今日ご紹介した2種をその時によって選んでいますが、オリーブオイルで揚げ物をする事もあります。
こちらも抗酸化力が強く高温でも傷みにくいのでオススメです。
体に良い成分や仕上がりに注目して油選びをすれば、今までよりもワンランク上の揚げ物に出会えるかもしれません^^