節約のとっかかりとしてやりやすいのは「食費」ですよね^^
毎日のことなので気になる費用ではありますが
食事は健康のためにも重要なのでむやみな節約はダメ!
買うべきものと必要ないものをしっかり考えて
賢い予算配分をするためのコツをご紹介します。
食費節約
食費を少しでも減らしたい!という場合、安売りを狙うとかスーパーのはしごを思い浮かべますが
数十円安くなっても家計にはあまり響いてこないです。
なので食費節約をする場合は、ちゃんと結果が出るやり方でないと苦しい節約になるだけで終わってしまうんですね。
こちらの項目では、効果的な節約のポイントを10個ご紹介しますのでできそうな方法から実践してみてください^^
食費の目安は収入の〇〇パーセント!
毎月の食費が多いのか少ないのかがわからないとむやみな節約に走りがちです。
そこで覚えておきたいのは収入に対する食費の割合。
食費は収入の10%~15%を目安に金額設定をすると、食費をどれくらいかけてもいいのかがわかりやすいです^^

例えば収入が30万円なら食費は
3万~4.5万円におさまっていれば理想的。
ざっくりな数字ではありますが、自分の家計に見合った金額がわかるので目安がわかると予算を立てやすくなります^^
食費節約のためには、まず「使っていいお金がいくら位か?」を計算することからスタートしてください♪
スーパーの滞在時間は最短で
スーパーで店内をウロウロすればするほど、余計な買い物をするものです。
店内の滞在時間は10分以内を目安にしてみてください。
スーパーに行く前にチラシチェックをしてあらかじめ買い物リストを作っておき、入店したらリストどおりに商品をかごに入れていくだけ。
買い物リストはかごに入れる順番にメモしておくのがポイントです
いつも行っているスーパーなら回るルートが決まっていたり、商品の置いてある場所を覚えていたりしませんか?
スーパーの店内を思い浮かべながらそのルートどおりに買い物リストを作っておけば、メモ通りに回って買い物かごにポンポン入れていくだけだけ。

もちろんリストにないものは買わないのがルールです。
レジが混んでいなければ10分以内で終わるはず。
この買い物方法だとムダなものを一切買わないですし時間の節約にもなります♪
店内をダラダラ歩いて今買わなくてもよい商品をボーっと眺めていたら時間がもったいないです^^
スーパーの買い出しは週1~2回
スーパーに何度も足を運ぶほど、余計なものを買う傾向にあります。
なので買い物は基本的に週1回にして、買い物をする機会をなくすのが節約のコツ。
どうしても足りないものがあるときだけ買い足しのためにあと1回だけスーパーに行くのはOK。
もちろんその際も必要なもの以外は決して手を出さないのがルールです^^

誘惑に負けてアイスとか買っちゃダメだよ♪
外食しない!
食費がムダに増える一番の原因は外食!
スーパーで10円20円をちまちま節約していても目に見えるほど大きな効果は出ないですが外食は1回しただけでグンっと金額がはね上がります。
食費を本気で減らしたいならまずは外食をやめてみましょう!
ピザなどの宅配や持ち帰り弁当なども外食と同じように食費をぐーーんとはね上げてしまうのでとにかく自炊を基本にしてください!
外食を繰り返す傍らで、スーパーでは前日の残り商品や見切り品の古い野菜を購入して節約している気になっているのはどう考えてもヘンです。
例えば1000円ランチ×2人分=2000円なんてあっという間に吹っ飛んでしまいますよね。

