雨の日や夜に洗濯した時など外に干せない時はどうしても部屋干しになってしまいますが、そんな時の困ったことといえば「臭い」。
部屋干しするとどーしても生乾き臭が・・・とお悩みの方も多いと思います。
せっかく洗濯してもクサイだなんてショックすぎますよねぇ。
このページでは部屋干した洗濯物が臭いを防ぐための方法についてご紹介します。
部屋干しで洗濯物が臭う原因は?
洗濯してきれいに洗ったものなのに、室内に干すだけであんなに臭くなってしまうってちょっと不思議ですよね?
いったいニオイの原因は何なのか・・・?
その正体は雑菌と汚れです。
衣類を洗濯してもすべての菌を洗い流すことはできません。
部屋干しは外干しに比べると風の通りも悪く乾くのに時間がかかるため、その洗濯物に含まれている水分や洗い上がった衣類に残っている皮脂・垢などの汚れが一緒になり雑菌繁殖して洗濯物が臭ってしまうのです。
外干しで太陽に当てれば紫外線で殺菌してくれるので同じ条件でも洗濯物はニオイにくいのですが、部屋干しですと太陽の力を借りることができないのでどうしても臭くなってしまいます。
ではどんなことに気をつけたら、洗濯物の生乾き臭を減らすことができるのでしょうか?
部屋干しで洗濯物の臭いを防ぐ方法は?
部屋干し独特の生乾き臭ってホントに嫌ですよね。
そんな臭いのする洗濯物を身につけていると1日気分も悪くなりがちですからこれは何とかしたいもの。
ここでは実際に自分で試してみて効果的だった10の方法をご紹介します。
■洗濯物は通気性のあるかごに入れる
毎日洗濯をしない場合、汚れた衣類はどこで保管していますか?
意外と多いのが洗濯槽にどんどん入れているパターンです。
どうせ洗うものですから洗濯機の中に入れてしまえばあとでラクちん!ではありますが、実はコレ菌を増やしてしまう元なんです。
汚れた衣類にはたくさんの雑菌や垢・皮脂・汗などがついていますので、これを通気性の悪い洗濯槽に突っ込んでしまうと雑菌類がどんどん増殖してしまうんです。
なので汚れた衣類は脱衣かごなど通気性の良いボックスなどに入れましょう。
濡れたものはいったん乾かしてからかごに入れるようにしてくださいね。
■部屋干し用洗剤を使う
市販されている洗濯用洗剤は色々ありますが、普通の洗剤ではなく部屋干し用として売られている洗剤を使ってみましょう。
部屋干し用洗剤には除菌力があるので、菌の繁殖を抑えてくれる働きがあります。
洗濯物の臭いが気になった時にまずはじめに試してみたのが、普通の洗剤から部屋干し用洗剤変えるという方法だったのですが完全にニオイは消えなかったもののかなりの効果がありました。
その他の方法と組み合わせることでより洗濯物のニオイを減らすことができると思います。
■風呂の残り湯を使わない
家族みんなが入った後の残り湯には皮脂や垢、せっけんカスなど色々なものがウヨウヨしています。
部屋干しする時に大敵なのは雑菌。
汚れた水で洗濯をするとおふろの残り湯に含まれている雑菌類が付着しニオイの元になりますので、洗いもすすぎもきれいな水でお洗濯しましょう。
節約のためにどうしても・・・という場合は、最後のすすぎ洗いの時にきれいな水を使うようにしてください。
ウチではふろの残り湯は風呂場掃除に使ってしまいますので、残り湯ってものがありません。
最後に風呂に入る人が風呂掃除をすることになっているので残り湯もすべて無駄なく使っていますよ♪
■すぐに干す
洗濯が終了したらすぐに干していますか?
ピーピーっと洗濯終了ブザーが鳴ったら、洗濯物をすぐに取り出して干してください。
濡れたままの状態で放っておくと雑菌がどんどん繁殖し臭いの元になリますので、ドラマ見終わってから干そう~・・なんて言わず即行してくださいね。
■洗濯物の間隔を空ける
室内干しとなると竿が使えないため、物干しハンガーにたくさんの洗濯物をギチギチに干してしまいがちですがこれはNG。
隣り合った洗濯物の間隔が詰まっていると空気の通りが悪く乾きにくくなります。
皮九までに時間がかかってしまうとその間に雑菌が繁殖するのでどうしても臭ってしまうのですね。
なので、洗濯ものはなるべく間隔をあけて干すようにしてください。
また、効率的に干し・乾かしたいなら室内干し用の物干しスタンドがあるととても便利なのでおすすめです。
いらない時にはたたんでおけるものが多いのでそれほど邪魔にならないのもメリットです。
■新聞紙を使う
洗濯物を物干しハンガーにセットしたら、その下に新聞紙を敷いておくと湿気を吸い取ってくれるので早く乾きやすくなります。
■風で乾かす
扇風機やサーキュレーターなどを使って洗濯物を乾かしましょう。
そのまま室内で干しているよりも風を当てていると乾くまでの時間がダンゼン短縮できます。
特にサーキュレーターは小型のものでも洗濯物に風がしっかり届きますし電気代も気になりませんので、乾かす手段としてもおすすめのとても便利な家電品です。
ウチでは洗濯物が7~8割程度乾くまでの間は、扇風機やサーキュレーターでガンガン風を当てていますがどちらも大活躍していますよ!
■除湿機能を使う
エアコンの除湿機能を使って洗濯物を乾かしましょう。
湿気を取り除けば洗濯物が乾きやすくなります。
■壁際はダメ
室内で洗濯物を干す時は場所も肝心。
例えば壁際などに干してしまうと空気が通りにくいので乾くのが遅くなってしまいます。
そのほか、カーテンレールや窓際なども同じように空気が通りにくい場所です。
ちょっと邪魔だな~と思っても、部屋のはじっこよりは真ん中寄りで干した方が空気が通りやすいのでおすすめです。
ウチでは2間続きの部屋のあいだに干しています。
通りにくいですが洗濯物が臭くなるよりはマシ!と数時間の間ガマンしてもらっています。
■洗濯槽は清潔に
部屋干しで洗濯物が臭い・・・と思っていたのに実は洗濯槽が汚れているのが原因で臭いが出ているという場合もあります。
洗濯機を購入してから一度も洗濯槽を掃除したことがないという時は、ぜひ一度洗濯機の内部を掃除してみてください。
洗濯槽の見えないところにはカビや洗濯洗剤による垢がびっしりこびり付いていますので、2~3か月に1回程度のペースで掃除をするようにしましょう。
おわりに
夜しか洗濯する時間がない忙しい方がどんどん増えていますが、気をつけるべきはマンションアパートなどの上下左右のお隣さん。
私の親戚の話なのですがアパートに住んでいた時、夜に洗濯をすると必ず下の階から天井をドンドン叩いてくるという怖い話を聞いたことがあります。
洗濯機を回す音がうるさい!なんて怒鳴りこまれたりしないように注意したいものです。
それにしてもコワッ!ですね~