目薬を差すのって苦手~って方、意外と多いんですよね。
何度やっても目薬が目の中に入らなくて顔が目薬だらけになるとか、そもそも目薬を差すこと自体が恐怖!って事もよくあります。
どうしたら1滴を無駄なく目の中に入れ、効果を最大限に発揮することが出来るのでしょうか?
このページでは目薬の正しい差し方とコツをご紹介します。
目薬の正しい差し方は?
目薬って特に何も考えずテキトーに差していると思いますが、動きにムダがあったり間違ったやり方をしているかもしれません。
もう一度目薬の正しい差し方や取り扱い方法についておさらいしておきましょう。
■目薬を差す前の注意点は?
・ますは石鹸で手を洗いましょう!
汚い手で目や目薬容器を触るのはNGです。
・その目薬は自分のものですか?
人の目薬を使用すると感染する可能性もありますので貸し借りはやめてくださいね。
■目薬の正しい差し方の手順
目薬の差し方を順番に見ていきましょう。
(1)目薬を差す
下まぶたを「あかんべー」をするように下げる、もしくは親指と人差し指を使って上まぶたと下まぶたを押さえて目を開けるようにしたら目薬を滴下します。
手が触れないように目薬は力を抜いて持ってください。
差すときの注意点は、目薬容器にまつげなどが付かないようにすることです。
目薬自体が汚染されてしまうと目の不具合を治すはずが、2回目以降から菌の繁殖した目薬を付けることになってしまいますので汚れた部分はティッシュでしっかり拭き取ってくださいね。
(2)目薬を差したあと
目薬を差したあとは、そのままの状態で目頭に軽く指を置いて押さえ1分ほど待ちましょう。
このときの注意点は目をぱちぱちさせないことです。
これをやってしまうと、目薬があふれ出て効果も薄くなってしまいますのでやらないでくださいね。
最後に目の周りについた目薬をティッシュでそっと拭きとっておきましょう。
皮膚が弱い場合はくっついた目薬をそのままにしていると、かぶれの原因になったりますので注意してください。
目薬の差し方のコツは?
■口を開ける
目薬を差すときに目が開かないという方におすすめなのは口を大きく開けながらやることです。
「あーーー」と声を出しながら目を開けるとさらにやりやすくなります^^
■近くから点眼
目薬容器の先がコワイからと目と目薬の距離を取り過ぎていると、どうしても目薬が目に入りにくくなります。
目薬の先端がまつげなどに触れない距離で(2~3センチくらいが目安です)手を固定した状態で目薬を差せばうまくいきやすいです。
■白目にすばやく差す
目薬が目に入るかと思うと怖くて目をつぶってしまう・・・このお悩みは結構多いです。
黒目は何かが向かってくるのを察知すると、とっさに目を閉じようとしますのでどうしても的中率はガクンと下がります。
対策法は2つあります。
目薬を差す準備がととのったら、視線を右・または左に向けた状態で目尻側の白目に目薬を差しましょう。
これなら黒目に先端が向かってこないので怖くないです。
もう一つの方法は、下まぶたを引っ張ってあかんべー状態にしたところでまぶたの下の方に差すようにすると怖くないです。
どちらにせよ視線を外して目薬の先端を見ないようにしてくださいね。
それでもコワイ!目薬が的中しない!という方は便利グッズも活用してみましょう。
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■目薬は1滴
目薬を差すときに1滴じゃ少ないのでは?と2~3滴落としていませんか?
目薬は1滴で十分なので差しすぎは禁物。
多すぎても外に流れ出てしまうか、鼻のほうに行ってしまうだけでムダですから1滴だけにしましょう。
おわりに
ウチの父は目薬を差すのが大の苦手で、片目に1滴入れるために10滴使います。
なんと目薬がコワイらしく滴下した瞬間にギューーーッと目を閉じて、そのあとそーっと目を開けて顔から流れてきた目薬のしずくを1滴入れるという独自のやり方で目薬を差しているんですがこれが笑えるの^^
目薬を差してあげるよ♪というと、目をギューーッと閉じてしまいワタシがいくらまぶたを開けようとしても絶対開かないんです!
いかつい顔してる人が目薬を怖がるってものすごいヘンです(笑)