ちょっとしたおかずやお弁当に重宝するちくわ。
うまみもありいいダシにもなるので、お肉の代わりに使ったりすることもありますよね。
便利食材のちくわですが、難点は日持ちしないこと。
練り物系は悪くなりやすいので、買いだめして冷蔵庫に入れておくのにも限界があります。
それなら冷凍すればいいのでは・・・?
カチンコチン状態でストックしておければあと1品!って時もささっとできちゃいますが、ちくわの冷凍ってできるんでしょうか?
ちくわは冷凍できる?
まずは本題のちくわの冷凍の是非が気になるところですが・・・冷凍OKです!
凍らせてもちくわ独特の弾力にはそれほど影響ないので、おいしさの面でも許容範囲内。
というか、ウチではフツーに冷凍していますので大丈夫。
冷凍保存のやり方は簡単。
ちくわを1本ずつラップに包んでから、ジップロックなどのチャック付き保存袋に入れて凍らすだけ。
丸ごとのままでもいいし、すぐ使用できるように好きな大きさにカットしてから冷凍してもいいです。
カットして冷凍したちくわは丸ごとのままに比べると断面が多くなる分乾燥しやすいというデメリットがありますので、なるべく早く使うようにしてくださいね。
また、未開封のちくわなら買ってきた袋ごと冷凍庫に入れちゃっても大丈夫です。
安売りなどで多めに購入したときは、そのまんま冷凍庫に放りこんじゃいましょう!
袋ごと凍らせても、隣どおしがくっついて取れない!って事も起こりにくいので心配ないです^^
ちくわの冷凍保存期限は?
冷凍したちくわは、どのくらい日持ちするかも気になるところ。
冷凍庫の状態にもよりますが、1ヶ月以内に使うようにしましょう。
霜がびっしりになったりニオイがついてしまうと、せっかくのちくわが台無しですからね^^
ちくわの冷凍 美味しい使い方は?
冷凍保存したちくわはどのように使ったらいいのでしょうか?
基本的には冷凍庫から出して解凍せず、スープや炒め物などにそのまま加えて加熱料理に使用できます。
カットした状態で冷凍したものなら、そのまま汁物などにドボンでOK。
1本のままのちくわなら冷蔵庫に移してゆっくり解凍するか、常温で自然解凍してください。
それほど時間もかからず半解凍くらいの切れる状態になりますので、すぐに使えます。
ちくわに限らず冷凍解凍した食材は傷みやすいので、その日のうちに消費するのが美味しさと安全のためのポイントです。
解凍方法がわかったところで、今度はどんな料理に使ったらいいのか?も気になるところ。
ウチで人気のあるメニューをご紹介しますね。
■ちくわの肉巻き
ちくわを冷凍したなんて思えないほど美味しいのが、ちくわの肉巻き。
簡単なのにボリュームもあり、おかずにもお弁当にも使える1品です。
ちくわの穴にチーズを詰めたら、ちくわの周りに豚肉のスライスをクルクル巻いてフライパンでジューっと焼きます。
味付けは照り焼きっぽくしてもいいし、焼き肉のたれをさっとからめてもOK。
ちくわの照り焼きは定番ですが、肉を巻くと一気にパワーアップ!して夕食のおかずとしても使えちゃいます。
豚バラやロースなどお好みの部位を選んでくださいね。
■ちくわの焼き鳥風
ちくわでねぎまのような焼き鳥を作っちゃいましょう。
まずはちくわを縦横半分にカットして1本を4等分にします。
長ネギは適当な長さにしてぶつ切りにし、ちくわとネギを交互に串に刺して焼きます。
フライパンで焼くと簡単です。
しっかり火が通ったら焼き鳥のたれをからめて完成~。
おつまみにもぴったりのヘルシーおかずです。
■ちくわのアスパラベーコン巻き
居酒屋の定番でもあるアスパラベーコンですが、ちくわを使ってさらにパワーアップ。
普通はアスパラをベーコンで巻きますが、ちくわの穴にアスパラを詰めてその周りにベーコンをぐるっと巻きましょう。
これだとアスパラがベーコンから外れてしまう心配もないです。
ちくわとベーコンの塩気があるので味付けなしで簡単です。
■ちくわの卵焼き
ちくわの丸みと長さを利用して作る卵焼き。
ちくわを芯にしてクルクル巻いてつくるので、料理初心者さんでも作りやすいんじゃないかなと思います。
通常の卵焼きよりも噛みごたえ・食べごたえがアップ。
ちくわの穴にチーズを詰めます。
いつもの卵焼きをつくる要領で卵液を用意します。
卵焼き器またはフライパンなどを使って、ちくわを芯にして卵液を流して巻き付けるを繰り返します。
しっかり冷めてからカットした方が、ボロボロにならずきれいに切れます。
おわりに
ちくわってあると何かと便利です。
安売りすることも多いので、2~3個まとめて買って冷凍ストックしておくといざという時に使えますしね。
ワタシが冷凍解凍したちくわを使う時に注意していることは、加熱せずそのまま使うなら調理後数時間以内に食べるおかずにしお弁当なら必ず加熱調理して使うって事です。
解凍したものは傷みやすいので、時間をおいてから食べるお弁当に入れるなら生のままではやっぱり心配。
炒め物や煮物など、ちょっと濃いめの味付けにして使っています。
便利さももちろん大事ですが、傷みやすい練り物は衛生面の安全も考えて調理しましょう^^