おそばや豆腐の薬味はもちろん、鍋物やチャーハンなど色々な料理に使われる長ネギ。
どこの家庭でも冷蔵庫の常備品になってるかもしれませんね・
でも気になるのは長ネギの先っちょの青い部分です。
青いところは料理に使っていいものなのかどーなのか?いう方も多いのではないでしょうか。
このページでは長ネギの青い部分は食べられるのか?についてご紹介します。気になる栄養面も一緒に見てみましょう。
長ネギの青い部分は食べられる?
長ネギの白いところは迷わず食べますが、青いところは見るからに硬そうだし捨てた方が良さそう・・・そんな風に思うことありますよね。
青い部分はどうしたらいいのでしょうか?
白いところも青い部分も全部ネギですから、モチロン全部食べられます!
それぞれに味の特徴があり柔らかさも食感も違いますから、部位ごとにそれを生かした使い方をすれば上から下まで全部食べることができますから捨てないでくださいね。
それに食べ物は一部分だけを食べるのではなく全体を食べたほうがバランスが良いので、白いところを食べて青いところを捨てたのでは偏ってしまいます。
・・・というわけで青い部分は捨てずに食べるのが正解です^^
長ネギの青い部分にはどんな栄養があるの?
長ネギの青い部分は太陽の恵みがいっぱい詰まっていますので、実は白いところよりも栄養豊富!
特にβカロテン、カルシウム、ビタミンCなどが多く含まれています。
・βカロテンは皮膚やのどなど粘膜を強化し免疫力アップの手助けをしてくれます。
・カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。
・ビタミンCは免疫力を高めて風邪予防に役立つほか美肌効果にも優れているとされています。
無駄なく食べて体に栄養をとりこみましょう!
長ネギの青い部分 ねばねばは何?
青い部分の内側を触るとゼリー状になっていて気持ち悪いなあ~と感じるかもしれません。
これは「フルクタン」と呼ばれる成分で、体の免疫力をアップする働きがあるとされています。
なので青いところを捨てるのは栄養をゴッソリ捨てちゃうようなもの。
先日ある料理雑誌で、ネギのぬるぬるは包丁の背でこそげ落として食べましょう!と書かれていてびっくり。
ぬるぬるがない方が食べやすいとは思うのですが何だかもったいなですよねえ。
青い部分のねばねばは甘み成分の元にもなっていますので、斜めにカットして炒め物や汁物の具にすればくったりとして食べやすい上に甘くておいしく食べる事ができます。
もう一つ気になるのは、青い部分が白っぽくなっている時。
もしかしたら農薬なのではないか?と心配になりますが、これはブルームというもので長ネギが自分自身を保護するために出しているものなので食べても大丈夫です。
気になるときはしっかり水洗いして使えば心配ありません。
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ネギの青い部分はどうやって食べる?
ネギの青い部分は栄養があり食べた方が良いのはわかったとしても、イマイチおいしく食べる方法がわかりませんよね。
どんな風に使ったらいいのでしょうか?
おすすめの食べ方を3つご紹介します。
■中華スープに
中華料理屋さんで出てくるような、中華スープはおすすめです。
ネギの青い部分を細かく刻んで鶏ガラスープで作った中華スープにいれ、溶き卵を加えひと煮立ちしたらできあがり。
簡単でとってもおいしいです
■麻婆豆腐に
いつもの麻婆豆腐に青い部分も刻んで一緒に入れてしまいましょう。
■かき揚げに
青いネギは小口切りまたは細かく刻んでエビなどと一緒にかき揚げにすればさくさくのおいしい揚げ物ができちゃいます。
細かくすれば硬さも気にならないですし、緑色がとてもきれいに仕上がります。
おわりに
ネギの青い部分は、実家の母はそりゃもうゴーカイに捨てておりました。
青と白の分岐点のところでバサーン!とカットして大胆に青い部分はゴミ箱行き・・・!
何で捨てるの?と聞くと、ここはね~汚いの。しかも硬いからね歯が折れちゃうの。と。
そのネギどんだけ硬いんです???笑
先日久しぶりに実家に帰ったときもちょーど長ネギを使ったようで、いつものように大胆な捨てっぷり健在でした。
でも最近はホントに歯がヤバいらしく、グラグラした歯が折れないように何でも柔らかく煮ているようなのでネギの青いところも無理せず捨てた方がいいのかなあ?なんてことを思いました。
ネギの青いところに含まれている栄養も大事ですが、優先順位としては歯のほうが大事ですもんね。
無理強いはできません^^