とんかつなど揚げ物のつけ合わせやサラダなどイロイロに使われるキャベツの千切り。
簡単なようでいてやってみると意外と難しいので、千切りキライ!なんて方も多いようです。
お店みたいにふわっと柔らかく、口当たりの良いキャベツの千切りを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
このページではおいしいキャベツの千切りの方法をはじめ、作ったあとの保存方法などについてもあわせてご紹介します。
キャベツの千切りの方法は?
キャベツの千切りが硬い・太くてごわごわするなど、自分でやってみるとキャベツの千切りって難しいんだな~と実感するかもしれません。
お店の千切りキャベツと何が違うの?!と思ってしまうほどの差にびっくりしますよね。
たまにしか料理をしない人ならそう感じるはもちろんかもしれませんが、プロの料理人だってキャベツの千切りが苦手って人もいるんですよ(友人です)
先日たまたま行ったとんかつ屋さんで、お皿に盛られたキャベツの千切りをガン見してきましたがめっちゃ細いしふんわり柔らか!
たぶん機械で切っているのだと思いますが、ホントにきれいなのでうちにも同じ機械が欲しいなあ~なんて思ったくらい^^
家庭でもお店のようにおいしいキャベツの千切りを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
まずキャベツの千切りの前に確認しておきたいのは包丁が切れるかどうか。
切れない包丁を使っていると、余計な力が加わりキャベツの千切りが細く切れないですし手を切る元です。
良い機会なので研いでよく切れるようにしましょう!
キャベツの千切りをふんわり仕上げるには?
家庭でやるなら、キャベツの葉っぱを1~2枚ずつ使い千切りするのがやりやすいと思います。
(1)まずはキャベツの外葉を取り硬いのは捨てたら、外側から1~2枚はがして洗いましょう。
葉っぱが大きめなら1枚で、小さめなら2枚使って千切りします。
(2)包丁で切り込みを入れて芯を取り除き、キャベツの葉を縦半分にカットし繊維の方向をそろえて2枚重ねます。
(3)キャベツの繊維を横になるようにまな板に置いたら、そのままくるくる巻きます。
ロール状になったキャベツを左手で押さえ、右手に持った包丁で1ミリ幅にカットしましょう。
キャベツの繊維を断ちきるようにカットすることで柔らかく仕上がります。
切り落として起きたキャベツの芯は厚みを半分にしてから薄くスライスします。
これでキャベツの千切りができました♪
キャベツの千切りは洗う?
細~~くカットしたキャベツの千切り。切った後は洗うのか?それともそのまま食べるのでしょうか?
先ほどご紹介した方法では、千切りをする前に一度きれいに洗っていますので「汚れを取る」という点ではやらなくても良いです。
でも冷たい水に1~2分さらすだけでしゃきっと食感も良くなりますしキャベツ独特の青臭さが抜けて食べやすくなります。
その青臭さが好きなキャベツ好きの方ならやらなくてもイイ行程ですが、個人的にはさっと水を通した方が好きです。
切り口から栄養が抜けてしまうのでは?という心配もありますが、1~2分さらすだけならわずかですので気にしないで大丈夫です。
・・・というわけで、キャベツの千切りを洗うかどうかは自分の好きなように選択してくださいね^^
もしもキャベツをブロックで丸ごと千切りした場合はカットしたあと洗った方がいいです。
キャベツの根元や葉は結構汚れていますのでしっかり洗って使いましょう!
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キャベツの千切り 保存方法は?
キャベツの千切りが上手にできるようになると、楽しくて食べる以上に作ってしまうことありますよね。
千切りしてしまうと空気に触れる面が大きいのでどんどん酸化するため劣化が早く、水分が抜けてパサパサになったり色が変わりやすいです。
余ったキャベツの千切りはどうやって保存すればいいのでしょうか?
■水+お酢
ボールに水と少量のお酢を入れたものを作り、そこに千切りキャベツをくぐらせてからしっかり水を切りタッパーまたはチャック付きの袋で保存しましょう。
翌日には食べきってくださいね。
■冷凍する
食べきれないほどたくさんあるなら冷凍しちゃいましょう。
キャベツの千切りをしっかり水切りしたら、チャック付きの袋に入れて平らにし冷凍保存。
解凍すると食感が変わってしまいますのでサラダ用には向きませんが、味噌汁の具やお好み焼きなどにはぴったり!
解凍せずそのまま使えるのであると便利です。
2週間程度はおいしく保存できます。
おわりに
キャベツの千切りって調子に乗ってサクサク切っていると、こんな食べられないわ~ってくらいガッツリ作ってしまうことあります。
でも栄養を損なわないためにも、食べる分だけカットするようにしてくださいね。
キャベツは胃の修復をしてくれるなど体にとっても良い働きをする食べ物なので、その効能を逃さず採り入れる食べ方をしましょう^^