軽くて温かい羽毛布団はとっても寝心地がいいので人気がありますよね。
羽毛といえば冬だけのイメージですが、最近は薄手のものやオールシーズン使えるタイプもありますので季節問わず羽毛布団を使うことも多くなってきました。
夏はエアコン付けて寝たりするとちょっと寒いくらいですから、羽毛布団かけてちょうどよかったりしますもんね。
そんな羽毛布団は、使っているうちに皮脂や汗で結構汚れているもの。
襟カバーや羽毛布団専用のカバーをかけていたとしても、たまにはお洗濯しないとなかなかきれいになりません。
クリーニングに出すとかなり金額がかかっちゃいますので、自宅でお洗濯してみてはいかがでしょうか?
やってみると意外と簡単かもしれませんよ^^
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羽毛布団の洗濯 自宅で失敗なくきれいに洗う方法
羽毛布団は洗うと傷むからという理由で5年10年単位で使い続けていて、まだ1度も洗ったことがないという家庭ももしかしたら多いかもしれません。
羽毛は自分が思っているよりはるかに汚れていますから、少なくとも1年に1~2度は洗っておきたいもの。
でもクリーニングに出すとなると金額も大変。
サイズによっても違いますが1枚洗うのに3000円~5000円程度はかかりますので、これが家族全員分の枚数となったら気軽に洗うというわけにもいきません。
1枚10万以上した・・・!なんていう高価な羽毛布団だと、セルフのお洗濯でヘンになってしまうとマズいですがそこそこのお値段で買った羽毛布団なら自宅洗いを試してみてはいかがでしょうか?
うちなんて薄手の安い羽毛布団を使いヘタったら適度に買い換えるようにしているので、気にせず洗濯機で洗っています^^
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自宅で洗う方法は洗濯機か風呂場での踏み洗いかの2択。
洗濯機なら毛布も洗える7キロ以上の容量のあるものなら洗えます(小さい洗濯機だと羽毛布団が入らないんです)
ではやり方を順番にご紹介していきます。
■羽毛布団を洗濯機で洗う方法は?
洗濯表示に「水洗いOK」となっていれば大丈夫ですが、もし水洗い不可なら自己責任ということになります。
初めて羽毛布団を自宅で洗うなら、まずは一番古くてもしもヘンになってもいいや!っていうものでやりましょう。
また、羽毛布団はキルティング加工になっていないと羽毛が偏りやすいのでお手持ちのものをチェックしてみてください。
そしてもう一つ大事なことは天気。
羽毛布団が完全に乾くまでに時間がかかりますので、天気予報をチェックしてみて2~3日は晴れが続きそうな日を選んで洗濯しましょう!
もちろんなるべく早く乾くよう朝イチで洗濯を開始できる日を選んでくださいね。
(1)下準備
羽毛布団はそのまま洗濯機に入れられませんので、まずはジャバラ状に三つ折りしてたたみ(Zみたいな感じで)空気を抜くように端からくるくる巻いて洗濯機に入るサイズに丸めます。
それを大きな洗濯ネットに入れたら下準備完了です(布団用の大型ネットを用意しておきましょう)
(2)洗濯機で洗う
(1)を洗濯機に入れたら布団または毛布コースなどを選択します。なければ普通コースでOK。
そのまま注水して洗おうとしても羽毛布団が浮き上がってしまいますので、ふたを開けて毛布を沈め時間をおいて水を含ませてから洗いましょう。
洗剤はいつも使っているもので大丈夫ですが、もしあればおしゃれ着用の中性洗剤を使ってください。
柔軟剤を入れてしまうと、羽毛が固まってふんわりしなくなるので使わないでくださいね。
脱水後は羽毛が偏らないように整えましょう。
(3)干す
ベランダに干したら全体がまんべんなく乾くように2~3時間ごとに裏表を入れ替えながら乾燥させましょう。
両手でぱんぱんたたいたり羽毛をほぐしたりしながら、羽毛の塊をほぐしつつ乾かしていきます。
半乾きくらいになったら一度竿から外して四隅を持ってバサバサ振り羽毛の偏りをなくし、また竿に戻して乾かします。
中までしっかり乾くよう数日かけて干しましょう。
生乾きになったりすると、すごく臭くなるのでしつこく干して乾かすのがポイントです。
完全に乾いたら、最後は羽毛の偏りがないよう布団の四隅を持ってバサバサ振るときれいに整います。
誰かに手伝ってもらってくださいね。
また、羽毛布団を購入したときと同じような感じにボリューム感を出したいときは、コインランドリーで1回分だけ乾燥機にかけるとふんわり感が格段にアップしますよ!
■風呂場での踏み洗いの方法
自宅の洗濯機が7キロ以下で羽毛布団を洗うのは無理そう・・・というときは浴槽で洗いましょう。
(1)踏み洗い
浴槽に水(またはぬるま湯でも)と洗剤を入れたところに四つ折り程度に畳んだ羽毛布団を投入。
水の量は羽毛布団の大きさにもよりますが、20センチ程度入れてみて足りなければ追加してください。
羽毛が傷まないよう全体を優しく足で踏みましょう(結構汚れが出てきますよ!)
途中で1回裏表をひっくり返して足踏みしてください。
(2)すすぎ
(1)の汚れた水を捨てて新しい水を入れ、また同じように足で踏みすすぎ洗いをします。
洗剤や汚れがなくなるまで全部で2~3回水を入れ替えて足踏みですすぎをします。
(3)水切り
洗い終わった羽毛布団を浴槽のヘリにかけていったん水気を切ります。
水気をたっぷり含んでいるのでそのまま1時間程度放置しておきましょう。
(4)乾燥
大きな洗濯ネットに水切りした羽毛布団を入れて洗濯機で脱水し、あとは洗濯機の時と同じ方法で乾燥させます。
おわりに
羽毛布団は定期的に洗っていると肌触りも良く気持ちが良いものです。
大きいので「きょうはやるぞ!」と決心しないとなかなか重い腰が上がりませんので、どこにも出かけない天気の良い連休にやるのもいいですよ!
洗い上がった羽毛布団はふんわり軽くなり、ずいぶん汚れていたものを使っていたんだなあと感じると思います^^