この2000円分を使って、98円のしめじを買うとすると
20個くらい買えちゃうんですよ?(笑)
そう考えると、2000円って大きなお金です!
お財布のひもをぎゅっと締めて外食をやめ、とにかく自炊です。
まずは必要な食料品をしっかり買う。
それでも予算が余るようになってきた。
家計にも余裕が出てきた。
ここまで到達したら、外食を楽しみましょう!
冷蔵庫が空っぽになるまで買い物しない
冷蔵庫にまだまだ食品が入っているのにスーパーに行っていませんか?
残っているものをすべて使いきるまで買い物しないようにすると、野菜を腐らせちゃったとか、賞味期限が・・・などのムダがなくなります。
せっかく食品を安く買ったとしても、腐らせている時点で高い買い物になってしまいますのでとにかく「食品ロスゼロ」が基本。
ヘタに買い増しはせず、「使い切る」を心掛けていると節約になるのはもちろん、冷蔵庫内をいつもキレイに保てるので「何が」「どこに」「どれくらいあるか」を把握しやすいんです。
冷蔵庫内がスッキリしていれば電気代節約にもなりイイコト尽くめなんですよね^^

逆に冷凍庫はたくさん入れていたほうが電気代節約になるよ♪
乾物をストックしておく
週末になってそろそろ冷蔵庫が空っぽ・・・
何もないけど何か作らなきゃ!って時に役立つのが乾物。
お値段お手頃なのに、水戻しすると予想外に量が増えてコスパもいいです^^

おすすめの乾物は切り干し大根・ひじき・切り昆布・高野豆腐
中途半端に余っている野菜や練り物などと乾物を一緒に煮れば冷蔵庫内も一掃でき野菜もたくさん食べることができます^^
春雨やビーフンもおすすめです!
乾物の他、缶詰のストックも重宝しますので使いやすい鯖缶やトマト缶・コーン缶・いわし缶など
好みに合わせてそろえておくといいです。
缶詰は日持ちしますので災害用のストック食材としても普段から買い置きしておくと安心ですね^^
何でも冷凍しちゃおう
食材をムダにしないためにおすすめしたいのは「冷凍」です。
使い切れるかなーと不安になる食品はいつまでも冷蔵庫に入れておかずどんどん冷凍保存しちゃうのがおすすめ!
野菜を腐らせたり、しなびてしまったりなんてことありませんか?
使い切る前に腐らせてしまいそう・・・と不安な時は生のまま使いやすい大きさにカットして冷凍しちゃえば安心!
例えばにんじんがたくさんあって、このままだとヤバイ・・・
そんな時は細切り・いちょう切りなど好きな形にカットしてジップロックに入れて冷凍すればOK!
凍ったままで炒め物や汁ものに使えます。

冷凍すると細胞が壊れて、火が通りやすくなるので
調理時間が短くて済むというメリットもあるよ
大根を丸ごと1本買ってきたときは下側1/3(さんぶんのいち)は筋っぽいのでお味噌汁用に細くカットして冷凍しちゃいます。
冷凍しないのはじゃがいも・こんにゃくくらいで、その他のものは野菜はもちろん練り物やパン・肉魚何でも冷凍しちゃいます。
ちなみに今ウチの冷凍庫に入っているのは・・・
・しめじ(バラバラにして)
・もやし(洗ってジップロック)
・大根(細切りでジップロック)
・さつまあげ(袋ごとそのまま)
・ウインナー(袋ごとそのまま)
・長ネギの青いとこ(小口切り)
・はんぺん(袋ごとそのまま)
・大根の葉っぱ(細かくカット)
・油揚げ(1枚を16等分)
・豚ロース肉(味噌漬けにしてジップロック)
・豚こま(1個150gにラップ小分け)
・クロワッサン(袋ごと)
・レーズンパン(袋ごと)
・作り置きのきんぴらごぼう(ラップしてジップロック)
こんな感じで結構色々な食材がストックされています。
冷凍ストック野菜があれば、包丁いらずで料理に使えるので時間がない時にもすごく便利です^^
さつま揚げやちくわなどの練り物は、冷凍しても全く味が変わらないです。
はんぺんは冷凍してからフライにするとしぼみにくいのですぐに使う時でもいったん冷凍しています。
豚こまはよく使うので、800gくらいでパックされたお徳用を買ってきてラップ小分けしています。
どんなものが冷凍に向いているか?色々試してみると面白いです♪
かさましおかず
料理の見た目が貧相なケチケチ料理は食べる前からガッカリされてしまいます。
ボリューム感があって美味しそうに見せるにはかさ増しおかずがおすすめです^^
例えば肉団子。
ウチではひき肉+豆腐でかさましするので肉の量はホントに少ないです。
ハンバーグはひき肉にレンチンした玉ねぎのみじん切りをごっそり入れるので、肉と玉ねぎの割合はほぼ半々。
でも肉100%だと思って食べてるみたいなのでぜんぜん気がついてないっぽいです(笑)

