夏に大発生する蚊。
刺されないでワンシーズン過ごすのはかなり難しいですよね。
一番いやなのはあのかゆみ。
蚊に刺された時に起こるかゆみはなぜ起こってしまうのか?
このページではその原因やかゆみを止める方法についてご紹介します。
蚊に刺された時のかゆみの原因は?
蚊に刺されるのってホントにいやですよね。
かゆみばかりか跡まで残ってしまうこともあるし全くいいことないです。
蚊に刺された時のかゆみの原因はいったい何なのでしょうか?
まずは蚊が何をしているのか?
蚊が人を刺すときは、皮膚に針を刺したら唾液を注入します。
唾液には血を吸いやすくするように血が固まらない固まらない成分と、人間が痛みを感じないよう麻酔成分が入っていますので気づかれないようにお腹いっぱいになるまで吸い上げます。
かゆみの元はこの唾液。
唾液が体内でアレルギー反応を起こすことでかゆみが発生してしまうのです。
蚊に刺されたかゆみを止める方法は?
蚊に刺されたあとの猛烈なかゆみはどうやって止めたらいいのでしょうか?
基本的なことですが一番重要なのは「掻かないこと」です。
皮膚の中に注入された唾液がボリボリ掻くことで広がってしまい、余計にかゆみを増してしまいます。
ここからは自分でできる蚊に刺されたかゆみを止める方法をご紹介します。
■セロテープを貼る
蚊に刺されたときはその箇所にセロテープを貼ればいくら触ってもテープの上から掻けないですし、かゆみも治まります。
かゆみが治まるまでテープを貼っておいてください。
■冷やす
保冷剤や氷・詰めたい缶ジュースなど何でもいいので、患部を冷やすと皮膚が麻痺していったんかゆみが治まります。
人によりそのままかゆみが治まる場合もあれば、皮膚の麻痺が取れると同時にかゆみが出てしまうこともあるのでまずは試してみてください。
■塩を塗る
刺された箇所に塩を塗り込むと、その浸透圧で中の唾液が出てかゆみが止まると言われている方法です。
自分でやるときは乾いた皮膚に塩を塗ってもこぼれてしまうので、ちょっとだけ皮膚を濡らしてから塩を塗り込みました。
塩の浸透圧で唾液が出るのはどうかな~?と感じましたが、塩の粒が皮膚に当たってざらざらするのでその刺激でかゆみが治まりました。
■レモン果汁またはお酢を塗る
レモン果汁やお酢を患部に塗るとかゆみを和らげることがででます。
水で薄めず原液を塗ってみてください。
■せっけんを塗る
蚊の唾液は酸性なので、アルカリ性の固形石けんで患部を洗うと成分が中和されかゆみが治まります。
■重曹
重曹小さじ2+水小さじ1で重曹ペーストを作り、患部にすり込みましょう。
石鹸だけではかゆみが治まらなかったときは続けて重曹ペースト試してみてください。
■紅茶のティーパック
紅茶には腫れを緩和する作用があるほか、タンニンという成分がかゆみを和らげてくれます。
ティーパックでカップに紅茶を入れ、それを飲みながら使用後のティーパックを患部にポンポンと当ててやれば気も紛れます^^
■レンチンタオル
タオルを水で濡らして絞りレンジでチンして温めます。
熱いと感じるくらいの(50度程度)温度になったら、患部にタオルをポンポンと当てて温めるとかゆみが和らぎます。
熱いので当て続けているとやけどしますので連続は避けてくださいね。
ちなみに40度程度の気持ちいいと感じる温度ですと、かえってかゆくなりますので熱いタオルにしましょう。
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蚊に刺されたときはかゆみを止めることも重要ですが、それよりも刺されないように工夫することも一つの手です。
下記の記事では、ちょっとした気遣いで蚊に刺されにくくなるアイデアをご紹介していますのでよかったら参考にしてくださいね
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蚊に刺されない方法や寝るときの対策は?
おわりに
蚊に刺されると爪で×印をつけるとか、つばを塗るとか・・・昔ながらの方法は色々ありますがどれもおすすめできません。
虫刺されに薬を使うことも多いと思いますが、専用の塗り薬がなくても家庭にあるもので意外とかゆみが治まりますので今日ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね^^