薬味としてはもちろん、体の冷え対策などにも活用することの多い生姜。
でも生姜って大量に使うというよりは、1片程度の量を料理などに入れていくうちにだんだんなくなるという減り方をするので最後は生姜も腐る寸前だったりもしますよね。
保存の仕方が悪いと、すぐにカビが生えたりヌルヌルして使い物にならなくなってしまいます。
生姜の鮮度を保ち,
最後まで美味しく使い切るにはどうしたらよいのでしょうか?
生姜の保存方法 カビを防ぐには?
生姜は意外と長持ちしないもの。
せっかく買っておいたのに、さあ使おうという時にはすでにカビが生えてたりなんてこともよくあります。
カビを防いで保存する方法はないのでしょうか?
<常温で保存する方法>
まずは買ってきたら生姜をビニールから出してください。
めんどくさいからとそのままの状態で放置してしまうと、中で蒸れてしまいカビの原因になります。
丸ごとの生姜を新聞紙に包み、風通しの良い場所に置いておきましょう。
生姜の鮮度や保存環境にもよりますが、1週間程度なら常温でも大丈夫です。
しなびていないかどうか?たまに中を確認しつつ早めに消費してしまいましょう。
<冷蔵保存する方法>
1週間以内に生姜を全部使い切る予定があるなら常温保存してもよいのですが、なくなるまでに時間がかかるのが初めからわかっているなら生姜は冷蔵保存した方が断然長持ち。
丸ごとのままでも使いかけの生姜も、冷蔵保存して新鮮さを保つ2つの方法をご紹介します。
■キッチンペーパー+アルミホイル
生姜をキッチンペーパーで包んでから、アルミホイルでもう一度包み冷蔵庫で保存します。
2~3週間はカビも生えず、きれいな状態を保てます。
キッチンペーパーで包む前に、生姜を1~2時間程度乾燥させておくとより長持ちします。
■水浸け
深めのタッパーまたは瓶を用意したら、使いかけの生姜と水を入れて冷蔵庫で保存します。
野菜室もしくは冷蔵庫の手前あたりに置いておくと冷えすぎないのでよいです。
生姜が完全に水に浸かるようにするのがポイント。
毎日水を替えれば生姜の新鮮さが保てます。
水かえを忘れて入れっぱなしにしてしまうと、すぐにヌルついてきますので気をつけましょう。
しなびたりしないので、手軽にいつでも使えるのがメリットです。
実際にこの保存方法でやってみると、3週間たっても生姜がピンピンしていました(3週間で使いきったのでそのあとはわかりませんが、まだまだ持ちそうな感じでした)
日が経つごとに生姜の香りは薄れてしまいますので、日持ちはしますがなるべく早く使いきるようにしましょう。
<冷凍保存する方法>
生姜はごくたまにしか使わないという場合は、冷凍保存しましょう!
みじん切りや千切り・スライス・すりおろしなど好みの状態にカットしたりすり下ろしたものを、ラップに包んで小分けします。
これを金属トレーのうえに置いて冷凍させたら(早く凍ります)、ジップロックなどのチャック付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう!
ラップに小分けするのを省き直接ジップロックに入れたものを冷凍保存してもいいのですが、袋内に霜が付きやすかったり出し入れするときに溶けやすいのでラップに包んで小分けしたものの方が扱いやすいです。
生姜のすりおろしは、おろしている最中からどんどん変色してしまいますのでなるべく早くラップに包んで小分け冷凍したほうがいいです。
凍った生姜を使うときは解凍なしでそのまま使用できますので、必要なぶんだけ取り出して料理に使ってください。
霜や冷凍庫のニオイが付かないうちに使いきりましょう。
保存期間は1ヶ月程度が目安になります。
おわりに
ウチで生姜を保存するときは、すぐ使う分をのぞいてはすべて冷凍しちゃいます。
生姜をまとめて買ってきて、その日のうちに加工・小分け後冷凍庫へ。
もともとがズボラなので、冷蔵庫に入れておくとつい忘れてしまったりするんですよね。
それに使う量はちょっとなのに毎回おろし器やまな板を汚すのもめんどくさいな~ってことで、冷凍保存するのが定番の方法になりました。
ちょっとだけ生姜を使いたいときにも、さっと欲しい量が出せるのが何よりもいいです^^
ワタシが実際にやるときは生姜を3~4個まとめて買ってきて、フードプロセッサーを使って一気にみじん切りにして冷凍してます。
まな板で1個ずつみじん切りにしていると時間がかかるし、だんだんめんどくさくなってくるのでいつもこの方法です。
フープロだとあっという間に終わるので、生姜の香りが逃げないうちに小分け冷凍まで終わらせることができるのでおすすめです^^