ビタミンCが豊富なキウイフルーツ。
美味しさはもちろん栄養的にも優秀なのですが、ちょうど熟れた食べ頃を狙うのって意外と難しいですよね。
スーパーにはちょっと固めのキウイが並ぶことが多いので、買って持ち帰ったあと自分の判断で追熟させることになります。
このページでは、固いキウイを柔らかくする方法についてご紹介します。
キウイが固いときの追熟方法は?
買ってきたらすぐに食べたいのに、触ってみたら何だかカッチカチのキウイ。
この状態で食べても実が硬くて酸っぱいだけなので、追熟させて食べ頃まで日にちをおくというひと手間があります。
キウイは収穫したときは熟れていないので、その後一定の貯蔵期間を経てちょうど良い柔らかさになるというフルーツなんですね~。
通常ですと固いキウイを輸送中に追熟させるのですが、店頭に並んだ時点でもまだ固さがありもうちょい期間が必要って事が多いです。
収穫から柔らかくなるまでには、10日から2週間程度かかりますので結構長いです。
早く食べたいときに限って固いんですよね^^
ではさっそく追熟方法について見ていきましょう。
■適温で保存
ちょっと時間はかかりますが、15~20度程度の室温にキウイを置いておくだけで追熟することができます。
冷蔵庫に他のフルーツがあってそれを食べきったあとでキウイを食べよう!というような余裕のあるときには、室温に放置して自然に熟れるのを待つっていう方法で追熟させちゃいましょう。
■エチレンガスで
追熟するときによく使われるのが、りんごのエチレンガス。
ポリ袋などにりんごとキウイを一緒に入れて常温保存すれば、りんごが出すエチレンガスで固いキウイも早く追熟させることができます。
袋の口をギューッと結んでしまうと中が湿気でいっぱいになってしまいますので、軽く閉じておくだけでOKです。
汗っぽくなるのを防ぐためにウチでは大きめのレジ袋に新聞紙を入れ、その中にキウイとりんごを入れて包んでいます。
こうしておくと、室温が高くなり湿気が多くなったとしても新聞紙がそれを吸ってくれます。
■ぶつける
キウイを追熟させたいけどりんごがない!
でも自然放置じゃ待ちきれない~!
そんな時はキウイ本体のエチレンガスを利用しましょう。
テーブルの平らな面にキウイをゴンッとぶつけてちょっとへこむ程度にショックを与えます。
そうするとキウイがストレスによってエチレンガスを出すので、りんごがなくても追熟させることができるんです。
この時気をつけたいのはぶつける力加減。
思いっきりやり過ぎて皮が破けて実が出てきてしまうと、そこから腐ってきちゃいますので、あくまでへこむ程度にとどめましょう。
テーブルの角は皮が破けてしまいやすいので必ず平らな面を利用してください。
軽めの力で何度かゴンゴン・・・とぶつけると、ちょうど良い加減にショックを与えやすいです。
固いキウイを1個だけぶつけてへこませたら、他のキウイと一緒にポリ袋に入れて常温保存して柔らかくなるのを待ちます。
りんごのところでご紹介したように、新聞紙に包んでから袋に入れると安心です。
■電子レンジ
キウイを切ったらやっぱりまだ固かった!
カットしてしまった後は、常温保存で追熟させるという方法は使えません。
こんな時は電子レンジを使っちゃいましょう。
ただしホントの追熟とは違うので甘く熟れるのではなく、酸味が和らぎ食べられる程度にはなるというイメージです。
キウイを切っちゃったのに熟していない・・・どーする?!というときの緊急対策として覚えておいてくださいね。
電子レンジ加熱はやり過ぎると別物になってしまいますので、まずは10秒かけて扉を開けあとは様子を見ながら10秒ずつ追加するというような感じでやってみましょう。
おわりに
スーパーでよく見かけるのがゼスプリのキウイ。
黄色い果肉のサンゴールドと普通の緑色バージョンの2種類がありますが、どちらもそれぞれ違った味わいで美味しいですよね。
酸味がちょっと強くて甘みとのバランスが良い緑色のはヨーグルトに入れて食べる用にし、そのまま食べるときは優しい甘みの黄色いやつというようにその時によって食べ分けています。
お値段もお手頃で栄養的にもばっちりなので、食後のデザートとして適度にとりいれていきましょう^^
美肌効果でお肌もウルウルになるかもです。