健康にい食べ物としてもテレビなどで取り上げられることの多い納豆。
あのネバネバや独特のニオイがあるため好き嫌いは分かれますが、体の良い効果もあるようなので食べて損はない食べ物かもしれませんね。
納豆といえばそのままご飯と一緒にはもちろん、納豆オムレツやチャーハン・納豆汁など色々な食べ方があります。
納豆は加熱するメニューは美味しいものがたくさんあるのですが、どうやらその温度で納豆菌がダメになってしまうという話もあるようなのです。
納豆チャーハンが好きなのに!って人にとっては大問題ですよね?!
さて真相は?
納豆は加熱すると納豆菌は全滅?
納豆は毎回同じ食べ方をするより、色々な調理法で楽しんだ方がよりおいしく食べることができますよね♪
納豆の食べ方をざっくり分けると生か加熱かになりますが、今回問題になっているのは「加熱」です。
熱に弱い食べ物って結構多いので納豆ももしかしたら・・・!?という心配がありそうですが実際のところどうなのでしょうか?
納豆菌は熱に強く胃酸にもやられない生命力の強い菌だと言われていますが問題が一つあります。
実は納豆の発酵過程で生まれるナットウキナーゼという成分はとても熱に弱く、70度を超えるとどんどん少なくなってしまうのです。
加熱調理ではないけれど、炊きたてのアッツアツのご飯に混ぜて食べたとするとその温度によってはナットウキナーゼが危険な状態になってしまうかもしれません。
なので熱でやられないようにするためには、別皿にご飯を移しておいて冷ましたたものと納豆を混ぜ合わせるなどして工夫しましょう。
熱には十分注意して成分を壊さないように食べてくださいね。
納豆の効果的な食べ方は?
納豆の大事な成分を壊さ内容加熱しないで食べるのはもちろんですが、より効果的に美味しく食べるにはどうしたらよいのでしょうか?
食べる時のポイントをご紹介します。
■食べる30分前に冷蔵庫から出す
納豆を冷蔵庫から出して常温に戻すと、わずかな時間であるにもかかわらず発酵が進み豆も柔らかくおいしくなります。
ウチでも常温に戻して食べているのですが、朝から常温に戻しておいたらもっと納豆菌が増えるのでは?と思いやってみたら逆に納豆臭が強すぎてあんまり美味しくなかったです。
やっぱり食べる30分くらい前程度がちょうどいいみたいです^^
■期限ぎりぎりがベスト
どんな食べ物でも新鮮なものが一番良い!と思いきや、納豆はちょっと特別です。
納豆はパックに入っている状態でもずっと発酵を続けているので賞味期限が近くなったものの方がよいのです。
スーパーの納豆売り場で日付の新しい納豆を必死に探している人がいますが、かなり残念なことをしていますね^^
これからは古い納豆を選んで買うようにしてください。
■発酵食品と混ぜて
納豆と相性がよいキムチやぬか漬けは乳酸菌がたくさん含まれています。
納豆菌には乳酸菌を増やすサポートをする働きがありますので、納豆に細かく刻んだキムチやぬか漬けを混ぜて食べるのがおすすめです。
納豆のたれなしでもキムチやぬか漬けの塩分で美味しく食べられます。
■夜に食べる
ナットウキナーゼという酵素には血栓を溶かす働きがあると注目されている成分ですが、それを最大限に活かすなら朝ではなく夜に納豆を食べるのがおすすめです。
ナットウキナーゼは納豆を食べた後10~12時間程度働いてくれますので、血栓のできやすい睡眠中にうまく作用させるために睡眠時間から逆算して納豆を食べる時間を決めるというのも一つの手です。
例えば私の場合夕食は6時。
ナットウキナーゼが最大12時間働いてくれると仮定すると朝6時まで継続していることになります。
で、朝起きるのが6時ですから寝ている間はナットウキナーゼが血栓から守ってくれているのでは?という時間内ということになります。
あくまで計算上ですが、こんなふうに考えながら納豆の性能を利用するのもありですね。
おわりに
テレビや雑誌などでもよく取り上げられる成分でもあるナットウキナーゼは、血栓を溶かすという効能で一躍有名になりましたよね
ウチの母は納豆自体それほど好きではないのに、テレビで見てからというもの夕食には必ず納豆を食べるようになりましたが続いたのは1か月程度。
しばらくするとだんだん納豆のスゴイ効果はどうでもよくなってきて、1パック食べるとお腹いっぱいになるからもうやめる!とあっさり終了しました(笑)
納豆に限らずテレビで紹介されるとその時は「体にいいんだな!」とすぐに取り入れるのですが、そのかわりやめるのも早い!
次から次へと注目する食材は変わっていくようで、最近のブームはどうやら甘酒らしいです^^
今度はどれくらい続くのかチェックしておこうと思います。