冬野菜の定番でもある白菜。
丸ごとはもちろん、半分だとしても結構大きいので食べきるまでに時間がかかりますよね。
きちんと保存していないと、最後のあたりにはしなびた~なんてことになってしまいがちです。
美味しさを保ったまま長持ちさせるには、どうしたらいいのでしょうか?
白菜の保存方法 長持ちさせるには?
白菜を保存するには常温・冷蔵・冷凍の3つのやり方があります。
■常温で保存するには?
冬の寒い時期で白菜丸ごとの状態なら、常温保存することもできます。
白菜の芯の部分に包丁で十字に切り込みを入れたら新聞紙でくるくるっと巻き、立てた状態で日の当たらない寒い場所に保存しましょう。
外葉は枯れたり汚れたりしていても捨てず、白菜の周りに巻いておくとラップ代わりになって白菜の水分を保ってくれますので活用してください。
保存場所には日光が当たらない、玄関や廊下など5~10度を保てる涼しいところを選んでください。
保存環境が適切なら2~3週間程度は大丈夫です。
ベランダなどに置く場合ですと寒い日は白菜が凍ったりしやすいので、新聞紙を2~3重に巻いておくか置き場所をずらした方がいいかもしれません。
使う時は外側から1枚ずつはがしていくと、無駄なく使い切りやすいです。
■冷蔵保存するには?
冷蔵保存する場合はカットしたもの・丸ごとどちらもOKです。
新聞紙で巻いてからレジ袋などに入れて、冷蔵室に立てた状態で保存しましょう。
丸ごとの白菜なら芯の部分に包丁で十字に切り込みを入れておくと、成長が止まり長持ちさせることができます。
新聞紙が湿ってきたら交換すると傷みにくくなります。
レジ袋などの代わりにラップでもいいのですが、何度も巻き直しているとだんだんはがれやすくなるので注意してくださいね。
丸ごとのまま冷蔵した白菜なら1~2ヶ月は大丈夫。
ただ古くなるほど栄養や水分はどんどん失われますので、できれば1ヶ月以内に食べた方が良いです。
カットした白菜なら保存期間は1週間程度ですので、それ以上食べきるまでに時間がかかるようなら早めに冷凍保存しましょう。
■冷凍保存するには?
白菜は冷凍できるの?と思っているかたも多いかもしれませんが、もちろん可能です!
しなびるまで冷蔵庫で保存しているくらいなら、白菜がまだ新鮮なうちにさっさと冷凍しちゃいましょう。
生と比べると冷凍したものは食感に違いはあるものの、ストック野菜にしておくととっても便利です。
白菜は生のまま冷凍する方法と加熱してから冷凍する方法がありますが、個人的には生のままでOKだと思います。
白菜は水分が多いのでさっと茹でてから冷凍することでシャキシャキ感が残せるとされていますが、実際にやってみたところそんなに大差ないように感じました。
なのでここでは生のまま冷凍するやり方についてご紹介します。
白菜を一枚ずつはがしてよく洗いましょう。
冷凍したものをそのまま使う事になりますので、きちんと洗っておいたほうが気持ちよく使えます。
・・・でも白菜洗わない派なら、どーぞそのままで^^
ざくざくと使いやすいようにカットしたら、ジップロックなどチャック付きの保存袋に入れて空気を抜き冷凍庫で保存しましょう。
冷凍する際はアルミトレーなどに乗せると、早く凍らせることができます。
芯と葉っぱに分けて保存袋に入れて凍らせておくと、用途に応じて使いやすいです。
冷凍保存した白菜はくたっとしやすいので、生のまま使うより加熱調理が向いています。
使用する際は解凍せず凍ったまま使いましょう。
味噌汁なら煮立ったダシ汁に直接ドボンで大丈夫です。
おわりに
白菜を買うときはいつも丸ごとのままの大きいものを買うのですが、それだと冷蔵庫に入らないのが悩みのタネ。
なのでウチでは冷蔵庫に入る大きさになるまで、白菜の外側からどんどんはがしていきある程度小さくします。
はがした葉っぱは洗ってカットしその日使う分は冷蔵庫に取り置き、残りはジップロックに入れて冷凍保存します。
まずは冷蔵保存している丸ごと白菜からどんどん使っていき、それがなくなってから冷凍保存した白菜を使えば冷蔵庫に保存している白菜もわりとあっさり食べきることができます。
長持ちさせるのは大事ですが新鮮さを失えば美味しさも少なくなりますので、使うスピードに合わせてどう保存するかを決めた方がいいかもしれませんね^^