このページにはプロモーションが含まれています

鉄のフライパンがくっつかないようにする方法は?

生活

料理のプロたちも愛用している鉄のフライパン!
鍋振りしつつ高温でジャジャっと炒め物をするのはカッコいいですよね^^

鉄のフライパンで料理を作ると料理の味も良くなるなんて話も聞きますから家庭でも使いこなせたら・・・!と買ってみたものの、肉や卵がくっついてどうしようもない~とお悩みの方も多いようです。

このページではどうして鉄のフライパンだとくっついてしまうのか?その原因をはじめ、くっつかなくする方法や焦げ付いたときの落とし方についてご紹介します。

スポンサーリンク

鉄のフライパンがくっつかないようにする方法は?

ちゃんとやっているはずなのに、フライパンに餃子がベッタリ・肉が焦げたりするとかなりイライラ!

こんなことが続くと鉄のフライパンなんて買わなきゃよかった・・・と後悔してしまいますね。

鉄のフライパンはどうして食材がくっついてしまうのか?
その原因と対処法を見ていきましょう。

■しっかり温める

新しい鉄フライパンの使い始めにはしっかりと火入れをして酸化皮膜を作り、油ならしをしましたよね?

それでもくっつくという場合は、もしかしたら「吸着水」と呼ばれるものが原因かもしれません。

鉄などの金属は水になじみやすいという性質があるため、鉄のフライパン表面には「吸着水」と呼ばれる水分がついています。

この吸着水をそのままにして焼いてしまうと、食材がくっついてこびりつく元になります(特に肉卵などタンパク質系のもの)

食材がくっつかないフライパンにはテフロンやフッ素などの樹脂加工をすることで、吸着水を気にする事なくつかえるというわけですね。

・・・ということは、鉄のフライパン表面にある吸着水を退治すれば「くっつく」お悩みを解決出来そうです。

フライパンにくっついている吸着水を取り除くためには、火にかけてしっかりフライパンを加熱すればOK。

でも乾かす程度に温めるのでは吸着水はとれませんので、ほんの少し白い煙が出るくらいまで火にかけるのがポイントです。

フライパンに水を落としてみて、玉のようにコロコロ転がるのを目安にしてもいいです。

白い煙が出ているのにそのまま加熱し続けると、今度は黒い煙が出てフライパン自体を痛めてしまいますので火にかけたら適温まで目を離さないようにしましょう。

ほんの少し白い煙が出るくらいまで温めればフライパンの吸着水が蒸発しますので、今度は油を入れて「油返し」をします。

フライパン全体に油を行き渡らせたら余分な油をオイルポットに出したら完了です。

足りなければ油を適量入れて、熱で油がゆらゆらしたら食材を入れてOKのサインです(この状態で180度くらいになっています)

ついめんどくさくなっていい加減に温めた状態で油を入れて料理をしてしまうのが失敗の元ですから、フライパンはあせらずしっかり加熱してください

これでどんな食材もくっつくことなくスルリと剥がれるようになります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

鉄のフライパン 28cm PZ001 リバーライト 極 JAPAN ガス火・IH…
価格:7020円(税込、送料無料) (2017/7/29時点)

■火加減に注意

鉄のフライパンで料理をするときに火加減はどれくらいにしていますか?

中華料理屋さんのイメージですとガス火全開でフライパンから火がはみ出るほどの強火で炒め物などをするのが美味しい料理のコツのような気がしますが実はそうでもないのです。

鉄のフライパンは熱の伝導率がいいので、先ほどご紹介した方法で油返ししたフライパンなら弱火から中火くらいで十分です。

食材の温度や量に見合った火加減にせず、やみくもに強くしてしまうと焦げ付く原因になりますので注意してくださいね。

■洗い方に注意

鉄のフライパンは使うほどに油がなじみどんどん使いやすくなることから、育てるように大切に手入れして使う方も多いですよね。

でも何の知識もなく普通のフライパンや鍋と同じような感覚で使ってしまうとマズイです。
その中でも一番気をつけたいのは洗い方。

料理に使って汚れるたびに洗剤をたっぷり付けてゴシゴシ洗ったり、スチールや金だわしでこすっていませんか?

こんな洗い方をしているとフライパンにせっかくなじんだ油がこそげ取られてしまい、いつまで経ってもくっついたり焦げ付くフライパンから抜け出せません。

鉄フライパンを使ったあとはキッチンペーパーや新聞紙を使って汚れを拭き取ってしまいましょう。
熱いうちにやれば汚れはスルッと落ちやすいですので料理後すぐにやるのがおすすめ。

これで汚れのほとんどは取れていますので、あとはお湯で流しながらたわしやスポンジで軽く洗えばOK。

基本的に洗剤を使わないで洗った方がいいのですが、もし汚れやニオイの強いものを料理したときは洗剤で洗いましょう。

それまでなじんだ油は多少取れてしまいますが、鍋をしっかり乾かす・温める・油返しをするなどきちんと手入れをしていけば元に戻ります。

何が何でも洗剤を使わない!というのではなく、鍋の状態によっては洗った方が清潔に保てる場合もありますから洗剤を使う・使わないの選択は臨機応変で行きましょう。

おわりに

うちにはテフロンと鉄のフライパン両方あるのですが、ノンオイルで仕上げたい料理を作る時はテフロン・餃子などパリッと焼きたいものには鉄を使うというようにそれぞれ使い分けています。

朝お弁当のおかずを作る時はさっと汚れを拭き取るだけで次のおかずが作れるテフロンが活躍してくれますので、どちらも便利に使っています。

用途に合わせて使えば、寿命が短いと言われているテフロンフライパンもかなり長持ちしますよ^^