甘くてぷりっとしたとうもろこしはホントにおいしいですよね^^
毎年季節になると、「やっと出た~!」といち早く買ってしまいます。
とうもろこしのない季節はコーン缶でガマンしていますが旬の物とは全く別物!
そんなおいしいとうもろこしも、ゆで方を間違ってしまうと味も見た目もかなり残念になってしまうことも・・・
ジューシーにぷりっと茹で上がるはずが、冷めたらびっくりするくらいしわしわだったりすると悲しくなってしまいます。
どうしたらふっくらとしたおいしいとうもろこしに茹でることが出来るのでしょうか?
とうもろこしのおいしいゆで方は?
せっかくのとうもろこしは、その甘さを活かすべく一番おいしくなる方法で茹でたいものです。
加熱の仕方は人によって色々で、お湯から茹でる人もいれば水からというゆで方もあったりしてどの方法が良いのか迷ってしまいますね。
とうもろこしをジューシーにゆでるなら水から茹でる方法がおすすめです。
では順を追ってゆで方を見ていきましょう。
(1)皮とヒゲを取る
まずはとうもろこしの皮やひげ根を取り茹でる下準備をしましょう!
皮は全部とってもいいのですが、最後の薄皮を残した状態で茹でると、うまみが逃げずおいしいです
スーパーでは皮などを全部剥いた状態で売っているものがあったり、すぐそばにゴミ箱が設置されていて家庭でゴミが増えないようにその場で皮やヒゲを捨てていく人もいますがこれはNGです。
なぜかというと、とうもろこしの皮が実の水分が蒸発しないように乾燥から守ってくれているからです。
とうもろこしはそのままの状態で買って家に持ち帰ってください!
皮とひげを取るのは茹でる直前です!
(2)ゆでる
鍋にとうもろこしと水を入れて火にかけます
沸騰してから3~5分茹でて引き上げます。
加熱しているときは均一に火が入るようクルクル回しながら茹でましょう。
これでもう食べられる状態なのですが、ゆで上がり後にしわしわになるのを防ぐためにあと一手間をかけます。
(3)塩水に浸ける
水1リットル+塩大さじを溶かした塩水を作り、茹でた直後のとうもろこしを5分浸けます。
塩水をバットなどに入れてとうもろこしを転がしながら浸けると全体に付けることができます
この塩水はとうもろこしを茹でている間に用意しておくと、作業がスムーズに進みます^^
しわしわになるのを防ぎつつ、ほのかな塩味も付くのでとうもろこしのうまみを引き出すことにもなりますね。
これでとうもろこしを茹でるのは終了です。
すぐに食べないときは、荒熱が取れたらラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
とうもろこしがなぜしわしわになるのか?
茹でたとうもろこしがしわしわになってしまうのにはいくつか理由があります。
■塩水でゆでたから
まず1つ目は塩水で茹でることによって起こります。
軽い塩味を付けて茹でようという目的でとうもろこしの茹で水に塩を加えてしまうと、浸透圧でとうもろこしの粒から水が抜けしわしわになってしまうんです。
塩を加えて茹でないことがしわしわを防ぐポイントになります。
■ゆですぎ
とうもろこしを茹ですぎてしまうとしわしわの元になりますので、とうもろこしは5分以上ゆでないようにしましょう。
もし茹ですぎた!って時はすぐにラップに包むか、1分程度氷水に浸けるとしわしわが防げる可能性もあります。
ゆでたとうもろこしの保存方法は?
とうもろこしってちょっと多めに買うことが多いので、今日食べる分だけ茹でて残りはあした茹でようと考える事があるかもしれませんがこれはNGです。
とうもろこしは買ってきたらすぐに茹でるのが鉄則。
生のままで保存しておくのではなく、茹でてから保存しましょう!
茹でたとうもろこしは、冷蔵または冷凍庫で保存するのがおすすめです。
2~3日中に食べる分はラップした状態で冷蔵庫に、それ以降のものはゆでたらすぐに冷凍保存しておきます。
冷蔵保存のものは味もそれほど変わらないのですが、冷凍したものはどうしても水っぽく感じてしまうことがありますので料理用として使うのがおすすめです。
冷凍する場合は丸ごとのままではなく、包丁で粒をそぎ落としたものをラップで小分けしておくと色々な料理に使えてとっても便利です。
ウチでは旬の時期にゆでたとうもろこしの粒を冷凍ストックしておき、コーンシチューを作るときに使っています。
缶詰にはないフレッシュな甘みがとてもおいしいのでおすすめです♪
おわりに
とうもろこしを買うときってどれも見た目は同じように見えるのでイマイチ選び方がわかりにくいですよね。
そんな時のためにもおいしいとうもろこしのポイントを頭に入れておきましょう!
・ヒゲが濃い茶色でふさふさ&しっとり湿っている
・皮が濃い緑色
・ずっしり重みがある
・おしりの切り口が白いもの
以上4つを思い出しつつスーパーでとうもろこしを手に取り、目利きしてみましょう!
もちろん皮付きのまま持って帰って来てくださいね。