ちょっと癖になるヌルっと感がおいしいわらび。
うまくあく抜きできるかなあ・・・と考えると不安になりますが、年に一度の旬の味を食べておきたいですよね。
わらびのアク抜きを失敗した!なんて話もよく聞きますが、勝手にやり方を変えたりしなければちゃんと下ごしらえができますので大丈夫。
このページでは初心者さんでも簡単にできる、わらびのアク抜き方法についてご紹介します。
わらびのアク抜き方法は?
美味しいけど・・・食べたいけど・・・あく抜きが自信ない~。
初めての方はもちろん、一度失敗してしまうとやるのが怖くなってしまいますよね。
わらびのあく抜きには、重曹・米ぬか・小麦粉・ベーキングパウダー・灰・米のとぎ汁などを使ったやり方があるのですが、ここでは「重曹」を使ったあく抜きをご紹介していきます。
■わらびのあく抜き 重曹を使ったやり方は?
わらびをよく水洗いしたら、根元の固い部分と先端のくるっと丸まったところをカットします。
先端はあくが強いですし、加熱するとぼそっとした感じになりますので取り除いておきましょう。
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わらびが余裕で入るくらいの大きめの鍋にお湯を沸かして火を止めます。
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5~10分放置しお湯の温度が落ちついたところで重曹を入れて溶かしたら、わらびを鍋に入れて浸します
お湯は90度くらいを目安に少し冷ますことと、わらびがお湯から出ないようにするのがポイントです。
また、沸騰しているところに重曹を入れるとぶわ~っと吹きあがりますので怖いです。
なので「鍋は大きめのものを使い、沸騰直後に重曹を入れないようにすることで防げますので注意してやってみてください
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鍋のフタをしないでこのままわらびを重曹液に半日放置しておくと、水があくで黒くなりますのでここでいったん捨てて新しい水に取り換えます。
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このあとは1~2回水を入れ替えてアクを抜いていきましょう。
あく抜きが終わった後すぐ料理に使わない時は、タッパーにわらびと水を入れて冷蔵庫で保存してくださいね。
わらびのあく抜き 重曹や水の量は?
先ほどの工程でわらびのあく抜きのやり方は終わりですが、あく抜きに関するポイントについてもおさらいしておきましょう。
重曹を使ったわらびのあく抜きのポイントは「重曹の量」。
重曹は水に対し1%より少なくするのが大事です。
重曹が多すぎればわらびがドロドロに溶けてしまうこともありますし、逆に少ないとあくが抜けきれないんです。
なので適当にやったりせず必ず分量を量リ、1パーセント以下になっているかどうか確認してくださいね。
重曹は小さじ1が3グラムくらいですから、水1リットルなら小さじ3が入れてもよい最大量になります。
実際に使う量はこれよりも少ないくらいの量で十分あく抜きできます。
私がいつも買う八百屋さんではわらびは300グラムくらいなので、水は1リットル・重曹小さじ1~2杯の分量でやっています。
直売所などで売られているわらびの場合はすごく新鮮であくが少ないので小さじ1で、鮮度が落ちてあくが強そうだなと思うわらびなら小さじ2にしたりとその時によって変えています。
また、水の量はわらびの倍量が必要最低量です。
わらびが300グラムなら600CCは必要ってことになりますね。
重曹水に浸した時にわらびが水面から出ないように水の量は適度に増やしてください。
わらびのあく抜きができたか確かめるには?
わらびのは端っこの方を試しに切ってみてネバっとした感じになっていればOK。
よくわからない!って時はちょっとかじってみると、あくが抜けたかどうかがすぐにわかると思います。
わらびのあく抜き失敗したら?
先ほどご紹介した方法ならあく抜きができていないということはあまりないとは思うのですが・・・重曹が多すぎたりわらびを浸けるお湯が熱すぎたなどが原因でわらびが溶けてしまった!なんてことが起こる可能性はあります。
そんな時のリカバリー方法は、包丁でたたくことです。
若干溶けぎみのわらびならそれをいかしてとろろのようにしたらめんつゆを混ぜてご飯にのせて食べてもいいし、納豆に混ぜたりすりおろした山芋と半々で混ぜ合わせてもおいしいです。
失敗してもそれなりに美味しく食べることができますので大丈夫です♪
おわりに
わらびのあく抜きには色々な方法があるのでどれでもいいのですが、手に入りやすく簡単にあく抜きができる重曹によるやり方をご紹介しましたがいかがでしたか?
お手軽な材料であく抜きするなら小麦粉はやりやすい反面、あく抜きを失敗したという話をよく聞くのでので今回は重曹のみにしました。
重曹は食品用や掃除用などがありますが、食品用を買っておくとわらびのあく抜き以外にも使えるのでおすすめです。
手作りのおまんじゅうやソーダブレッドなどイーストを使わないクイックパンなどに使ってもいいですね^^
食べ物だけではなくお掃除にも使えますので重曹を常備していきましょう!