色々な料理に使える長ネギ。
長ネギはお味噌汁くらいにしか使わないとか一人暮らしだったりすると、ネギを1束買っても使いきるのが大変だったりしますよね。
いつも長ネギをダメにさせちゃう・・・という場合は、長持ちさせて美味しく食べられるようにうまく保存しましょう。
このページでは、長ネギを常温・冷蔵・冷凍で保存するそれぞれの方法についてご紹介します。
長ネギの保存法 長持ちさせるには?
長ネギはメイン料理にするのは難しい野菜なので、豆腐や麺類などの薬味程度のチョイ役になりがち。
これだとなかなか減らないので、どうしても古くなったり腐らせたりしがちです。
美味しさをキープしたまま長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか?
■土に埋める
長ネギを常温で保存するなら土を利用しましょう。
泥付きでしっかり根っこが付いているものやネギなら、土の中に斜めに埋めておくだけで冬なら1ヶ月くらい保存することができます。
日や雨があたらない涼しい場所を選んでください。
ポイントはネギの白い部分まで土に埋めておくこと。
土を深く掘って垂直に埋めるのではなく、ネギを斜めになるような感じで土のお布団をかぶせておきましょう。
庭の一部を使って埋めてもいいですし、細長いプランターならその長さを利用して土に埋めるとうまくいきます。
土に埋めておく間には葉っぱが枯れたりするので見た目的には大丈夫かな?って感じになってしまいますが、使う時に長ネギの皮をぺろーんと1枚剥けばきれいな白いネギが出てきます。
料理にネギを使うときは、根っこから5センチ位を残しておき、それを庭やプランターに植えればネギが生えてきますのでやってみてください。
土で保存しようという心づもりでネギを買うなら、しっかり根っこが付いているかを確認してから買うようにしましょう。
■野菜室に立てて保存
長ネギは新聞紙にクルクルと包んでからレジ袋などに入れた状態で、野菜室に立てて保存すると長持ちします。
「立てる」というのがポイントです。
長ネギが育ったときの環境に似せて、冷蔵庫で立てておいた方が余計なストレスがかからず長持ちするとされています。
10日くらいは美味しく保存できます。
保存している間に新聞紙がズブっと濡れてきたら、新しいものに取り替えましょう。
■野菜室+ビン
背の高い空き瓶やタッパーを用意し水を2センチくらい入れたところに、容器に長さを合わせてカットした根っこ付きのネギを入れフタをして野菜室で保存します。
水は毎日入れ替えれば2週間くらいは持ちます。
外側の皮が固くなってしまったときは、1枚剥いて使いましょう。
また時間が経つとネギが伸びてきますので、フタにぶつからないよう気をつけてくださいね。
■カットして冷凍庫
斜め切りや小口切りなど予め料理に使う形にカットしてから、ジップロックなどのチャック付き保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
凍ったら取り出し袋の上からパンパン叩いておけば、ネギがバラバラになり使いやすくなります。
味噌汁や炒め物など加熱調理に使う時は、解凍せずそのまま加えるだけでOKです。
2週間~1ヶ月程度は保存できますが、長くなるほど冷凍庫のニオイや霜が付きますので早めに食べるようにしてください。
冷凍したネギを解凍するとクタクタになってしまいますので生食用には向きませんが、冷凍庫にネギのストックをしておくと料理を作る時にとっても便利なのでおすすめです。
冷凍ネギは調理の際に火が通るのも早いですし、軟らかく煮ると甘くなるのでその特性を活かして加熱料理に使ってくださいね。
ウチではネギだけでなく、えのきだけ・しめじ・人参・大根など色々な冷凍野菜を常時ストックしていますがすごく便利です^^
おわりに
では最後にウチの長ネギ保存法をご紹介しますね。
長ネギはそのままだと長くて冷蔵庫に入らないので、まずは冷蔵庫に入る長さギリギリに緑の部分をットします。
カットした緑の部分は水で洗ってからカットしたものをジップロックに入れて冷凍保存し、主に味噌汁などに使っています。
ネギの白い部分は新聞紙で包んでから、野菜室または冷蔵庫のドアポケットにに立てて保存しています。
いつも買っているネギは5本入りなので3本は料理に、残りの2本はネギ塩やネギ醤油など長ネギ入りの調味料を作っています。
特にネギ醤油はウチの定番品なので、おひたしなどをはじめ何にでも使っています。
作り方も簡単です。
ネギみじん切り1/3~半本分+お酢大さじ1+醤油大さじ4+砂糖小さじ1を混ぜ合わせておくだけ。
30分も経てばネギがしんなりしますのですぐに使えます。
冷蔵庫に入れておけば1週間~10日くらいは持ちますので、作っておくと便利ですし普通の醤油よりもさっぱりしていて美味しいです^^