毎日使うプラスチック製のまな板は、長く使っているとだんだん黒ずみが出てきますよね。
見た目的にもちょっとアレですし衛生面も心配です。
でもその手入れがわからず何となく黒いままで使っている方も多いと思いますが、実は意外と簡単にきれいに落とすことができます。
食べるものを切るまな板はやはりいつも清潔に保っておきたいもの。
このページではプラスチック製まな板の黒ずみをきれいにするためのお手入れ法や漂白の仕方についてご紹介します。
プラスチック製まな板の黒ずみの正体は?
プラスチックのまな板は使っていくうちに、包丁などでできた傷から食べ物が入り込みばい菌が繁殖し黒ずみます。
抗菌タイプのプラスチックまな板を買ったとしても、やはり手入れをきちんとしていないと普通のまな板同様に黒ずんでしまうんです。
黒ずみが出る原因の主なものはカビですから食中毒の原因にもなりえます。
これ以上放っておかずさっそくきれいにまな板のお手入れに取り掛かりましょう!
プラスチックまな板の漂白方法は?
プラスチックまな板を買った時のように白くきれいな状態にするにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは3つの方法をご紹介します。
■浸け置き
まだ黒ずみが軽いようなら漂白剤の浸け置きで落ちます。
シンクに水をはってキッチン用漂白剤を規定どおりの分量で測りいれたらそこにまな板をドボンと全体を浸けます。
日中にこれをやってしまうと流しが使えないので夜寝る前にやって朝まで放置しましょう。
目が覚める頃には黒ずみが落ちているはずです。
■直接湿布
浸け置きで黒ずみが落ちなかった場合はキッチン用漂白剤をまな板に直接湿布してみましょう。
まな板の黒ずみ部分にキッチン用漂白剤をキャップ2~3杯を目安にたっぷりかけ、上からラップをして薬剤をムラなく広げます。
そのままの状態で1~2時間放置しその後水洗いしたら完了です。
■専用研磨剤でこする
漂白剤ではもはや黒ずみが取れない・・・という時は専用研磨剤を使ってみましょう。
木のまな板は削ることができるけどプラスチックは削れないでしょ?と不思議に思うかもしれませんが、実はプラスチックまな板もOKの研磨剤もあるんです。
まな板をシンクに置いて水をちょろちょろ出しながら研磨剤でゴリゴリこするだけで、黒ずんだ部分が削れてきれいになります。
(メーカーにもよりますが、自分が使ったものはちょっとこするのに力が要りました)
ホームセンターや通販でも購入できますのでチェックしてみてくださいね。
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プラスチックまな板の手入れは?
毎日使うまな板はどうしても少しずつ汚れてしまうものですが、基本のお手入れやちょっとした扱い方を気を付けるだけで汚れスピードもかなり違ってきます。
プラスチックまな板をきれいに保つためには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
■よく洗う
肉や魚などに使った時はすぐに洗いましょう。
台所用洗剤を使ってスポンジでゴシゴシ洗えばスッキリ落ちます。
生モノの時は水やお湯だけでは落ちにくいので、洗剤を使って洗ってくださいね。
しっかり洗浄した後は熱湯消毒をするのもおすすめです。
肉魚を使ったあと洗わずに熱湯をかけてしまうとタンパク質が固まって汚れが取れなくなってしまいますので、必ず洗浄後に熱湯消毒をしてください。
熱湯の温度によっては変形などが起こりますので、お使いのプラスチックまな板の耐熱温度をよく確認するのもお忘れなく。
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■よく乾かす
まな板は洗うのと同じくらい「乾燥」が重要です。
いくらきれいに洗っても、きちんと乾かさないとどうしても黒ずみが出やすいです。
洗ったあと水気を拭きとり、キッチンに窓があればその近くの風通しの良い場所に置いておきましょう。
流しのすぐ近くに置いているまな板スタンドよりも、いったん風通しの良い場所に置いて乾かした方が早く・スッキリ乾きやすいです。
■こまめに漂白
先ほどご紹介した漂白を週1回くらいのペースでやるようにすると、まな板の黒ずみも出にくいです。
黒くなってからでは遅いんですね。
まな板の表面を見る限りではそれほど汚れているようには見えなくても、包丁でついた傷などから雑菌が入り込んでいます。
定期的に漂白をすることで黒ずみに発展しないうちに雑菌をやっつけることができるので、汚れないうちにちょこちょこ漂白するようにしてみましょう。
おわりに
まな板の黒ずみっていかにも不潔っぽくて嫌ですよね。
プラスチックまな板はきれいに使えば長持ちしますがやはり消耗品ですから、漂白してもイマイチ汚れが落ちないとかよく使う場所が削れてしまっているなど使いにくい状態になってきたらそろそろ交換の時期かもしれません。
体の健康を作る食事の準備に使うまな板は、いつもベストな状態で使えるよう汚れ度合いを毎日チェックしましょう♪