甘くて柔らかい干し柿はとってもおいしいですよね^^
庭に柿の木があるなら、毎年干し柿を作るご家庭も多いのではないでしょうか。
もし柿の木がなくてもご近所さんから干し柿をい~っぱいもらったりすることもありますよね。
そんな時に困るのは保存のこと。
そのまま常温に置いておくと悪くなってしまいそうだし、かといってたくさんあるならすぐに食べきれないし・・・
もし冷凍できたら日持ちしそうだしいいのだけれど、これって可能なのでしょうか?
干し柿は冷凍保存できる?
手作りの干し柿は常温だと腐りやすいので冷蔵庫に入れることが多いと思いますが、実は冷蔵保存もそれほど日持ちしませんし冷蔵庫は乾燥しているのでどんどん硬くなってしまうこともあるんです。
それにせっかく作った干し柿を腐らないうちに・・・と急いで食べるのもいやですよね。
干し柿は冷凍できますので、たくさんあるなら凍らせて保存しましょう。
干し柿が出来上がったときの状態をそのまま維持してくれる冷凍なら、ゆっくりと味わいながら消費していくことができます^^
冷凍保存の仕方はとっても簡単。
干し柿を1個ずつラップでぴっちりと包み、ジップロックなどのチャック付き保存袋に入れて冷凍庫に入れればOkです。
空気になるべく触れないよう、ラップでしっかりと包むのがポイントです。
干し柿は臭いを吸いやすいので、近くにクサイ物を置かないように注意しましょう。
干し柿の冷凍保存期間はどれくらい?
干し柿を常温保存した場合、柔らかいものなら3日程度の日持ちです。
冷蔵庫で保存した場合でも1週間程度。
冷蔵庫は色々な食品が入っているのでニオイが付きやすいというデメリットもあります。
冷凍庫なら保存状態にもよりますが3ヶ月程度は余裕で大丈夫!
試しに半年保存してみたことがあるのですが、味も変わらずおいしく食べることができました。
冷凍庫の開け閉めが多かったり霜が付いたりすると劣化が進みますので、干し柿の様子を時々確認しながら食べるようにしましょう。
早く食べるにこしたことはありませんが、他の保存方法に比べると冷凍が一番ゆっくりと干し柿を楽しめますね。
干し柿の冷凍 おいしい食べ方は?
冷凍した干し柿はどのように食べたらいいのでしょうか?
解凍方法をはじめ美味しい食べ方をご紹介します。
■解凍の仕方は?
食べるぶんだけ干し柿を冷凍庫から出したら、冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
時間があるときは前日の夜冷蔵庫に出しておいて、次の日に食べるとちょうど良く解凍されています。
時間がないときは冷凍庫から常温に出してそのまま食べてもOKです。
干し柿の水分量にもよりますが、ラップを取ってお皿に出し解凍した方が表面がべちゃっとしにくいです。
電子レンジでも試しにやってみましたが、解凍機能だといい感じで戻すことができたので時間のないときはこの方法でもできます。
■おいしい食べ方は?
ここでは干し柿の食べ方を5つご紹介します。
<ヨーグルトに>
干し柿が硬いときは、ヨーグルトに入れて食べましょう。
プレーンタイプのヨーグルトに適当にカットした干し柿を入れて、数時間~1晩置いておきます。
そうすると干し柿がヨーグルトの水分を吸って柔らかくなりますし、ヨーグルトの方はちょっと濃厚になりなめらかで美味しいです。
<干し柿の春巻き>
春巻きの皮を半分または4分割にして、クリームチーズと干し柿を入れて包み油で揚げます。
揚げたてはいくらでも食べられてしまうほど美味しいです。
<干し柿ホットケーキ>
ホットケーキミックスを使っていつも通りに生地を準備し、温めたフライパンに丸くなるように流し込みます。
小さくカットした干し柿を用意しておき、ホットケーキ生地がまだ柔らかいうちに干し柿をちりばめます。
底面がいい色に焼けてきたらひっくり返し、もう片面も同じように焼きます。
ホットケーキミックスの生地にカットした干し柿を混ぜてしまうと均一に入らないので、生地を流し入れたタイミングで散らした方がうまくいきます。
<干し柿トースト>
食パンにバターを塗り、トースト全面に小さくカットした干し柿ととろけるチーズを乗せてオーブントースターで焼きましょう。
チーズのしょっぱさと干し柿の甘さが絶妙です。
<干し柿入り自家製食パン>
ホームベーカリーで焼くいつもの食パンに、干し柿を入れて作ってみましょう。
ほのかな甘みの食べやすいパンが出来上がります。
おわりに
干し柿を自宅で作る場合、そろそろいい感じになってきたな~と思うタイミングでカラスなどの鳥に狙われやすくなりますよね。
ずーっと見張っているわけにもいかないし・・・というときに便利なのが干し網。
干したままだととどうしても鳥につつかれたりするので、干し網に入れてしまえば柿の安全が守れます^^
このネットがあると、干し柿だけでなく色々なものに使えますので1個あると重宝します!