りんごは1年中スーパーで手に入りますが、やっぱり旬の味わいは別格ですよね^^
しゃきっとした食感とスッキリとした甘さは、年代問わず誰にでも好まれるおいしさです。
でもリンゴって保存方法が良くないと、あっという間にフカフカになってしまいます。
このページでは、リンゴの新鮮なまま長持ちさせる保存方法や保存期間についてご紹介します。
りんごを長持ちさせる保存方法は?
リンゴはあのシャキシャキ食感が醍醐味なのに、ちょっとその辺に数日放置しておいただけで別物になってしまうことがあります。
いただき物で大量にもらったときや箱買いした場合は、嬉しい反面傷まないうちに早く食べる必要があるのでちょっと焦りますね。
どうやって保存すれば最後までおいしさを保つことができるのでしょうか?
常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法についてみていきましょう。
■常温保存
リンゴがたくさんあって冷蔵庫に入らないという場合は、必然的に常温保存になります。
リンゴは果物の中でも日持ちするとはいえ保存温度は18度を超えると急激に傷みやすく、その影響を受けてどんどん味が落ちてしまうんです。
寒い冬の時期ならある程度おいしさを保つことができますが、18度以下で温度変化が少なく直射日光が当たらない涼しい場所で保存するのが最低条件となります。
なのでリンゴを常温で保存できるのは、実質冬だけと考えておいた方がいいです。
常温で保存するなら買ってきたまま置いておくのではなく、長持ちさせるひと工夫をしましょう。
リンゴを1個ずつ新聞紙で包むかラップでぴっちりと包みます。
それをレジ袋などのビニール袋に入れて空気を抜き輪ゴムで口を縛ったら完成。
リンゴの水分が蒸発しないように密閉するのがポイントです。
ただどんなに完璧に準備をして涼しいところに置いて常温保存したとしても、やはりもぎたてのおいしさを長期間保つのは難しいです。
すぐに食べる分は常温保存にし、食べるのが1週間以上後になりそうな分は冷蔵庫での保存がおすすめです。
次の項目で冷蔵庫保存のやり方を見ていきたいと思います。
■冷蔵保存
リンゴの保存は常温でもできるというものの、基本的には冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
やはり温度をほぼ一定に保ちながら保存できるので、リンゴの劣化も遅らせることが出来るんです。
ではさっそくリンゴの冷蔵保存の仕方を見てきましょう!
リンゴを冷蔵保存するための下順備は先ほどご紹介した常温保存とほぼ同じ。
リンゴを1個ずつラップで包み、それをレジ袋などのビニール袋に入れて空気を抜き輪ゴムで口を縛ったら完成。
新聞紙でなくラップを使ってしっかり包んでください。
しっかりと密封しておかないとリンゴからエチレンガスが出て、同じ冷蔵庫内にある果物や野菜の鮮度にも影響を及ぼしてしまう心配がありますのでぴっちりと包んで保存するのがポイントです。
これを冷蔵室に入れて保存しましょう。
冷蔵室がいっぱいなら野菜室でもOKです。
野菜室ですと保存温度は高くなってしまうので日持ち日数も若干の影響があるかもしれませんが、同じように一定の温度で保存することができます。
リンゴを巻いたラップに水滴が付くようなら、取り出して水分を拭き取り再度同じように巻いてください。
濡れたままにしておくと傷む元になりますので、たまに野菜室から出して確認すると良い状態が保ちやすいと思います。
■冷凍保存
リンゴは冷凍保存することもできますが、リンゴ本来のシャキシャキ食感は失われてしまいます。
でもスムージーやジュース・ジャム作りなど何かしらの加工をして使うぶんには問題ないので、冷凍して後で何かに使うのにストックしておけばとても便利です。
リンゴは丸ごとのまま・カット・すりおろしなど好みの状態で冷凍可能です。
冷凍したものをあとで何に使うかによっても違いますが、個人的にはくし形にカットするか、いちょう切りにしたものを冷凍保存しておくと便利かなと思います。
丸ごとのままだと使いにくいですし、すり下ろしリンゴは便利である反面茶色く褐変してしまいますので食欲をそそられませんしね。
くし形ならすり下ろすこともできますし、いちょう切りならジュース類を作るときにミキサーにもかけやすいです。
カットしたものはジップロックに入れて平らにし、冷凍庫に入れて凍らせればOKです。
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りんごの保存期間はどれくらい?
ここまでで常温・冷蔵・冷凍による保存方法についてご紹介してきましたが、期間はどれくらい持つのでしょうか?
■常温なら?
常温の場合で18度を超える環境なら、1週間も経たないうちに傷んでしまいます。
夏はホントに持ちません!
常温でも冬場の玄関など涼しい場所で保存した場合は、数週間~1ヶ月週間程度はおいしさを保つことができます。
■冷蔵庫保存なら?
冷蔵庫保存の場合は日持ちは1ヶ月くらいが目安となります。
■冷凍庫保存なら?
冷凍保存の場合は1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。
これ以上の期間が過ぎたとしても腐るわけではないのですが、やはり冷凍庫臭くなりますし霜が付いたりするとどんどん品質が落ちますので冷凍といえど早めに食べた方が良いです。
■品種によっても差があります!
リンゴをなるべく日持ちさせたいと思うなら、長持ちしやすい品種のリンゴのを選ぶのも一つの方法です。
シナノゴールドやふじ・王林は長持ちすると言われています。
逆に日持ちしないと言われているのは、紅玉やつがる・むつ・ジョナゴールドなどです。
リンゴの大きさは大きいものよりも中玉くらいの方が、長持ちしやすいです。
一般的には早生種・中性種は日持ちしにくく、晩成種のリンゴは日持ちしやすいので保存状況に合わせて購入するようにしましょう。
おわりに
リンゴはすごく好きなのですが、フカフカになってしまった水分のないものが苦手。
なので日にちが経ってしまいりんごがおいしくなくなったときは、いつもコンポートやジャムにしています。
ジャムなら常温保存しておいても場所を取りませんし、コンポートなら毎日の朝食にヨーグルトと一緒に食べているうちにあっという間になくなってしまいますしね。
家庭で温度を一定に保つのって意外と難しいので、ある程度生でりんごを楽しんだら後は加工してゆっくり味わうのもなかなかよいものです^^
めんどくさいようですが、手作りのりんごのジャムはホントに美味しいのでぜひ挑戦してみてくださいね。