スーパーでは1年中売られているあさりですが、旬のおいしい季節は食べたくなります。
お魚屋さんで安く売ってていつもより多めに買っちゃった!なんて時や、潮干狩りであさりをいっぱい捕ってきたときなどは一度に食べ切れませんからたくさん手に入って嬉しいものの保存方法にお悩みのかたもいらっしゃるかもしれません。
せっかくのあさりを「どんどん使っちゃえ」とばかりにムダに使うのもいやだし、連日あさり料理ばっかりっていうのも困りますからやはり食べるペースにあわせてうまく保存しつつ使いたいものです。
このページではあさりの砂抜き後もおいしさを保つための保存方法についてご紹介します。
あさり砂抜き後の保存方法は?
あさりを砂抜きした後はどんな風に保存すれば、鮮度を保ちおいしく食べることができるのでしょうか?
ここでは冷蔵・冷凍保存の方法についてご紹介します。
あさり砂抜き後の冷蔵保存の仕方
あさりの砂抜きをした時と同じ状態を保っていれば、冷蔵なんてしなくてもあさりはちゃんと生きているのでは?と思われるかもしれません。
でも常温ですと温度がちょっと心配なんです。
あさりに適した保存温度は10~15度くらい。
それに対しあさりの旬の季節は春ですから意外と気温が高いため、常温においておくとあさりが弱ってしまう心配があるのでちょっと危険が伴います。
(たまにゴールデンウィークあたりの時期で夏日になる日も出てくるくらいですからね)
秋冬の寒い時期以外なら気温が高いことが多いので、あさりは冷蔵保存がおすすめです。
・・・というわけで、さっそくあさりの冷蔵保存方法をご紹介します。
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まずはあさりの砂抜き・塩抜きが終わったら殻をこすり合わせてよく洗い汚れ落とし、新しい塩水に取り替えます。
水1リットルに対し塩30グラムの割合で作った塩水とあさりをバットに入れて、上に新聞紙をかぶせ冷蔵庫で保存します。
(ふわっとラップをかけるもしくはラップをして穴を開けておく方法でもOK)
あさりを入れるなら野菜室のほうが庫内温度が高いので保存にはちょうどいいです。
保存期間は1~2日程度を目安になるべく早く食べるようにしましょう。
食べきれないぶんは冷蔵ではなく冷凍保存しましょう。
あさり砂抜き後の冷凍保存の仕方
冷蔵しておく分を取り分けたら、残りは鮮度が高いうちに冷凍庫保存しましょう。
冷蔵のときと同じように、あさりの砂抜き・塩抜きが終わったら殻をこすり合わせてよく洗い汚れ落としをします。
ジップ付き袋にあさりを入れて金属性のバットに乗せ平らにし冷凍します(金属のものを使ったほうがすばやく凍るのでおすすめです)
あさりが1個ずつばらばらになっているので、食べるペースにあわせて少しずつ出して使っていきましょう。
下処理が終わっているあさりを冷凍ストックしておくとチョコチョコ使えてすごく便利です。
使うときは解凍はせず凍ったまま調理しないとうまく口が開かないこともあるので要注意。
例えば味噌汁にあさりを使う場合は、だし汁を沸騰させたところにあさりを凍ったまま入れて火を通してくださいね。
冷凍すれば3ヶ月くらいはおいしいまま保存できますので、あさりがたくさん手に入ったときはストックしておきましょう。
冷凍しておくと便利なだけではなく、実はうまみ成分もアップすると言われていますのでよりおいしく食べることができます。
それに冷凍するとあさりの組織が壊れてうまみが出やすくなっていますのでよりおいしく感じるかもしれません^^
冷凍保存をうまく利用すれば便利とおいしさというメリットがゲットできますね。
おわりに
あさりを冷蔵保存していると、中には死んでいるものも混じっていることがあります。
生きているかどうかをどうやって確認するのか・・・?
あさりが入っているボールを手でぐるっとかき回してみましょう。
生きているあさりはびっくりして口を閉めますが、ダメになっているものはそのまま口を開けていますのでこの方法で確認することができます。
あさりがだめになったのに気がつかずそのまま料理に使ったとしても、もしだめになっているあさりがあれば加熱しても口を閉じたままですので取り除けば大丈夫。
無理やりこじ開けて身を食べたりしないでくださいね(笑)