体に良い効果があるとされるにんにく^^
にんにくは疲れたときや、パワーアップしたいときに食べたくなりますよね♪
でも人によっては、にんにくを食べると胃もたれや胃痛・吐き気や頭痛など色々な症状が出ることがあります。
そこでこちらのページでは、にんにくで胃もたれがしたときの治し方から予防法まで徹底調査!
体にいいはずのにんにくなのに一体なぜ?という疑問を解決していきます^^
にんにくで胃もたれした時の治し方 解消する3つのポイントとは?
にんにくで胃もたれを起こした時は、どうやって治せばいいのでしょうか?
その解消法は下記の3つ。
・消化の良いものを食べる
・発酵食品を食べる
水を飲む
にんにくの成分「アリシン」は水にとけやすいので、水を多めに飲んで尿として体から早く出ていってもらうようにしましょう。
冷たい水はお腹の動きを悪くしやすいので、ぬるま湯や白湯を飲んでください。
消化の良いものを食べる
胃もたれしているときは、胃腸に負担をかけないようにするのが大事です。
お腹が空いていないならムリに食べなくてもよいので、そのまま胃を休ませてあげてください(個人的にはこの方法が一番効き目があります)
食欲は普通にあるなら、おかゆや柔らかく煮たうどんなど消化に良いものにしましょう。

山芋やキャベツなど胃壁を保護してくれる食べ物もおすすめです。
カフェインや辛いものなどの刺激物は控えたほうがいいので、食後のコーヒーやうどんに七味唐辛子をドバー!というのはNGです^^
発酵食品を食べる
にんにくの食べ過ぎによって腸内環境のバランスが崩れているなら、発酵食品を摂取して善玉菌を増やすようにしましょう。
ヨーグルトや酒粕・甘酒・納豆・味噌・チーズ・ぬか漬けなどを、食事に取り入れてみてください。

食欲がない時でも温かい味噌汁なら胃もびっくりしません^^
にんにくで胃もたれする原因は?
ひとまず不快症状を改善する方法がわかったところで、そもそもにんにくで胃もたれする原因は何なのか?を知っておきましょう。

今後にんにくを食べたときに、対処もしやすくなり知識が役立つかもしれません^^
疲労回復のためとか元気になりたいから、にんにくでスタミナをつけよう!とたくさん食べたのに、胃もたれによるムカムカでまさかの逆効果では残念過ぎますよね。
実はにんにくには殺菌・抗菌作用がある反面、胃腸には刺激が強く胃壁を荒らしてしまうデメリットもあります。
胃液の分泌をうながして消化を助けたり殺菌する働きはあるものの、食べ過ぎると胃酸が出過ぎて結局は胃の負担を大きくしてしまいます。

そのため胃もたれや胃痛が起こったりするんですね。
胃腸が弱い人なら少量のにんにくでも影響が出ますし、特に夏場は胃腸が弱っていますので注意が必要です。
またにんにくの食べすぎで胃腸に必要な善玉菌までやられてしまい、腸内環境のバランスが崩れ下痢や便秘が起こることも・・・
にんにくパワーは使い方によって良い方にも悪い方にも傾くので、食べ方や量にも気をつけましょう!
にんにくによる胃もたれを予防するには?
にんにくによる胃もたれを予防するにはどうしたらいいのか?
そのポイントは下記5つ。
・生より加熱
・タンパク質と一緒に摂取
・空腹時は食べない
・胃腸のメンテナンス

順番に見ていきます!
食べ過ぎない
当たり前のことですが、まずは食べ過ぎないように気をつけることが一番の予防法です^^
適量は人によって違いますが、生にんにくなら1日1~2片・加熱したものなら1日3~4片を目安にしましょう。
胃腸が弱い人や子供なら、この半量程度にしておいたほうが安心です。
生よりも加熱
生にんにく・・・特にすりおろしが一番刺激が強いです。
ラーメンにすりおろしの生にんにくをドバーー!という食べ方は避けたいところ。
にんにくは生よりも加熱したほうが、胃の負担が和らぎます。
「にんにくホイル焼き」のようににんにくそのものを食べるのではなく、料理の風味を増したり隠し味的な使い方がおすすめです。
タンパク質と一緒に摂取
にんにくに含まれているアリシンという成分はたんぱく質と結合する性質があるので、肉や魚・卵などと一緒に食べましょう。
胃腸への刺激をやわらげつつも、料理のおいしさもアップし食欲も増します^^

にんにくの香りをうつした油で焼いた豚ロースのソテーなどは、疲労回復にもいいですよ♪
空腹時は食べない
空腹時にいきなりにんにくを食べるのは刺激が強く、胃壁を荒らす元になります。
まずはにんにく料理以外のものを食べたり飲んだりして、胃をならしておくのがポイント。
ちなみにワタシがにんにく料理を食べる場合は、まず魚介類やチーズなど具だくさんのサラダを食べるようにしています。

この食べ方だと太りにくいですし、にんにくが空きっ腹を直撃するのを防げます。
胃腸のメンテナンス
普段の食生活に気を配り胃を良い状態に保つことで、にんにくを食べても胃もたれしにくくなります。

胃腸が元気なら、多少の負担がかかっても難なくやり過ごせるんですね^^
夜遅くの食事は控える・質の良いものをバランスよく食べる・ストレスをためないなど、日頃から胃腸のメンテナンスを心がけましょう!
おわりに
にんにくで起こる胃もたれについてご紹介しましたがいかがでしたか?
食べる量を間違えるとデメリットも大きいので、香りを楽しむくらいがちょうどいいかもしれません。
にんにくを食べ過ぎると体臭や口臭の原因にもなりますので、ほどほどの量でにんにく料理を楽しんでくださいね^^