スーパーで買ってきたときは、たしかに緑色だったブロッコリー。
冷蔵庫で保存しておいたら、茶色っぽく変色していてびっくりした!なんてことありませんか?
こちらのページでは、ブロッコリーが緑色以外に変色していても食べられるのか?についてご紹介します。
腐っているときの見分け方や、鮮度が落ちない保存方法についてもお伝えしていきます^^
ブロッコリーが茶色でも食べられる?黄色や紫は?変色した原因は?
ブロッコリーはなぜ変色してしまうのか?
ブロッコリーをよーーく観察してみると、小さくて丸い粒々がたくさんあります。
これは何と花のつぼみ!
ブロッコリーは収穫後もまだ呼吸していますので、つぼみから花を咲かせようとします。
そのためつぼみの段階では緑色をしていますが、つぼみが膨らんだり開くと黄色に・さらに進むと茶黒く変色します。
だから保存していくうちに変色が起こってしまうのですね^^

花瓶に飾っていた切り花が、つぼみから花が咲きやがて枯れていくのをイメージするとわかりやすいですね
ブロッコリーが茶色くなっているのは食べられる?
ブロッコリーの一部分が茶色くなっているくらいなら、そこを取り除けば食べられます。
全体的にが茶色くなっている場合は、かなり劣化していますので残念ですが処分しましょう。

茹でたらブロッコリーが茶色くなってしまったものは、茹ですぎて色素が落ちただけなので食べられます^^
ブロッコリーが黄色なのは食べられる?
黄色く変色したブロッコリーは、つぼみが膨らんだり開いた状態なので食べられます。
ただし新鮮さや美味しさという面では、すでに食べごろを過ぎていますのでなるべく早く使い切りましょう!
紫のブロッコリーは食べられる?
ブロッコリーが紫色でも食べられます・・・というより「買い!」です^^
ブロッコリーが寒さから身を守ろうとして、「アントシアニン」と呼ばれる成分を出すことによって紫色になります。

アントシアニンはブルーベリーや紫芋などにも含まれる成分で、目に良いとされています
紫色のブロッコリーは緑色より甘みがありとても美味しいので、緑より紫を選ぶのが正解です♪

加熱すれば普通の緑色に変わるので、見た目的にも問題ナシ
【八百屋からのお願い】
この時期のブロッコリーは
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!紫色は寒さに当たった証。
ブロッコリーは寒さに当たると甘くなります。(キャベツも同じ)
なので紫のモノがあれば心の中で小躍りしてカゴに入れましょう。 pic.twitter.com/BloX03HkZB
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) February 26, 2022
茎に黒茶の斑点があるのは食べられる?
ブロッコリーの茎部分に黒茶の斑点が出ていることがあります。
これは寒暖差によるストレスや肥料の与え過ぎなどが原因で起こります。
ポリフェノールが酸素と反応し黒くなっているだけなので、食べても大丈夫ですし味も変わりません。

ストレスなく育っているブロッコリーのほうが良品ですので、スーパーで購入するときは斑点のないものを選んだほうがいいです。
ブロッコリーが腐っているかどうかの見分け方は?
ブロッコリーが腐っているかどうかの見分け方をご紹介します。
食べられるかどうか迷う時でも、しっかり判断できるポインを5つを見ていきます。
黒ずんでいる
ブロッコリーが黒ずんでいたら要注意。
黒すす病やべと病にかかったものは食べられないので、残念ですが処分するかお店で交換してもらいましょう。
収穫が進むブロッコリー畑。
☔☔の影響で、花蕾腐敗が半数以上になってきました。😰
黄色いのが、死花。
黒ずんでいるのが、黒腐り、黒すす病、または、べと病。
割ってみると奥まで腐っています。もちろん出荷🆖です。😢 pic.twitter.com/a0KY5lixBn— やさいや🥦 (@sn_m12d14) October 18, 2017
茎の中まで腐っている
ブロッコリーの茎の中が空洞になっているものは、急激に成長したために起こっているだけなので腐っていません。
腐っている場合は、空洞の中まで黒っぽく変色が見られます。
#ブロッコリー
花蕾はしっかりしてるのですが、収穫してみると茎が腐ってる💦💦
10月の大雨と日照不足の影響はまだ続きそうです。。 pic.twitter.com/MNvZaE7VPx— Nacos the Broccoli farm (@NacosThe) November 11, 2019
カビが生えている
ブロッコリーにカビが生えているものは腐っています。
白カビ・黒カビなどがないかチェックしてから買うようにしましょう。
ぬるっとする・溶けている
ブロッコリーの表面や茎を触ったときに、ぬるっとした感触があったり溶けているときは腐っています。
異臭がする
腐っているブロッコリーは、異臭がします。
以前私が購入したブロッコリーは、とても酸っぱい臭いがして白カビが生えていました!
ブロッコリーの新鮮さをキープする保存方法は?
ブロッコリ―は傷みやすいので、ひと手間かけて保存すると良い状態をキープできます。
冷蔵・冷凍それぞれご紹介しますので、使用頻度やペースに合わせて試してみてください^^
冷蔵保存する方法
ブロッコリー全体を、新聞紙やキッチンペーパーで包みポリ袋に入れます。
茎を下にして立てた状態で冷蔵庫で保存してください。
牛乳パックやペットボトルを半分にカットしたものを利用すると、簡単に立てて保存できます。

保存期間は4~5日が目安です。
冷凍保存
食べきるまで時間がかかりそう・・・という場合は、買ってきたらすぐに茹でて冷凍保存しておくと安心。
冷蔵庫でどんどん古くなってしまうより、さっさと冷凍したほうが新鮮さをキープできます。

やり方は簡単。
小房に分けたブロッコリーを固めにゆでて引き上げ、熱が冷めたらジップロックに入れて冷凍保存しましょう。
必要な時に冷凍のままさっと使えてとても便利です。
冷凍したブロッコリーは、歯ごたえの良さは失われてしまうので加熱料理に使ってください。

保存期間は一か月以内が目安です
おわりに
ブロッコリーの変色についてご紹介しましたがいかがでしたか?
紫色のブロッコリーが美味しくて栄養豊富というのは、あまり知られていない話かもしれません^^
美味しい野菜の目利きができると購入後の日持ちも違いますので、良いものをしっかり選ぶようにしたいですね♪