履歴書や手紙・書類などどうしても手書きでないとダメなものって、まだまだたくさんありますよね。
パソコンやスマホなどのおかげで字を書く事も少なくなったとは言え、やはり大事なものは手書きであることは間違いありません。
なぜかしばらく字を書かなくなると、すごくヘタになっていると感じたりすることありますよね。
このページでは字をきれいに書くコツや練習法についてご紹介します。
字をきれいに書くには?
いつからこんなに字が下手になった?!ってくらい、自分の字が汚くてびっくりすることありますよね。
どうしたらきれいな文字を書くことができるのでしょうか?
■まずは基本をチェック
字をきれいに書くには、姿勢やペンの持ち方が重要です。
ペンの製造メーカーによりますと、ペンは60度の角度で右に20度傾斜するのが良い持ち方だとされています。
ただ使うペンがボールペンなのかマジックなのか?万年筆なのかによってもその角度は違ってきますので、この持ち方を基本としつつ一番良い角度を見つけてみましょう。
■指を動かす練習
ペンの持ち方や姿勢は間違っていないのに、思っているように指が動かせず線が書けないないという場合は、文字を書く前にまずは指をうまく動かせるようにしましょう。
手の力を抜いて○△□やらせんなどをたくさん書く練習をしてみてください。
どのマークも小さいものからだんだん大きく書いていきます。
形の整ったものが書けるようになったら、指が動かせるようになった証拠。
もう一度うまく書けなかった文字を同じように書いてみると、最初よりもきれいに書けているはずです。
■筆順を確認
文字には筆順があります。
それを無視して自己流の書き順で文字を書いてしまうと、文字の流れが途切れてバランスも取りにくいため美しい文字にならないんですね。
なので筆順を守らないといつまで経ってもきれいな文字を書くことはできないので、必ず「?」と感じたときは書き方をチェックしてみましょう。
■細かいところも丁寧に
文字には止め・はね・はらいなどがありますが、はしょらず丁寧に再現して書きましょう。
細部までしっかりと書くことでバランスも取れてきれいな文字になります。
ゆっくり丁寧に書くだけでも文字は格段にきれいになります。
■右上がりに
文字を書くときに線が少し右上がりになっているとキレイに見えます。
逆に右下がりの線でかいた文字は、ちょっと情けないような印象の文字になりますよね?
キレイに見せるコツは「ちょっと右上がり」が基本です。
■同じ間隔にする
文字には空間がありますが、それがバラバラだと汚い字に見えます。
例えば「目」という字。
「目」の空間が同じ幅になるようにすると、バランスの取れたきれいな文字になります。
■全体のバランス
文字1つ1つはきれいに書けていても中心がズレていたり文字の大きさがバラバラだと、全体で見たときにまとまりがないと文字は美しく見えません。
一番わかりやすいのは縦書き・横書き。
中心からズレて斜めになってしまうと、文字がいくらきれいでも下手に見えてしまいます。
文字の大きさも全部同じではなく漢字はちょっと大きめでひらがなは逆に小さめという基本を守っていないと、何ともバランスの取れない文字列となります。
字をきれいに書くための練習本は?
字を書くポイントは色々ありますが、頭でわかっても実際に書いてみないことには字は上達しません。
単純な文字の練習を一人で続けていてもすぐに飽きてしまいますから、まずは1冊本を買って練習するのが良いと思います。
楽しみながら文字の練習をするなら、人気の鈴木先生の本がおすすめです。
どのように書けば文字が美しく見えるのかというポイントが解説されているので、頭で理解し手で実践するというスタイルがとても良いと思います。
おわりに
先日郵便局に行った際、何かを受け取るために名前・住所・電話番号などを記入していた人がいたんですがすっごく苦戦しているのがわかりました。
指にグググーーっと力が入っていて文字がうまく書けない様子と焦りがコチラに伝わってくる感じ。
この人大丈夫かな?と心配になってしまうくらい。
ようやく全部記入が終わり局員さんに書類を渡してしばらくすると、字が読みにくいのでもう一度書き直してくださいと言われてました!
書き直しってアリ・・・!?
結局書類を出すのをあきらめて、その人はそのまま帰っていきました。
ダメ出しくらう文字っていったいどんなのなんだろう?
とりあえず文字の練習をして、人が読めるくらいのものを書けるようにしておきたいですね^^