結婚式のご祝儀を初めお年玉や入学祝いなど、お金を渡すときに必要なのが新札です。
普段はわざわざ新札を用意するなんてことはそれほどないので、いざ新札が必要になった時はどうすればいいのか意外と知らないものです。
銀行で「替えてくださいっ!」て言えばいいのかな~?なんて考えてしまいますよね。
このページでは古いお札を新札に両替するにはどうしたらいいのか?
もしも用意し忘れて土日になってしまった場合は、どこで替えられるのか?などについてご紹介します。
新札に両替する方法は?
くしゃくしゃのお札じゃマズイ!って時はどうやって新札を手に入れればいいのか?
七つの方法を順番に見ていきましょう!
■銀行窓口
平日午前9時~午後3時までに銀行に行けるなら、窓口でやってもらいましょう。
両替用紙に名前や住所・お札の種類や枚数を記入したら、窓口に出す際「新札にしてください」と言うか、記入用紙の予備欄に「新札」と書いておけばOK。
用紙に記入する手間はありますが機械を操作するのがニガテなら、窓口でやってもらうのが一番確実に新札を用意できる方法です。
手数料は銀行によります。
例えば30枚までは無料でそれ以上は手数料がかかる場合もあれば、その銀行に口座を持っていないなら1枚でも手数料がかかるなどそれぞれ違います。
手数料が気になる場合は、両替する前に確認しておきましょう。
■銀行両替機
ちょっと大きめの銀行なら、両替機を設置していることが多いです。
窓口が混んでいて時間がかかりそうなときや、両替用紙に記入するのが面倒なら両替機がおすすめです。
両替機は使う人もそれほど多くないので、すぐに順番が回ってくると思います。
ただ、両替機を使う場合は銀行のキャッシュカードまたは両替用カードなどを持っていないと使えない場合がほとんどですので注意が必要です。
利用できるのは窓口と同じく銀行営業時間内です。
両替機は故障や不具合が起こりやすいので、営業時間内だけ使えるようになっている銀行がほとんどだと思います。
■郵便局
郵便局の窓口で新札に替えてもらえますか?と聞いてみましょう。
OKならその場ですぐに替えてもらえるはずです。
郵便局での新札交換は、その店舗により出来るところ・出来ないところがあります。
・・・というのは、郵便局では両替業務は元々やっていないので窓口判断で両替に対応しているだけなんです。
だから手数料もかからない代わりに、新札が必ずあるとも限らないってワケです。
「両替出来ません・新札が切れてしまったのでない」と言われてもアタリマエ、もし替えてもらえたら「ラッキーだったな!」と思うようにしましょう^^
メガバンクに比べると新札を持っている量も少ないですから、確実に新札が欲しいという時は利用予定の郵便局に行く前に電話して新札があるかどうか確認してからの方がいいと思います。
両替を受け付けている場合は、郵便局の窓口が開いている平日の営業時間内のみ対応してもらえます。
土日祝も開いている「ゆうゆう窓口」などは両替は出来ませんのでご注意ください。
■結婚式場・ホテル
結婚式のご祝儀に持って行く場合、もしかしたら大きな結婚式場やホテルなら新札を用意している可能性が高いです。
コチラは平日・土日祝関係なく、営業日なら利用できるのがメリットです。
(もちろん結婚式を始め会場を利用する予定がある場合のみ、新札両替えをお願いするのがマナーです)
当日行く前にその会場に電話をして、新札に両替してもらえるかどうか確認してみましょう。
ご祝儀袋への記入は自宅ですべて済ませておき、現地で両替してもらったらお金を中に入れるだけの状態にしておけばギリギリ間に合いますね。
せっかくのお祝い事なのに最後までバタバタしていたのではちょっと恥ずかしいですから、どうしてもって時だけにしたいものですね^^
(ワタシも過去に一度当日両替を経験済みです 笑)
■ご祝儀袋売り場
大手デパートの中にはご祝儀袋を買った場合、新札両替サービスをしているところもあります。
店員さんからそれについて言ってくれることはあまりないと思うので、支払いをするときにその売り場レジで新札両替してもらえるか聞いてみましょう。
もし替えてもらえたらラッキーです。
ご祝儀袋を買ったついでに両替まで済めばすごく便利ですね。
売り場で聞くのがイヤなら、デパートの受付で新札に両替してもらえるかどうか聞いてみましょう。
ワサワサした売り場で聞くよりも、受付の女性のほうが丁寧・親切なので聞きやすいかもしれませんね^^
■ATM
銀行・郵便局・コンビニのATMで出金(残高があまりなければ出金&入金)を繰り返して、新札が出るまで地道にやってみるという原始的な手もあります。
銀行・郵便局に平日の営業時間内にいく事ができればこんなメンドクサイ事しないでもいいんですが、土日祝や時間外の場合はこの方法を試してみましょう。
ただしいくらやっても結局新札は出てこない確率も高いですから、運が良ければという感じです。
それに土日祝・時間外は手数料がかかる事が多いのでムダな出費も増えます。
なので、困ったときの方法のひとつとして頭に入れておきましょう。
ATMのなかでも、コンビニのATMは銀行・郵便局よりも新札の出てくる可能性はほんの少し高まります。
コンビニATMは、古いお札やしわだらけのお札で詰まったりしないよう新札を入れている事が多いんです。
なので確率的にはちょっと良くはなりますが、新札が絶対出てくるという確約はありませんのでコチラも運頼み。
どの方法にせよATMを長時間占領しているのは迷惑になりますので、ほどほどにしておきましょう。
個人的にはお金を両替するためにそこまでやらなくてもいいかな~と思うので、どうしても新札が欲しい日までに手に入らないなら裏技でお札をきれいにする方法もあります。
次の項目でご紹介します。
■アイロンをかける
どうしても新札が手に入らない場合は、お札をアイロンがけしてきれいにする方法もあります。
お札に霧吹きで水をシューーっと吹きかけてしばらくそのまま浸透させたら、アイロンを「低」で設定しハンカチなどで当て布をしてアイロンがけしましょう。
1万円と5千円の左端にホログラムが入っているのですが、熱に弱いのでそこは避けるようにしてください。
きちんとアイロンがけできれば、新札とまでいかなくても十分きれいなお札になります^^
おわりに
昔なら普通のお店やスーパーでも両替を頼むとやってくれましたが、最近はトラブルの元になるので断られることも多いです。
販売の仕事をしていた経験からいうと、お店ではその日の売り上げ予想額からおつり分を見込んで両替していますので突然やってきて「新札に」というのは実はとっても困ることなんです。
特に銀行の開いていない土日に両替はお願いするのは、お店的にはNGかも・・・。
両替業務対応の準備ができている場所で、気持ちよく欲しいお金をゲットできるよう今日ご紹介した方法で新札を手に入れてくださいね^^