じわぁ~っとお腹にしみる、しじみの味噌汁。
お酒を飲んだあとは、肝臓をいたわるために飲むかたも多いかもしれませんね。
二日酔いのダンナさんに、美味しいしじみの味噌汁を飲ませたい!
このページではそんな人のために、しじみ味噌汁の作り方についてご紹介します。
しじみの味噌汁の作り方 砂抜きは?
あさりに比べるとあさりは小さいので砂なんて気にならないかな?と砂抜きを手抜きしたくなりますが、やっぱり食べた時に突然ジャリっ!ってなるのはいやですよね~。
スーパーでしじみを買ってきたら、まずは砂抜きをしちゃいましょう。
バットに水250CC+塩小さじ4分の1を入れて溶かしたところにしじみを重ならないように広げて入れるのがポイントです。
塩水はしじみの量によって増減してください。
しじみが水面から出ない程度の量が目安です。
しじみが勢いよく砂をはいて周辺が汚れるようなら、新聞紙をふんわりかけておくかラップをし爪楊枝でたくさん開けて呼吸できるようにします。
暗い場所で冬なら4~5時間・夏なら3~4時間置いておきます。
気温の高い時期は、しじみが傷まないよう冷蔵庫で砂抜きしましょう。
砂抜きが完了したらいったんざるにあけて、貝をこすり合わせながら水道水でよく洗います。
これでしじみの砂抜きの準備が終わりです。
50度くらいのお湯であっという間に砂抜きする方法などもありますが、どうしても時間が短いと砂が残る確率が高まります。
自分でやってみた感想としては、ちゃんとした方法で時間をかけて砂抜きした方が食べたときのジャリッと感がより少なくなるように感じます。
しじみの味噌汁の作り方 だしは必要?
普通味噌汁といえば鰹節や煮干し・昆布などで取るだしを使用しますが、シジミの場合もやっぱり必要なのでしょうか?
しじみからはいいだしが出るので、基本的にな貝のうまみだけでしっかりといいお味になります。
好みにもよりますが、使ったとしても個人的には昆布程度で十分かなと。
ほんだしちょこっと入れるとかね。
どちらにせよガッツリ濃いめのだしは必要ないですので、しじみの味噌汁は「だし」を作るめんどくささがないので意外とラクチンかもです^^
・・・というわけで、さっそくしじみの味噌汁の作り方を見ていきたいと思います。
ここではウチでやっている昆布を使った方法をご紹介しますね。
鍋に水と昆布・酒をいれて30分~1時間程度浸しておきます。
昆布のうま味が出たところで、しじみも入れて火にかけ(中弱火)ゆっくりと加熱していきます。
お湯が沸いてきたら火を弱めて、しじみの口があいてから2~3分煮て昆布を取り出します。
ついでにあくもすくっておきます。
いったん火を止めみそを溶かして味を調えます。
再度火にかけて、汁が温まったらお椀に盛り付けましょう^^
最後にねぎなどを散らせば風味もぐっと良くなります。
これでしじみの味噌汁ができました。
思っていたよりも簡単に感じたんじゃないでしょうか?
作り方を知ったことでグッとハードルが低くなったと思いますので、さっそくトライしてみてください。
しじみの味噌汁の作り方 コツは?
しじみの味噌汁を作る際に、覚えておきたい4つのコツをチェックしてみましょう。
■砂抜きはバットで
しじみの砂抜きをするときはバットを使用し、しじみが重ならないようにするのがポイント。
しじみが重なってしまうと下側にあるしじみが砂を吸い込んでしまうので、この状態で砂抜きしてもダメなんです。
ザルを使って砂抜きするかたも多いと思いますが、いい状態にしたいならバットや底の平らなお皿・鍋などがおすすめです。
■0.5%の塩水
ちょっと薄めの0.5%の塩水で砂抜きをすることで、うま味を逃がさず砂を抜くことができます。
■水からゆっくり加熱
時間がないからと強火で一気に加熱するのではなく、水からゆっくり火を入れることでうま味を引き出ししじみも柔らかく仕上がります。
■冷凍・生を使い分け
しじみはいったん冷凍したものを使うと、うま味がアップし美味しくなります。
生のしじみを使った場合は、冷凍に比べると身がぷりっと仕上がります。
どちらもメリットデメリットがありますので、冷凍か生を好みによって使い分けてください。
しじみの身を食べるなら生で、身はほとんど食べず汁を楽しみたいという場合は冷凍したものを使いましょう。
おわりに
味噌汁ってだしが必要だとなると作るのがめんどくさいな~って思ってしまいますが、しじみやアサリなどの貝類はそのうま味のおかげで濃いだしがいらないってところがすごく便利ですよね。
普通の味噌汁に比べるとちょっと特別感があるのに、だしもいらずいい味が出るという作る側にとっても嬉しい素材です。
体にも良いので、しじみの味噌汁を食事にとりいれましょう^^