西日が部屋の中に入ってくると途端に暑くなりますよね。
夏なんて西日のせいでどれだけ部屋の温度を上げているかわからないくらい、その影響を大きく受けています。
涼しく快適に過ごすためには窓から入る強烈な西日を遮らないとダメ。
西日は間取りの構造上仕方ない・・・と暑くてもそのまま対策せずガマンしているご家庭も多いと思いますが、実は室内に入り込む日光は色々な悪影響もありますのできちんと対処した方がいいんです。
西日が当たることによって家具や壁の色が変わってしまったり、紫外線によるシミしわ・室内温度が上がることによる電気代(エアコンなど)のコスト増など恐ろしい事態が待ち構えています。
ここでは簡単に西日を遮るための3つの方法を見ていきたいと思います。
■西日対策 すだれの使い方
昔から使われているすだれ。
最近はその良さが見直されすだれを使っている家庭が増えてきたように思います。
季節になると100円ショップでも大量に売られていますので、手軽に試せるというものいいですよね。
すだれを使ったことがない人にとっては、見た目こそ涼しげにも見えますが西日を遮るほどの効果があるのかな~?なんて感じているかもしれません。
すだれのよいところは通気性と断熱性に優れている点です。
すだれには隙間がありますので風を通し熱がこもらないですし、中は空洞になっているため断熱効果が高いんです。
基本的にすだれは窓の外に付けるので、直射日光が当たることによってすだれの温度が上がったとしてもその熱は窓の外で放出されますので室内温度に影響はでません。
西日を防ぐためには窓のサイズに合ったすだれを選ぶのが大事。
100円ショップで売られているものは小さいものが多いので、上下に2つつなげるなどして窓全体をカバーできるように工夫してみましょう。
ちょっと作りが粗雑だったりもしますが、どんな感じかお試しで使うならいいかもしれません。
すだれをつけて快適だと感じたら、ちょっと作りのよいすだれをつけてもいいですしね。
すだれを取り付けるときのポイントは窓の外側に取り付け、窓との距離を10センチ程度あけるようにすると涼しい空間が広くなり風通しも良くなります。
また、窓だけでなくエアコンの室外機に直射日光が当たらないよう、すだれで日陰を作るようにすると冷房効率も良くなります。
すだれを付けているのとそうでないのとでは、西日による温度上昇にも差が出ますのでぜひやってみてください。
見た目もすずしげなので視覚的にもおすすめです^^
ただ、部屋によっては窓の外にすだれを付けるのはムリって時もありますよね。
すだれは窓の外に付けるのがキホンですが、窓の内側(室内側)に付けても効果はありますので試してみましょう。
西日対策 カーテン
西日は遮光カーテンで防ぐこともできますが、メリットやデメリットもあります。
遮光カーテンは西日を防ぐという意味ではかなりいい仕事をしてくれる反面、室内は真っ暗になります。
その名の通り「光を遮るカーテン」なので、カーテンから光が漏れることもないかわりに昼間なのに夜状態になってしまうんです。
昼間でも電気を付けるから問題ないという場合はおすすめ。
ちなみにワタシの部屋は遮光カーテンを引いているので昼も真っ暗ですが、西日が入るよりは暗くても涼しい方がいいので遮熱カーテンを愛用しています。
夏は西日や紫外線を防ぎ、冬は冷気を防いでくれますので遮光カーテンは1年中活躍してくれます。
西日対策 フィルム
窓に遮熱効果のあるフィルムを貼る方法もあります。
西日による強い紫外線を防ぐ効果はありますがフィルムを貼っても窓は熱を持ってしまい、それが室内にも影響することは確かなので遮熱フィルムだけで完全に防ぐ事は難しいです。
なので、最初にご紹介したすだれやカーテンとともにやると効果を発揮します。
施工は貼るだけなので簡単にできますが、賃貸住宅ならウルサイ大家さんもいますので簡単に剥がせるものやはがし跡が付かないタイプのものを選びましょう。
おわりに
西日ってホントにスゴイ強いですよね。
実家の自分の部屋は西日が入りまくりだったのですが、何も対策をしなかったので気がついた時にはタンスの色や壁が変色しててびっくりしたことがあります。
遮光カーテンくらいつけておけば、こんなことにならなかったのになあ~と今さらながら残念に思うこともありますので西日はしっかり防ぐようにしてくださいね。