味噌汁や和風料理・手作りのめんつゆなどに欠かせない鰹節。
市販の粉末ダシはお手軽ですが、きちんとダシを取ると味わいが全然違いますよね^^
鰹節をたっぷり使ったあとに気になるのはだしがら。
ダシを取ると必ず残りカスが出ますが、あれってどうしていますか?
成分は全部出し切っているんだし・・・とゴミ箱行きになってるかもしれませんね。
実はコレ、まだまだ使えるかもよ?ってお話しです。
鰹節のだしがらに栄養はあるの?
毎日鰹だしを作っていると、だしがらを捨てているのがもったいなく感じます。
せっかくなので残りかすもどんどん使っちゃいましょう!
ダシを取った後も鰹節には味や香りだけでなく、栄養もまだ残っているんです。
味付け加工してゴハンのお供にしたり、何かの料理に混ぜたりすればしっかり美味しさの元になってうま味の底上げをしてくれます^^
ではどんなふうに使えばいいのか?を見ていきましょう。
鰹節のだしがらの再利用方法は?
■かつおのしっとりふりかけ
ダシを取ったあとの鰹節の再利用で定番のふりかけ。
何に使おうか迷ったときは、まずふりかけを作ってみましょう。」
だしがらをフライパンでから煎りし(油なしでOK)醤油・みりん・酒を入れて味付け。
最後に白ごまを加えれば出来上がり。
ゴハンのお供やおにぎりの具にもオススメです。
だしがらがある程度の量たまってからまとめて作った方が楽なので、その都度だしがらを冷凍保存してためておきましょう。
ラップでぴっちり包んで平らにし、ジップロックに入れて冷凍しておくとよいです。
■お好み焼き
鰹節のだしがらをお好み焼きの生地に混ぜ込んで焼くのも定番ですが、たくさん入れても違和感なく食べられるのがいいところ。
お好み焼き自体のうま味もアップしてより美味しくなります。
■餃子
いつもの餃子の肉ダネに、細かく刻んだ鰹節のだしがらを混ぜ込むだけの簡単レシピ。
ふりかけのように、わざわざから煎りする必要もないからラクチンです。
だしがらが1カ所に固まらないよう、全体にムラなく混ぜ込むのがポイントです。
■カレーライス
カレーの具を炒めて水を入れて煮込むときに、だしがらを加えると味に深みが増します。
カレーと鰹の組み合わせは?と感じるかもしれませんが、カレーに和風素材をちょっと加えるだけですごく美味しくなります。
仕上げにお醤油を加えるとカレーの味がピシッとととのいます^^
お肉は豚肉より鶏肉のほうが合うような気がします。
■マーボ豆腐
だしがらの食感が挽肉に似ているので、違和感なく食べられるおかずです。
挽肉の量はいつも通りでもイイし、だしがらでかさ増ししてヘルシーにしてもOK。
生姜やネギなどの薬味をたっぷり入れるとより美味しくなります。
豆腐の代わりに茄子マーボにしても!
■なめたけ
瓶詰めの市販なめ茸は「買うモノ」って思われがちですが、すーごく簡単に作れるのでやってみてください。
ちょっとググれば腐るほどレシピは出てきます^^
エノキダケと一緒にかつおのだしがらも入れればかさ増し&うま味アップ。
ご飯がモリモリ進む美味しいお供が、お安くたくさんできちゃいます。
■かき揚げ
意外とおいしく食べられるのが、だしがら入りのかき揚げ。
人参やごぼう・ネギ・コーンなどお好きな具材と一緒にだしがらも混ぜ合わせて、油でカラリと揚げるだけ。
だしがらを入れると全体が茶色っぽくなるので、揚げあがりのタイミングが色ではわかりにくいですからそこだけ注意してくださいね。
油の泡の出方を確認したり、や菜箸で持ったときに軽くなっているなどで判断すれば大丈夫です。
■チャーハン
だしがらを刻んでフライパンで予めから煎りしたものを、チャーハンの仕上げに入れちゃいましょう。
週末のランチにもぴったりですし、ハンパ野菜とだしがらを使えば冷蔵庫のなかもスッキリします。
おわりに
鰹節のダシがらの冷凍ストックがたくさん溜まりすぎると、プレッシャーになったりすることありませんか?
早く使わなきゃ!と思っていても、やる気が出なかったり仕事や家事で時間が取れなかったりしますよね。
そんな時はとにかく何でもいいので、とにかく混ぜ込んでしまうのが手っ取り早いです。
おすすめの組み合わせは挽肉+だしがら。
ハンバーグやつくね・餃子・肉団子など、挽肉と混ぜ合わすメニューだと失敗も少ないです。
だしがらの量を増減したり、合い挽きや鶏挽肉を使うなど種類を買えるなだけでも味わいが全然違いますので色々試してみてください。