体にもいいとされる白湯。
海外セレブや芸能人が白湯を飲んでいるという話題が、雑誌やテレビなどでもよく紹介されていますよね。
気になるけど、どうやって飲めばいいのかな~なんて思っている方も多いと思います。
白湯にはどんなメリットがあるのか?
このページでは白湯の効果や作り方や、飲み方のコツなどについて見ていきたいと思います。
白湯の効果は?
そもそも白湯って何なのか?
白湯は簡単に言うと沸騰させたお湯を50~60度程度に冷ましたお湯のことで、子供にも飲みやすいようにぬるく冷ましたものを湯冷ましともいいます。
基本的にはほとんど違いはありません。
一度沸騰させることによって不純物を取り除いて柔らかい水になるので、体が弱い病人や子供をはじめ誰でも負担なく飲めるというのが最大のメリットです。
白湯が健康に良いという話はメディアで取り上げられることが多いですが、なぜ沸かしたお湯がそんなにもてはやされるのか不思議に思ったりしますよね?
その効果について詳しく見ていきましょう。
■免疫力アップ
白湯を飲むと体が温まる事で血流も良くなります。
内臓の温度が上がると免疫力もアップしますので、病気を寄せ付けない体に近づけていくことができるんです。
■内臓が元気になる
白湯で内臓が温まると、弱っていた内臓が元気になり動きが良くなります。
特に胃の不調がある場合は白湯で温めるとかなりラクになりますし、腸の動きにも影響し便秘も改善しやすくなります。
適度に水分をとることで便意を感じやすくなるという利点もあります。
■美肌効果
白湯は新陳代謝を活発にしてニキビなどの肌トラブルと改善したり、ターンオーバーをスムーズになる手助けをしてくれます。
■むくみ防止
白湯でからだが温まると血流が改善しリンパの流れもスムーズになるので、むくみを防止するとこができます。
■デトックス
白湯には腸にたまっている老廃物や、有害なものを外に出す作用があるとされています。
腸をきれいにすることで、体の調子も整いお肌のトラブルも起こりにくくなります。
白湯の作り方は?
白湯はどうやって作ればいいのか?
水道水を使う場合と、ミネラルウォーターを使う場合それぞれを見ていきましょう。
■水道水を使った白湯の作り方
やかんに水を入れたら火にかけ沸騰したらフタをとって弱火にし、10~15分ぽこぽこと煮立たせカルキなどを飛ばします。
マグカップなどに入れて50~60度になったら飲み頃です。
グツグツ沸かすのが面倒だから50度くらいに温めたところで火を止めてカップに注いで飲むとか、熱すぎたから水で薄めて飲むなんてことはしないでくださいね^^
■ミネラルウォーターなどを使った白湯の作り方
ミネラルウォーターやウォーターサーバー・浄水器に通した水を使う場合は、水道水のようにグツグツ沸騰させる手間がないので簡単。
鍋に水を入れて火にかけ、50~60度まで温めたらできあがり。
沸騰させて不純物を取り除かなくてもいいので、こちらの方がラクチンです。
ミネラルウォーターは軟水を使うのがポイントです!
硬水ですと胃腸の負担も大きいので、日本人なら軟水のほうがなじみやすいです。
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白湯の飲み方のコツは?
■ゆっくり飲む
白湯はビールのようにゴクゴク・・・ではなくゆっくり飲むもの。
徐々に体を温めていくという飲み方がおすすめです。
カップ1杯を飲み終わる頃には、体の末端までしっかり温まります。
■適温で
お湯を沸かしたすぐのものは温度が90度くらいありますので、カップに注いで50~60度まで冷ましたものを飲んでください。
体に浸透しやすい温度で飲めば効果も高まります。
■飲み過ぎに注意
早く効果が出るようにいっぱい飲もう!というのはダメ。
白湯は体に優しいとはいえ飲み過ぎれば内臓に負担がかかり、かえってマイナスになってしまいます。
特に夜たくさん飲んでしまうと、かえってトイレのために目が覚めたりもしますので量はほどほどにしておきましょう。
1日に飲む量は800CC以下が目安です。
朝起きた後・寝る前・食前などにカップ1杯程度飲めば十分です。
飲む時間で特におすすめなのは朝起きた後。
空っぽのお腹に温かい白湯がじんわりしみこみ、体の調子もすごく良くなります^^
おわりに
白湯を飲むと、体にじわ~っと浸みていくような感覚になることありませんか?
白湯を作る時は水を火にかけて沸かしますが、その時に火の要素が加わり沸騰することによって風の要素が加わります。
つまり白湯は「水・火・風」の3つの要素を持っていると言えます。
人間もそれと同じように「水・火・風」から成り立っていると考えられているので白湯は体にもなじみやすく、飲むことによって乱れたバランスを整えることができるという考え方があります。
アーユルヴェーダでは「魔法の水」と呼んでいる白湯。
簡単ですのでぜひ試してみてくださいね。