朝風呂って体も気分もスッキリしていいですよね~
眠気もだるさも吹き飛ぶし、朝風呂がスキって方も多いと思います。
でも・・・朝風呂がよくないという噂があるの知ってますか?
あんなに気持ちがいいのにどこがダメなんでしょうか?
朝風呂はよくない?
その日の疲れを癒やすためにも夜風呂に入りスッキリして眠るというのが王道かと思いますが、例えば休日や旅行で行った温泉などでは朝風呂が楽しみだったりしますよね。
朝日を浴びながらの入浴はすがすがしいですし、休日の朝風呂はゆったりとした気持ちになりストレス解消できます。
コレのどこが悪いのか?
■朝は体温が低い!
朝起きてすぐは1日のうちで一番体温が低いときです。
人間の体は時間の経過とともに副交感神経から交感神経へと切り替わり、体温が上がる仕組みになっています。
ところがこれを無視して眠い目をこすりながら、熱い風呂にいきなりドボンと入ってしまったのでは心臓もびっくりしてしまいます。
特に高齢者はヒートショックで、思わぬ事故が起こる可能性が高いですから注意しないといけません。
■睡眠の質が下がる
夜風呂には入らず朝が習慣化している場合に気になるのは、睡眠への影響です。
夜風呂に入ると疲れを解消しリラックスできるほか、冷えや血流を改善することで睡眠の質も高まるというメリットがあります。
それに比べると朝風呂は交感神経が活発になり体もシャッキリとし目が覚めるという利点はあるものの、夜入浴のような効果が期待できません。
■頭皮へのダメージ
1日外出して髪が汚れているにもかかわらずそのまま寝てしまい、朝風呂というパターンですと禿げる元にもなるとされています。
頭皮が汚れたままでは細胞脳入れ替わりもしにくくなり、ターンオーバーの乱れにつながります。
夜寝ている間に修復作業が行われますので、汚れを残したままですとそれを邪魔してしまうのですね。
寝ている間に汗をかいた影響で朝は頭皮の毛穴も開いた状態になっていますので、朝風呂で頭から熱いお湯をザブーンとかけたりすれば、頭皮にも少なからず影響があります。
それに朝は忙しいのでシャンプーのやり方も荒っぽくなりやすいですし、洗い残しやすすぎ残しなどで頭皮への刺激も増えてしまいます。
以上のような理由から、朝風呂だと禿げる原因を作りやすいとされ朝風呂がよくないと言われるのです。
朝風呂の安全な入り方は?
朝風呂はやっぱりやめられないけど危険なのも困る!という場合、朝でも安全に風呂に入るためにはどうしたらいいのでしょうか?
■最初はぬるいお湯から
朝起きてすぐはまだ体温も血圧も上がっていませんので、いきなり熱いお湯に入ると心臓にも負担が大きいです。
まずはぬるめのお湯で半身浴から慣らしていき、徐々にお湯の温度を上げて全身浴にしましょう。
ただし熱くても42度以上にはしないようにし、5分程度でさっと上がるようにしてください。
最初はお湯を少なめにして入り、その後お湯を熱めの足していくといい具合に風呂の温度を上げていくことができます。
交感神経も活発になり、朝からやる気モードになりやすいです^^
風呂に入ることは思っている以上に体への負担が大きいので、体調を考慮しつつ風呂を楽しみましょう。
■温めておく
寒い時期は脱衣所も風呂場の中も冷え切っていますので、必ず暖房を付けて温めておきましょう。
頻繁に朝風呂に入ることが多いなら、脱衣所専用に瞬時に温まるスポット暖房を用意しておくとすごく便利です^^
特に朝はキンキンに冷えていますので、脱衣所は暖房で温め風呂場は浴槽のふたを開けて湯気で温めたり熱いシャワーを風呂場の床に流しておくとよいです。
室温の差が大きいほどヒートショックの危険性が高まりますので、朝風呂に入る前は準備万端に整えてから入浴するのが安全な入り方です。
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■白湯を飲む
朝風呂に入る前に白湯を飲んで体温を上げておくと、ヒートショックの危険性を軽減することができます。
白湯は体の冷えを解消すると言われていますので、朝風呂に入らずとも飲むとよいです。
おわりに
ウチの父は風呂が大好き。
お正月は朝日とともに一番風呂に入り、大量のお酒を飲んだあとはサウナに行き汗を出して酒を抜き汗ダラダラになったところで水風呂にドボンと入ったりしているようです。
危ないことばっかりしているんですよね~
家族全員でヤメロコールを送っても全く聞く耳持たず。
毎年これをやるので正月から救急車さわぎになるのではないかと心配しているのですが、当の本人はピンピンしているので困ってしまいます。