さわやかな酸っぱさが魅力のレモン。
国産・輸入関係なく農薬は使われているので、皮をしっかり洗い安心して使いたいですよね。
そこでこちらのページでは、レモンの農薬の落とし方をお伝えしていきます。
レモンだけでなく他の柑橘類にも使える方法なので、参考にしてくださいね^^
レモンの農薬防カビ剤の落とし方 効果的な3つの洗い方とは?
特にドリンクやお菓子などの材料として使う場合は、レモン汁だけでなく表皮を使うことも多いので気になる農薬はできるだけ落としたいですね^^
効果的に除去できる3つの洗い方をご紹介していきます。
塩
使うものは塩と沸騰したお湯です。
まずは多めの塩を手にとり、レモンにこすりつけて全体をしっかりもみ込みます。
レモンをざるに入れて、沸騰させたお湯をざっと回しかけたら完了です^^
塩ならどのご家庭でもあるので、農薬落としの方法としては一番やりやすい方法です。

これで気になる汚れがスッキリと落ちます^^
重曹
水400mlに食品用の重曹大さじ1を加え溶かしたところに、レモンを入れて1分浸けておきます。
レモンの表面をもみ洗いし、水で洗い流します。

食品用の重曹を使ってくださいね
ウチで使っているのは下記の天然重曹です。
レモンを洗うだけでなく、クエン酸をプラスして炭酸水で飲んだり掃除にも使えて1年中活用しまくっています^^
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専用の洗浄剤
レモンだけでなく他の果物の農薬も気になっている・・・という方は、野菜や果物用の洗浄剤を用意しておくと便利です。
私の愛用品は「ホタテの力くん」。もう何年使っているだろ?ってくらい、ずーっと前から常備している商品です。
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パウダーを水に溶かし果物をつけておくと、油のようなものや汚れが浮いてきます。
フルーツは農薬がたくさん使われているので、特にそのまま食べる苺やぶどう・サクランボなどの果物は洗浄剤で洗うと安心です^^
国産レモンと輸入レモンの違いは?
スーパーで売られているのは輸入レモンが主流ですが、国産レモンも売られています。
輸入レモンを購入するときは「イマザリルイマザリル・オルトフェニルフェノール・チアベンダゾール」など防カビ剤の表示を目にすると思います。
それに対し国産レモンには特に農薬の表示がされていません。
そのため国産レモンには農薬が使われていない・安心!というイメージが強いですが、「完全無農薬」と書かれていないなら農薬が使われています。

では輸入レモンと国産レモンは何が違うのか?
輸入レモンは育成中はもちろん収穫後にも農薬を使用していますが、国産レモンは育成中に農薬を使うだけという違いがあります。
国内では原則として、収穫後に農薬を使用する(ポストハーベスト)のは禁止されているからです。
ポストハーベスト農薬は通常畑で使う農薬に比べると、とても濃い濃度で使われていたり残留量が多いのが問題点。

だから輸入レモンは特に注意が必要という事なのです。
国産レモンにポストハーベストの心配はないとはいえ、虫などにやられないよう一定の収穫量を確保するためにも農薬を使用されています。
輸入・国産どちらもしっかり洗って、農薬を落とすひと手間は忘れずにやってくださいね
おわりに
レモンは野菜のように毎日食べるものではないですが、体に不要なものはできるだけ避けたいですね。
完全無農薬の国産レモンはとても少ないですが、減農薬・特別栽培・など農薬使用量に配慮したものなら手に入りやすいのでぜひ試してみてください^^
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国産レモンのシェアは全体の6%程度ととても少ないので輸入よりお値段は高いですが、はちみつ漬けやレモン酒・レモン酢などを作るときにぴったりです。
広島県や愛媛県などで作られているレモンは人気があります^^
10月ごろからレモンのシーズンになりますので、加工品を作ってみてはいかがでしょうか♪