キチンナゲットはおからを入れて肉は半量にしてますが
「全部肉」だと思って食べてるみたいです^^
おからや高野豆腐・はんぺん・豆腐などくせのない食材や旬の野菜はお値段も安いのでかさ増しにぴったりです。
最近のお気に入りは、高野豆腐の豚バラ照り焼き。
高野豆腐を水戻しして4等分に細くカットし豚バラを巻き、焼いて甘辛の照り焼きにするだけ。
高野豆腐に豚バラのうまみがしみておかず・おつまみ・お弁当にも使える万能選手♪
失敗なく誰でも作りやすいのもいいところ。
そしてお味のほうも、高野豆腐の部分すら「肉では?」と感じてしまうくらいの化けっぷりがスゴイんです(笑)
「高野豆腐 豚バラ 照り焼き」と検索すると美味しそうなレシピが出てきますのでチェックしてみてください。
きっと肉好きさんも満足な1品になると思います^^
買い物は1人で行く
節約をしたいならスーパーの買い物は1人で行くのが絶対条件!
なぜかというと誰かと一緒に買い物に行くと、どうしても避けられない「おねだり」があるからです。
自分のペースで買い物が進められないのであちこち寄り道して、余計なものを買うことになります。
それは子供に限ったことではなく、家族なら誰でもいっしょ。
子供ならお菓子だし、パパならお酒だし、女の子ならデザートだし(笑)
そして一緒に行った人に「何が食べたい?」と聞いてしまったばっかりに献立がくるってしまい予算内に収まらないことも多々ありますので
節約したいなら、買い物は1人で行くようにしましょう。
お買い得品から献立を決める
作るメニューを決めてから買い物する場合レシピどおりの食材を買おうとしますよね。
でもその日に必要な食材は必ずしも安くなっているとは限りません。
なので作るメニューをガチガチに決めておくよりはスーパーでお買い得商品を見ながら献立を組み立てたほうが食費が予算内でおさまりやすいです。
慣れてくると食材を見てメニューが思い浮かぶようになりますので日々訓練です^^
スーパーに行く前に必ずチラシをチェックしてお買い得品から予めメニューを決めておくとラクかもしれません^^
嗜好品は特別な時だけ
ビールなどの酒類やお菓子・アイスなどの嗜好品は飲むのが当たり前・買い置きが当然という状態になりやすいです。
嗜好品は食費を圧迫しやすいので、特別な日だけのお楽しみにしましょう!
嗜好品をやめるのは最初は結構つらいのですが慣れてくるとそれが普通になってきます。
ダイエットにもなりますしね^^
嗜好品にかけるお金を日々の食費に回した方が食事内容も充実し満足感もアップします。
編集後記
食費節約のコツをご紹介しましたがいかがでしたか?
ワタシが実際にやってみて確実に食費が減った方法なので目的をもってやれば、何かしら変化はあると思います^^
見切り品とか夕方の半額セールを狙って小銭を浮かすのは簡単なんですがちまちま数十円を節約しても家計の変化は起こらないです。
食費を増やす元になっているのはどこなのか?をあぶりだし不要な部分をバッサリ切らないとダメなんですね。
今まで当たり前にやっていたムダを省いていけばきっと数字に表れてくるはずです^^
食費は節約することだけを考えてしまうと栄養とか品質面が後回しになってしまいがちですが
食事は体を作るものなので、その辺との折り合いもつけながら家計に見合う食材を購入するようにしてくださいね^^